17歳、身長198センチ。
サッカー歴一年でU17日本代表クラスの強豪選手を完封するほどの体格と運動能力に恵まれた主人公、二木撫子は大企業の社長令嬢という生まれのためにその素養を否定され、山中の寄宿校で窮屈な日々を過ごしていた。
そんな中、
彼女は20世紀初頭のイギリスに似た異世界、妖精郷(フェアリーランド)へと迷い込む。
そこで出会った赤い竜の亡霊と取引をし、その卵を預かることになった撫子は卵から孵化した赤ダヌキ……に擬態した幼体竜ゴッホちゃんを道連れに旅をすることになる。
妖精郷(フェアリーランド)の実態は剣と魔法ではなく、ドラゴンなどの幻想生物や、異世界から来た英傑のフットボーラーが超次元の必殺シュートやテクニックでゴールを争う妖精フットボールの世界。
人間の首都『ロンドン』に住まう猫妖精チェシアを訪ねる旅の途中、妖精フットボールの四都市対抗戦ヤドリギ杯に参加することになった撫子はその才能を急速に開花させ、妖精郷最強のゴールキーパーの一角としてその名を轟かせてゆく。
※カクヨムにも掲載(カクヨムが2話ほど先行)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 19:30:00
59109文字
会話率:31%
二つ名付きの冒険者であるヴァンは、己の目的のため、ギルドの依頼をこなしながら各地を旅していた。
並の冒険者は彼を敬遠し、実力で悪名を轟かせられない輩は彼の名を悪用する。それが彼にとって当たり前の日常だった。
そんなヴァンがある日依頼を終えて
ギルドに戻ると、いつもと違う奇妙な空気が流れていることに気付く。
その原因は、酒場の一角で優雅に食事をする、何処かの令嬢と執事と思しき二人であった。
稀少な神代種族であり魔法種族でもあるフローラリアの少女と、妖精族の青年。
場違い過ぎて荒くれ共でさえも遠巻きにしている二人に興味を持ち、成り行きで彼らに同行することにした。
二人が旅に出た本当の理由を知ったとき、ヴァンの運命も大きく動き出すのだった。
* * *
エルフ、獣人、妖精などお馴染みの種族の他、フローラリアなど独自種族で混成パーティを結成!
お賑やかな冒険ファンタジーをお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 00:00:00
322230文字
会話率:46%
少女は生まれながらにして奴隷だった。危険な鉱山に詰め込まれた犯罪奴隷の子供。そんな場所で彼女は家族からも虐げられている。
稼ぎが少なければ殴られ、顔を見たくないと蹴られる日々。振るわれる暴力による怪我は回復魔法で癒される。
稼がせるた
めだけに。
しかし病にも侵され、稼ぎも悪くなった少女。誰1人帰ることのない危険な坑道へ、追放されることが決定した。
見舞金を得るためだけの軽い決定。
「今夜しかない」
5番目という名の少女は、かねてから練っていた脱出の計画を実行する。
少女の覚悟を神が認めるまで、あと少し。
新たな友と出会い、新たな名をもらい、新たな人生を歩み出すまで、あと少し。
これはスローライフを目指す、とある少女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 21:04:49
105255文字
会話率:51%
ヴァン・ホーエンハイムは、人工生命体(ホムンクルス)と自動人形(オートマータ)の戦争を止めさせるための魔法式(プログラム)の研究とそのための情報収集のために遺跡探索を日夜行っている。戦争の発端が、今や姿を消している人類の命令にあることを知
り、両者の争いが愚かだと思っている。
遺跡探索の中で、彼はついに伝説の『眠れる森の魔女』を発見する。彼女を眠りから目覚めさせる。彼はこのときに魔女に恋をする。
だが、そこへ古代の兵器復活をホムンクルスが目論んでいると勘違いしている自動人形(オートマータ)パガニーニが乱入する。
天才魔法少年と優秀な軍人――互いに一歩も譲らぬ戦いを見せる。
聖書規定(バイブル・コード)がホムンクルスとオートマータが課せられており、彼らは「所属している国家人間を殺してはいけない」という規定に従い手を止める。この瞬間、パガニーニ自身も知らないうちにメディアに対し恋心を抱く。彼は彼女の勇敢さに惹かれる。
彼らはお互いに協力し問題を解決する。長い戦争で種族感に生じている溝を彼らは埋めていく。さらに、メディアの協力で戦争を止めさせるための魔法式(プログラム)「妨害(ジャミング)」の研究がほぼ完成する。
