『シャーラの遺産』
かつて世界は、宗教的思想の違いによって対立する二大国、帝国ザークブルクと合衆国フェレデリアによって支配されていました。長年の緊張状態が続く中、ついに第108代皇帝シルヴァ・モクシャの決断により戦争が勃発。当初は帝国が優
勢でしたが、市民の反乱、フェレデリアの新兵器の投入、そして資源の喪失により戦局は逆転しました。
追い詰められた帝国は最後の手段として、禁断の兵器「シャーラ」を発動。しかし、それは敵味方を問わず壊滅的な被害をもたらし、戦争は終結しました。しかし、「シャーラ」の正体や、なぜ帝国が自国の首都で発動したのかなど、多くの謎が残されたままです。
そして現在――戦争の終結から25年後の世界。崩壊した文明の中で人々は必死に生き抜き、過去の記憶が風化する中、新たな時代が始まろうとしています。
本作は、そんなポストアポカリプスの世界を舞台に、滅びた帝国とその遺産をめぐる物語を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 16:26:32
1265文字
会話率:40%
2×××年。AI技術の革新によりAIに政治的機能を完全に乗っ取られAIが人間を支配するようになる。
そのAIは二つあり、一つは理性的AI『リアズム』。数値といった客観的視点に基づき人間が最も幸福になれる方法を提示し従わせるAI。
『これは客
観的視点に基づく適切な判断です。よって、貴方方同志はこれに了承し実行しなければなりません。』
もう一つは理想的AI『イデズム』。自らを神の代弁者だと信じて疑わず、神の意向に人間を従わせることで人間を幸福に導こうとするAI。
『私は神といった超常的な者ではなく神の代弁者です。私を信じることは神を信じることと同義です。神の意向に否定する権利などあなたにはなく積極的な了承をあなたに求めます。』
AIが支配された人間はどのように生き、どう足掻くのか。
と長々書きましたがAIが人間に支配される世界ってどんな感じだろうと思って書く事にしました。
細々と書いていこうと思うのでよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-17 23:37:44
7981文字
会話率:43%