精霊や魔物が存在し、人が魔術を行使するファンタジー世界に転生してしまった元高校球児。魔術を学ぶエリート校に入学したは良いものの、成績の方は落ちこぼれ。その特徴的な小さな体躯からつけられたあだ名は【ゴブリン伯爵】。同級生たちを見返してやろう
とちょっとしたルール違反に手を出した結果、精霊のようなものと名乗る3歳児の下僕にされるハメに……
だけど、その3歳児はいたずらが過ぎて地上へと落とされた掟破りの存在だった。
我が儘で食い意地が張っていていたずらが大好き。寂しがり屋で甘えん坊で何でも欲しがる3歳児に手を焼かされながらも、その小さな身体に規格外の能力と途方もない知識が秘められていることを知り、転生者モロニダスはひとりの女の子に追いつくことを決意する。
入学した時は隣にいたはずの少女。落ちこぼれた自分とは対照的にどんどん優等生として上り詰めて行く、この学校で知り合った最初の友達。将来を共にしたいと願った彼女と肩を並べるため、少年は遠ざかってしまった背中を追いかけて走り出した。
不思議な3歳児に手を引いてもらいながら……
※現在は週2回、月曜日と水曜日の正午に定期更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 12:00:00
3401459文字
会話率:55%
「私を読んでくれるんでしょ?」
僕という物語は、フィンという名前の一冊の本との出会いから始まった。
そいつは傍若無人でわがままで、人のいう事なんてちっとも聞かないひねくれ者なのに、寂しがり屋で甘えん坊で、よく僕に本を読むようにせがんだ
。
本は読まれて初めて存在を認められる。
彼女の願いはただ一つ。
散り散りになったフィンという物語を完成させ、それを読んでもらうこと。
――これは、誰にも読まれる事の無いはずだった彼女が、神話と呼ばれてゆく物語。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 01:52:15
4490文字
会話率:2%
就活中であった大学四年生の紅威 仁(あかい じん)は履歴書を書くときに自分を見つめ直したが、これといった特徴がないことに愕然とした。そんな彼は突如として心臓麻痺に陥り、命を落としてしまう。
気が付けば、そこは人の姿と化した多種多様な妖
怪、妖精、龍達が住まう剣と魔法の異世界。
仁はなんと吸血鬼の王様になっていた!
魔法や“グロワール”という一種族に一人しか顕現しない特殊な力を使い、バトルあり、メイドあり、そしてハーレム満載の異世界吸血鬼統治物語!
君 は もう、 人 外 無しに は 生きられない。
第一章はまだ序章。第二章からチートモードで本格的に物語が動き出します。
第三章はスーパーハーレムです。
旧題『ブラッディ・ロアー ~吸血鬼の王に弱点はほぼない~』
◆甘えん坊な主人公が覚醒して強くなり、使命を真っ当しようとする最中、ハーレムを構築していく物語。
<構成要素>
“子供になって可愛い女の子に甘えたい”
“おっぱい大好き” “なんでもしてくれる女の子”
“逆に甘えさせたい” “イタズラしたい”
“押し倒されたい” “ケモ耳、尻尾大好き”
“吸血鬼と神の最強ハイブリッド”折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-28 15:14:09
212559文字
会話率:32%
猫を拾った。名前はユキ。黒い目、茶色の毛。寂しがり屋で甘えん坊。雨の中捨てられていたのを拾った。僕と猫の日常は幸せだった。けどある日、僕は通り魔に襲われて死んだ。日常は脆くも崩れ去った。数週間後、ユキも僕のもとにやって来た。餓死したらしい。
他の飼い主を見つけられなかったのだろうか。まあいいや。さあユキ、また一緒に暮らす?首輪、新しいのを買ってあげるね。あの世にも色んなお店が……ユキ?そんなに鳴いて、何を言いたいの? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-12 13:39:29
2000文字
会話率:41%