伝統校同士による運動部の対抗戦、定期戦。
【下高】で開催された大一番に【海高】バレー部のエースアタッカーとして出場した「俺」は、最終セット終盤、対戦校【下高】のセッター「奴」の無気力プレーに憤慨し、周りの反対も聞かず無理な交代を申し出て、
試合から去ってしまう。
無理な交代をしたことで、監督から反省を命じられた「俺」は、【海高】に戻され体育館内の部室で一人、部員達の帰りを待つことに。まんじりともせず待ち続ける「俺」の前に現れたのは、【海高】バレー部のキャプテンの若菜だった。若菜は「奴」を伴って帰って来ていた。「俺」の行動に納得がいかず、どうしても直接会って確かめたいことがあるという。
無人の体育館で対峙した「俺」と「奴」は激しく互いを罵り合う。そこで「奴」の語る無気力プレーの真相を聞き「俺」は愕然とする。実はそのプレーは、「奴」の無気力プレーではなく、「俺」の最高のプレーだったというのだ。一方で「奴」は「俺」が試合から去ったことに責任を感じ、謝罪しようとするが、「俺」に一喝され二人のわだかまりは解消する。
わだかまりは解消されたものの、自らの勝手な行動で、周りに迷惑をかけたことに落ち込む「俺」。
そんな「俺」を心配してくれた人達に、張り詰めていたものをぷっつりと切られてしまう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 07:42:29
29300文字
会話率:41%
過ぐる5月6日、日本大学と関西学院大学におけるアメリカンフットボール定期戦で関西学院大学QBが日本大学DLの反則行為によって負傷すると言う事象が発生しました。
私はこの問題に関心(憤り)を抱いた一成人に過ぎません。元より関係者ではあり
ませんし、特別な情報を入手できる立場でもありません。
ですが悪しき社会の縮図を見ている感を拭えず、社会の構成員(納税者の端くれ)として何もしないのも如何なものかと考え、メディアによって伝えらた情報と己が拙い経験を照らし合わせ、明日は我が身、決して他人事ではない、咄嗟のときに如何に振舞うべきかと言う点について拙文を認めます。
なお、拙文に対する批判反論は自由ですが、当サイト(「小説家になろう」の「シレン[ID:46569]」内「日大アメフト部の反則行為について思うこと ~危機管理って何だろう~」)外でそれを行う場合は必ず引用元アドレスを掲示されるようお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 03:40:07
4544文字
会話率:6%