だが、「魔女の復活」に反応し、世界中で『魔女の抹殺』をプログラムされた魔導兵器が目覚め暴れる。
ヴァンの街も一体の重機巨人(ゴーレム)に襲われ混乱に陥る。更に,強力な魔導兵器が向かってきている。彼らは兵器を撃退するための手段を求め、近隣の遺跡(元は軍事基地)妖精郷(アヴァロン)に向かう。基地の兵器ブリューナクを遣って、襲ってきた魔導生物兵器「復讐の女神(ネメシス)」の撃退に成功する――だが、次々と強力な兵器がメディアの命を狙って迫っていることが明らかになる。
ヴァンは不完全な魔法式(プログラム)「妨害(ジャミング)」を妖精郷(アヴァロン)のネットワークを通じて世界中の魔導兵器に送信することを決意する。だが、そのためにはメディアとパガニーニの協力が必要であり、三人とも危険に晒されるという現実に直面する。パガニーニを操作のために端末に、メディアを魔力の中継基地にし、ヴァンがその操作を行う。そして、世界は平和を取り戻す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 19:00:00
133401文字
会話率:12%
「あなたはダンジョンマスターです、それを受け入れないと命はありません!」 記憶喪失で困惑する俺に、天使のごとき少女が言い放った。俺は財宝と試練を与えるダンジョンの管理者になってしまった。人を集めるためにはどうすればいいのか? 悩んだ俺は、と
りあえず自動販売機を設置してみることにした。画期的な商品の数々は国家権力を翻弄し、人々の心を惹きつけた。洞窟、廃都市、天空塔、妖精郷、絶海群島。新たな階層が追加される唯一のダンジョンが、ここにはあった。人々はやがて、凝り性な妖精がこの地に住み着いたと信じるようになり、ここを妖精迷宮と呼ぶようになった。これはポンコツな俺とポンコツな少女が、生きるためにダンジョンの難易度調整に四苦八苦する話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 20:10:06
242038文字
会話率:48%
ユナンは産まれたばかりの自分の子を抱いた時に違和感を覚えたが周囲に相談するも一蹴された。
次の日、サロンで同じ日に産んだ母親たちが一堂に会するとあかちゃんが一斉に泣きはじめた。
最終更新:2021-06-06 16:59:20
789文字
会話率:8%
遥か昔に滅びた古代【魔導帝国日本】。その偉大な帝国が残した|星遺物《アーティファクト》によって発動する、失われた伝説の魔法を研究する者がいた。錬星術士のレイである。彼は人を運ぶ魔車『来る魔』や、雷を作る『発電鬼』、水を綺麗にする『浄水木
』などなど、アキレリアの民に様々な恩恵をもたらした。
しかし、とある星遺物の暴走をきっかけにレイの評価はゴミ同然と化す。
汚名挽回の任として下されたのが、突如として空に現れた【竜の巣】探索命令。その途中、仲間の血位者パーティーに「非力、地味、無能、ここで野垂れ死ね」と罵倒され、裏切られてしまう。
致命傷を受けて捨てられたレイは、竜たちがひしめく謎の天空領域そのものが星遺物であると気付き、長年探していた失伝魔法《デュエリスト》を発見して、彼のどん底人生は一変する。
「フレンドカード、サモン! ブルーローズのホワイトドラゴン!」
「なんて偉大な召喚魔法なんだ!?」
「領域カード、オープン! 妖精郷!」
「て、天変地異だと!? すごい現界領域魔法だ!」
「魔法カード、アウェイク! 反射!」
「神である我の魔法を跳ね返したアア!?」
「アイテムカード、クイック! エリクサー!」
「伝説の神聖薬……万能薬を作っだと!?」
レイは最強すぎる力で多くの功績を上げ、気付けば貴族令嬢や姫、果ては女神などの美少女たちに慕われていく。一方、レイを捨てたアキレリアは『星遺物』の制御方法がわからず、あまつさえ暴走させてしまい、レイの存在が如何に大きかったかを痛感する。
人間は神々の下僕であり、神血を分け与えられた者を筆頭に争いが繰り広げられる世界クロノスフィア。人は己が仕える神の信仰者を増やすために戦い、また神同士の衝突は地形すらも変貌させる。
神を絶対崇拝する世界で「神こそが人間を必要としている」と訴え続け、神の命令すらも「だが、断る」と一蹴する者がレイである。
これは、最強の錬星術士が【魔導帝国日本】の記録を追い、壮大な世界を旅する物語。
※カクヨムでも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 20:47:09
40892文字
