普通を望む男子高校生・慎爺(しんじ)は、自由で温かな校風の私立・鵬桜条学園で、目立たずマイペースな日々を送っていた。
唯一の相棒、陽キャの龍一と「面白いことを共有する、関わらず傍観する」という“協定”を結び、恋愛騒動やクラスの人間模様を遠巻
きに眺めてきた。
──そのはずだったのに。
クラスメイトの鈴谷未来(すずや・みく)と最悪な出会いから始まったふたりは、なぜか少しずつ、友達になっていく。
けれど未来には、秘密があった──それは、かつて慎爺に救われた「過去」。
けれど「憧れ」と「恋」の境界線が曖昧なまま、未来は一歩を踏み出せずにいた。
慎爺もまた、未来への想いを抱きながら、壊れるのが怖くて手を伸ばせない。
すれ違い、照れ隠し、踏み出せない想い。
距離ゼロセンチメートルの場所で、心だけが、まだ触れられない。
過去から繋がった、ふたりだけの青春。
これは、「まだ始まらない恋」の物語。
「好き」と言えないふたりが、
それでも、互いの心に触れようとする、
小さな勇気の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 21:00:36
80620文字
会話率:25%
港町で“黒猫の剣士”を追う少女・エルマの前に現れたのは、
三つ編み眼鏡の不思議な女性。
だが、その微笑みと共に――港町には“魔女の香り”が忍び寄る。
黒猫・ムサシを探す少女と、変貌していく何かの影。
これは、優しい朝と、まだ始まらない恋
と……
――嫉妬と殺意の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 17:41:01
2484文字
会話率:42%
氷の王太子と四男三女の末っ子の恋物語です。
「時をこえる恋文」(オムニバス形式)に掲載した第1話「名も顔も知らない貴女へ」を連載版にしたもので、王子と令嬢の恋物語がメインになっています(短編版は手紙×歴史イベント用のものなので令嬢の過去回
想がメイン)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 21:53:54
56832文字
会話率:35%
冒険者としては変わり種の《先生》と、
面倒な体質のせいで冒険者を続けられなくなった《彼女》。
意識はすれども奥手な二人の、なかなか始まらない恋愛譚。
全二話の短編なのでお暇な時のお供にどうぞ。
※無断転載は固く禁じます(うちの子は嫁にやら
ん)※
☆後日談のオマケを二話追加しました☆
★後日談のオマケのオマケを二話追加しました★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 12:05:19
24962文字
会話率:4%
夏祭りと聞くといつもあの日のことを思い出す。
そして俺は、いつまでも意味のないたらればに縋っている。
最終更新:2019-09-15 16:28:22
943文字
会話率:4%
少年と少女の始まらない恋の話
最終更新:2017-01-12 00:41:09
3355文字
会話率:32%
29歳 男 と 36歳 女
必然の出逢いを
偶然として過ごしてしまう
始まらない恋愛物語
キーワード:
最終更新:2015-10-14 16:12:04
557文字
会話率:0%
ポジティブ少女の転校から始まらない恋物語……かもしれない。
短めなのであっさり読んでいただけるかと。
初投稿です。流し読みして忘れてください。
最終更新:2014-10-22 23:00:00
1096文字
会話率:49%
黒い蝶がひらり、一匹。結婚式当日。幸せを目前にした俺たちに、負の兆候が現れる。▼「始まらない恋企画」参加作品。
最終更新:2014-02-06 21:22:18
4529文字
会話率:28%