彼女は極度の認識障害を患っていた。
それも理論通り、間違いだと正しく認識した上の。
けれども見解がそれを良しとしないのか、今日も極度の認識障害が相見える。
あぁ、お前、夢を見ているのか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思わ
れたら申し訳御座いません。
注意事項2
耽美奇譚です。
カルペ・ノクテムに登場する、
アレニエの師であるシェーレはこれを患ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 18:25:32
1092文字
会話率:40%
レアンドル伯爵家令嬢リリアーヌは親友グレース姫の元婚約者デスタン侯爵家子息セドリックに嫁ぐこととなった。
グレースとセドリックの婚約解消の理由は不明。グレースも明かしてはくれなかった。
しかしグレースからリリアーヌはセドリックを「幸せにし
て差し上げて」と頼まれてしまう。
大切な親友の頼みとあれば、断ることはできない。
セドリックは失恋の痛手から明らかに立ち直っていない様子で、リリアーヌは歓迎されず、二人の間に子供は要らないとまで言われてしまう。
リリアーヌはそれを受け入れ、ただグレースとの約束を果たすためセドリックのことを知ろうとする。
二人には「グレースに勧められた本」という共通の趣味があった。
それを通じて次第に話をするようになるが、一向にセドリックは心を開かない。
それでもリリアーヌはグレースとの約束のためにデスタン侯爵家に居続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 12:04:40
49490文字
会話率:50%