会話率:45%
とある小さな村に産まれた少年アルバインは普通の村人として成長し青年へと成長した。
このとある小さな村では成人すると街へ行商に行く事になる。いつも行商に行っている街で偶然街の人からモンスターの素材を買い取って貰える場所【冒険者ギルド】の存在を
教えて貰いモンスターの素材を売る為に成り行きから【冒険者登録】を行って【冒険者】となった。主人公アルバインという名の青年の世界の常識(村の中)は本当の世界の常識からかなり逸脱しているのだがアルバインがその事に気付くのは少し先になるのであった。
アルバインは【冒険者】としての頭角を徐々に現していく事により勇者と呼ばれる存在に至る筈だったがとある事件の結果全てを失い妖精郷に三百年引き篭もる事になる。この物語はアルバインという一人の青年の成功と絶望の物語であり本当の英雄に至る為の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 03:24:03
4593文字
会話率:40%
『浮浪児のエルニカは老魔女に拾われ、スリで磨いた器用さを活かして、魔術師として王宮召し抱えの成り上がりを目指す……染め物と、織物と、金工で?』
16世紀、エリザベス朝の英国。
ロンドンでは、『妖精郷』という異世界が出現する異常な事態
に見舞われていた。
ストリートチルドレンでスリの少年エルニカは、裏家業の仕事の失敗で治安官に追われる途中、妖精郷に迷い込む。そこは見た事もない異常な環境で、異形の妖精たちが襲い掛かってくる。
エルニカは妖精郷の中で出会った老魔女コルネリア、その弟子アウローラに救われ、魔女の弟子として彼女の工房や魔術学院で修行をし、王宮召し抱え魔術師としての成り上がりを目指す事になる。
だがその修行は、染め物、織物、金工で……こんな事を学んで、宮廷魔術師になれるのか、半ば疑問に思いめ半ばやさぐれながら魔道へ踏み込むエルニカ。
工房や魔術学院での修行をしながら、次第に妖精郷事件の秘密に近づいていく。事件の真相は――?
織物で世界は救えるか。老魔女は少年を救えるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-02 16:10:39
243929文字
会話率:47%
『これは、一つの小箱に仕舞われた片割れのみの耳飾りに隠された一つの物語……』
この話は、〈古来種〉エリアス=ハックブレードのキャラクターイラストを見た時に『あれ?何で片側だけにしか耳飾りを付けてないのだろう…?』という疑問から発想を
得て、誕生した短編小説となっております。
なお、この作品につきましては…橙乃ままれ先生の原作『ログ・ホライズン』の世界観や設定を参考に、独自設定等を盛り込んだ二次創作小説となっております。その事を予めご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-26 15:28:35
13504文字
会話率:37%
『全てのものは世界樹から生まれ、世界樹に帰る』
世界樹を祀る妖精の郷に生まれた少女フェリアは、過保護な年配者に辟易しながらも、日々を楽しく過ごしていた。
そんなある日、フェリアしか知らない秘密の花畑に迷い込んだ少年との出会いが、フェリアの運
命を大きく変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 19:53:09
28345文字
会話率:53%
花の妖精国リッシアに召喚された、留衣。王剣ラエンギルを操り、魔獣ゼウスを従え、アシュタリエンと呼ばれる霊木の病を癒し、戦争を止めるという大活躍の末、妖精女王に選ばれる。12歳少女のひと夏の冒険と成長物語。
最終更新:2013-08-23 00:00:00
62199文字
会話率:38%
大学から帰る途中、隆志は妖精郷に引きずり込まれた。そこで同じく妖精郷に迷い込んだ少年アーサーと出会い、彼を人間の世界に戻そうとするが…。チェリーズ・ホットの本編、隆志の失恋相手の話を予定していましたが、パソコンの動作不良で二万字ほど消えまし
た。いきなり強制終了。消えた二万字は戻らず。…すごいダメージ…。こちらは無事だったので、悩みましたが、先に上げました。軽い事は軽いです。…しかし隆志が鬼畜になってる気がする…。***2012年11月8日、完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-08 19:20:30
149797文字
会話率:51%