大陸南路の17番『経』、宿の看板娘アシャは地図を描くのが大好き。
陽の国の庶民が地図に関わるのは大罪なので、アシャの趣味は誰にも秘密だった。
ところが都から将軍さまと、不思議な力を持つ異民族の少年たちが派遣されてきて、アシャの違法でも穏やか
だった日々は一変することに…。
地図推し元気娘アシャと、霊峰から巫者や戦士として特別な力を授かった少年たちの、地図をめぐる異世界ファンタジー冒険譚。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 10:20:09
135821文字
会話率:39%
みんな常宿の看板娘アドリーヌさんに恋をする。
俺もこの街に来た時から恋をしている。
中級冒険者となってもこの街から離れないのはアドリーヌさんがいるからだ。
※この作品はカクヨムにも掲載しています
最終更新:2022-09-27 21:32:54
3093文字
会話率:19%
『丘の上食堂の看板娘』の番外編です。
何かと騒動の多い丘の上食堂。そのお隣、ライナスの宿でも多少の騒動はあるようで。
ライナスの宿の娘、レムの日常と恋の話。
『丘の上』の裏話と、そちらでは語られないレムの恋の話がメインです。『丘の上』
で書いた内容は基本端折りますので、未読の方はよくわからない点も多いかと思います。
各キャラの宿での様子をレム視点で書きます。恋の話になってからは、お相手の性格上『丘の上』よりもベタ甘になりそうです。
一話分は基本短めです。
『丘の上』と同じ日付で読み進めるとネタバレする場合には前書きで注釈を入れますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 08:00:00
259993文字
会話率:30%
犬だった前世を持つ令嬢・ロザリンド(ロザリー)×侍女上がりの母親を持つ第二王子・アイザック(ザック)
気持ちを通じ合わせたふたりだが、アイザックに第一王子殺害容疑がかかり、
会えない状態が続く。
第一王子バイロン殺害の容疑で、軟禁状態と
なったザック。
そんな中、離宮で暮らしていた第二王妃カイラが、城に戻ることになった。
ロザリーは毒見係兼侍女として、一緒に城に向かうこととなる。
一方、第三王子コンラッドは、イートン伯爵の娘・クロエを手に入れるために、アンスバッハ侯爵に相談を持ち掛け……?
ロザリーとザックの恋の行方は――。
『家出令嬢ですが、のんびりお宿の看板娘はじめました』
『お宿の看板娘でしたが、王妃様の毒見係はじめました』
の続編となります。
三部作の完結編です。
この作品はBerry'sCafeにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 08:00:00
133403文字
会話率:47%
犬だった前世を持つ令嬢・ロザリンド(ロザリー)
×
侍女上がりの母親を持つ第二王子・アイザック(ザック)
重なり合ったふたりの恋は、やがて政治的な思惑に翻弄されていく。
「連れて行けるものなら、君を連れて行きたい」
「待っています
。ずっと……」
そう言いあって別れたはずが、ひと月もするとザックからの連絡が途絶える。
不安になったロザリーは王都に向かうことを決意するが……。
前作『家出令嬢ですが、お宿の看板娘はじめました』の続編となります。
この作品はBerry'sCafeにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 08:00:00
147414文字
会話率:44%
ロザリーことロザリンド=ルイスは十六歳の誕生日、事故に遭う。
二週間の眠りののち目覚めた彼女は、今までの彼女とは違っていた。
脳内には前世の記憶、周囲の香りをすべて判別できそうなほど鋭い嗅覚。
リルと言う名の犬の記憶を宿した彼女は、すべて
の記憶を取り戻すために旅に出る。
そしてロザリーが訪ねたのは、ある街の老舗のお宿だった。
新しい出会い、新しい生活。
そして、運命の出会い。
『俺は君に、傍にいてほしい』
この作品はBerry's Cafeにも掲載しています。
2019/4 ベリーズ文庫から発売された作品の原作となります。(改稿前のものです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 08:00:00
104087文字
会話率:44%
勇者に唯一の恋人を奪われた騎士、エデル。
彼は恋人を奪われたその時から、何かに取り憑かれたかのように戦場の前線に立ち続けた。
何時でも氷点下まで冷めきった顔、しかしエデルは幾度も撤退時には殿を務め、撤退する仲間に迫る敵軍の魔の手を食い
止めながらも、敵部隊を半壊させ、前線を維持するという偉業も何度も成し遂げる、軍人の鏡のような活躍をする。
表情は冷めきっていても、その手から救われた兵士、国民は数知れず、何時しかエデルは『救国の戦槍』と英雄と同様に称えられるようになった。
しかし、エデルはそれに喜びを示すことはなく、その日も戦場で殿を務め、且つ前線を維持する。
──戦うことしか、自分にはない
恋人が、何時か振り向いてくれるのを願って、エデルは今日も戦場で斧槍(ハルバード)を振るい続ける──が、心身ともに限界が近づき、遂にそれまで感情を押し殺していたエデルはある日、敵兵士の死体が転がる血生臭い戦場の中心で、感情吐き出したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-02 12:37:41
58102文字
会話率:35%