やちよの嫁ぎ先は、体が宝石と化して死ぬ「宝石病」にかかった華族の青年・桜花院唯月(おうかいんゆづき)。
やちよは呪いを引き受けて死に、後妻として義妹の市佳を嫁がせるためだ。
ところが唯月は「君に呪いを移すつもりはない」と言い放つ。
彼は自
らの余命を受け入れていて、やちよと距離を置く。
普段から仮面をつけている唯月。その下は、徐々にダイヤモンド化しているのだ。
桜花院家の使用人、幸子。
唯月と留学時代に知り合い、現在は主治医のヘルマン。
思惑を抱えるふたりによってやちよは少しずつ唯月に近づいて行く。
唯月の親友であり議員をしている正は、やちよに早く呪いを引き受けろと迫る。
やがてやちよは、呪いを引き受けるのではなく呪いを解こうと決意するが――
唯月が宝石病になった理由とは?
宝石病とは、何なのか?
余命を受け入れている唯月の真意とは?
四季織りなす、大正風純愛ファンタジー。
※カクヨムでも公開しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 17:30:00
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宝石病という奇病を患う少年シオヤ。
奇病が蔓延る社会で生きる意味を探す。
最終更新:2024-07-04 18:36:07
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宝石国と呼ばれている〈ラピティーア〉の第一王女"ラティア"は宝石の病と呼ばれている《治し方》が解明されていない病に侵されていた。そんな"ラティア"の病を治す為に〈ラピティーア国〉の国王"アル
ドア"は、宝石の病の治し方を知り得る青年"ディーク"を王宮に招き入れるが...
※カクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 23:17:13
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異世界にて体が少しずつ宝石になってしまう不治の病『宝石病』にかかってしまうオリハ。しかしその世界では人間は不老不死の種族だった。とある盗賊団に捕まり宝石を生み出し続けて20年が過ぎた。囚われの彼女を連れ出したのは、あるエルフ族の少年テディだ
った。その日から彼女の第2の人生が始まる.....!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-18 13:05:41
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