亡き姉が負うはずだった役割を代わりに担うこと。それだけが自分の存在理由。
周囲から姉の代役を果たすことだけを期待される天音(あまね)は、自分自身に価値がないことに虚しさを感じながらも、あらがう術もなく一族のしきたりに従う日々を送っていた。
ある時、ともに一族の掟に縛られていたはずの兄の失踪をきっかけに、天音の心境に変化が生じる。
これは、鳥籠に囚われていた少女が、自身の力で外へと飛び立っていくまでの物語。……たぶん。
※文章の書き方を忘れてしまったので、リハビリ習作。不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 21:46:45
109273文字
会話率:30%
姉は選ばれた死霊王の花嫁だった。散々うまい汁を吸って来たというのに、いつもの気まぐれでその役割から逃げ出し、妹のジャンがそのとばっちりを受ける羽目に。家のため、大事な人たちのために花嫁に成りすます事にしたジャンが、死霊王の館で出会ったのは、
包帯を巻いた男の人であり……ざまぁ要素はあんまりないです! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 17:00:00
9396文字
会話率:52%