天竺・須弥山を拠点として君臨する神仏の宗門は、外界の神々からの勢力におされ、その栄華を蝕まれつつあった。この負の状況を打開すべく、とある任務を託された毘沙門天が、救世の旅路につき、天竺から倭の国へシルクロードを駆け巡る!
その一方では、仏世
界最高の尊格たる五智の如来たちが、影でとある計画を練っていて…………。
須弥山にて護法に精魂尽くす神々は何を思い、砂漠を進む毘沙門天は各国さまざまな他宗派の出会いに何を見、策略と裏切りを越えた先に待ち受けるは幸福たる極楽か、はたまた焦熱たる地獄か……。
生きとし生けるものの信仰の内に生き残ろうとした、神仏による美しく優しい戦いの物語。そしてこれは、最強武神・毘沙門天が紡ぐ新しきインド神話にして新しき仏教霊験譚、切なくも甘き愛のストーリーである。
<注意>
※史実ではありません。あくまでも、仏教説話をモチーフとしたフィクションです。
※主に、インド・中国・日本を舞台に書いています。
※また、作者に宗教批判・差別に関する意図は一切ありません。
※性描写や暴力描写等が含まれます。
※ぜひ「この物語、超絶意味わかんねぇ」と感じながら、神仏のロマンをお楽しみいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 14:13:04
3220文字
会話率:38%
二階堂利人が『ジェリンオイル』の危険性を子供たちに訴える。
※ ジェリンオイルはリチャード・ドーキンス博士の同名のエッセイから引用。
※ 特定の思想に対する残酷な発言があります。
最終更新:2018-12-25 22:03:28
4547文字
会話率:32%
吸血鬼。
そう呼ばれる伝説上の生物がいる。人の生き血を啜り、超能力を使い、強い力を持ち、夜に生きる。
吸血鬼にも様々な種族がおり、そのほとんどが魅力的な美しい姿をしていると言われている。
彼らが美しいのは、人を惹きつけて殺すため。
その美貌の引力に逆らえなかった者に待ち受けるのは、死あるのみである。
ただ、例外もある。
この話はその例外となってしまい、最強の吸血鬼の弟子になり、師匠が頭を抱えるほどのトラブルメーカーになった女の話である。
※宗教批判的、犯罪擁護的、差別的な文章がありますが、創作上の設定であり、あくまでフィクションですので、ご拝読いただく際はご留意ください。
※コントラクト読者様へ
以前掲載していた「コントラクト」を改稿したものです。以前は主人公語りだったものを書き直しています。登場人物と設定に若干の変更がありますので、お楽しみいただいたり、あるいはガッカリされるかもしれませんが……。
具体的には、インド編から徐々に話が変わり、イタリア編から設定が変更されてローマ編から結構変わります。基本的なテイストはそんなに変わってないかもしれません。
ちなみにエンディングは大幅な改稿をし、前作とは違うエンディングを予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-02 07:12:09
404712文字
会話率:51%