桜が盛る夜、楼閣の茶屋で酒を飲んでいた妖祓いの燈架は、興が乗じて相席していた少年に菓子を奢った。そのことを切っ掛けに、少年――颯季と奇妙な縁で結ばれる。彼が主とあおぐ麗人、都で起こる神隠し、そして颯季を狙う妖の影――。
少年を取り巻く事
情が明らかになったとき、燈架は悲しく残酷な運命を目の当たりにする。
※カクヨムでは、「桜花は一片の約束」のタイトルで掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 18:00:00
32300文字
会話率:41%
『手紙は、人と人とを結ぶものですが、人と妖も、また結ぶことが出来るのですよ』
この世には、人の強い感情が集まり為された“妖”在り。
しかしまた、それを祓う者も在り。
人々は其を、“妖祓い”と呼んだ。
読み書きの出来ない人の代わりに手紙を
書く“代筆屋”を営む男、左京。
『妖を為してしまったのは人であるが』
彼は、代筆屋を営みながら、裏では妖を祓う妖祓いであった。
『この世に現る妖は、斬らねばならない』
妖を斬り、妖を結ぶ。
『清め祓うぞ、許せ、悲しき妖よ』
これは、そんな妖祓いの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 13:28:52
2068文字
会話率:54%
トラブル吸引体質の
少年が数々の個性豊かな、
妖祓いたちに出逢い、
なんとか和解するように努力する姿を
描いた小説です。
見てくださると嬉しいです!(*^^*)
少年のエンドは
バッドなのかハッピーなのか
コメント欄で、アドバイスや
コメ
ントをくださると有難いです。
まだまだ十代ですので、漢字等の
脱字・脱語を教えてくださると
助かりますので、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 16:53:24
1641文字
会話率:22%
大陸を二つに割ったほどの被害を出した二大陸戦争以来、島国である和ノ国では半妖への差別が一七〇〇年経った今でも根強く蔓延っていた。
そんな和ノ国で暮らす半妖の少女・宮ノ孤 遠(みやのこ えん)は、ある日突然、和ノ国の〝守乙女〟に選ばれる。
妖の血をひく自分の存在に疑念を抱きながら、苦悩の中を生きる遠のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-18 18:46:04
71168文字
会話率:36%
平安の時代、新米妖祓いの緋瑠(ヒリュウ)は修業の道中で、謎の青年藤玖(ヒサキ)と出会い、闇に覆われた妖の陰謀を止めるべく立ち向かう。
最終更新:2006-04-15 00:13:09
9691文字
会話率:48%