日常 笑顔 大切な存在 終わるのなんて一瞬だ
幼きサファは百魔夜行により家、家族、親友、笑顔全てを失った。
それでもなお終わらぬ命に、歩みを止めぬその足に報いは訪れる。
これはサファが日常 笑顔 大切な存在 を築き上げ、死ぬまでを描いた、僕
の妄想だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 21:39:09
24353文字
会話率:1%
――おっ
と、電車のドアが開いた瞬間、おれは思った。昼下がりの空いた車両内の端の席、仕切り板に体を預けていたおれは、電車の中に入ってきたそいつに向けて久しぶりだな、とニヤッとしてみる。しかし、向こうは気づいていないようだ。『あの男、
ニヤついて気持ち悪いな』と他の乗客から思われた気がして、目だけを動かして周りの様子を確認した。
よかった。杞憂、被害妄想だ。春の日差しと心地良い揺れに、みんなボーっとしている。そして、結局あれも、おれの妄想なのだろうか……。
おれは小人が見える。ごくまれに、ぼんやりしているときだけだが。だから『夢を見ていたんだろ?』と人に強く言われれば、ううむと唸るしかない。ゆえに誰にも話したことはない。そもそも、頭がおかしいと思われたら損だ。
これは夢と現実のその狭間に見ているものなのだろうか。それとも、彼ら小人たちが暮らす次元とおれたち人間が暮らす次元は実は密接しているのだろうか。おれにはわからない。ただ、面白いのでこのままぼんやりと眺めることにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 11:00:00
3427文字
会話率:8%
この世界は5秒前に作られた。この世界は誰かの妄想だ。この世界は精巧に作られたプログラムのデータに過ぎない。それは肯定できずとも、否定できない仮説であり、我々は事実を知ることは、現状不可能である。だがもし、人間が新たな世界を造り上げることを可
能にしたら……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 13:33:59
9983文字
会話率:30%
当時、14歳の少年がいつも思うことがある、
正体不明の人物が突然現れ絶体絶命の人を救う妄想だ。
そう、彼は中二病なのである‼︎
中二病である彼は、15歳になる誕生日の前日に異変なことが起きるのである。
最終更新:2022-05-07 00:00:20
1956文字
会話率:47%
芝生の上に雑草を並べて、彼らは今日もトマトを食べる。
あぁ、なんて赤いんだ。
何をやっているのか想像しにくいので、挿絵を挟みたいところだが(コスト)
まだ熟していない、青々しいプチトマトも、芝生の上で食べれば美味しくなるかもしれないだ
ろう?
という妄想だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 22:20:59
781文字
会話率:62%
――ハッピーエンドなんて嘘っぱちだ。
本当のヒーローなんていない。そんなものは妄想だ。この世に希望がないとは言わない、この世に救いがないとは言わない。だが、ヒーローはいない。
少なくとも俺はそうじゃない。俺にできたのはただ――。
サイボ
ーグ技術が流失し、それらを用いた凶悪犯罪が増加の一途を辿る、混沌とした世界。国際組織であるUAFは事態に対応するものの、戦争で疲弊した彼らには世界を救うだけの力がなかった。
そんな中、かつて倒されたはずの”組織”と呼ばれる秘密結社が再び暗躍を始める。
今だ終わらない地獄に呼ばれ、かつて最強と呼ばれたサイボーグは再び戦いへと身を投じていくこととなる。
「この身が朽ち果てるその時まで戦い続けることが、俺の使命だ」
五年前から何一つ変わらず。
最強の英雄は、まだそこにいる。
完全燃焼燃えカス系ヒーローバトルものです。当然?ヤンデレは登場予定です。拙作、バーンドアウトヒーローズのリメイク版です
カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 21:00:02
307737文字
会話率:41%
すべてが妄想だ、これは妄想だ。
キーワード:
最終更新:2016-01-12 18:58:35
2144文字
会話率:54%
―――――空を自由に飛びたい――――
―――――魔法を使ってみたい――――
――――異世界に遊びに行ってみたい――――
幼いころから、少年、沖原聡太(おきはら・そうた)はネコえもんというアニメに夢を見続けていた。あのロボットのあ
んな道具を使ってみたい。あんな夢を叶えたい。だが、これは絶対に叶うはずのない有り得ない妄想だ。高校生が見ていい夢じゃない。
そうして無理やり自分を言い聞かせて、客観的には普通の日常を送っていた聡太に、奇跡が!?
「はじめまして!私はミーニャK‐12901号です!未来からやってきたロボットです!とつぜんですが、居候をしに来ました!」
青髪青ワンピース姿の幼い猫耳少女型ロボットと織り成す、未来日常系エンタテインメント!ここに開幕!
――――忘れかけていた夢を、もう一度、広げてみよう――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 18:05:56
23305文字
会話率:54%
ベットから体を起こした彼女は髪をかき上げた。長らく眠っていたのであろう。髪に寝癖が付いているのが自分で分かった。カーテンから、うっすらと太陽の光が入っている。夜明けに合わせて彼女の隣にいる彼が起こしてくれたのだろう。少しだけカーテンを開け
て、ぼんやりと朝焼けた空を眺めていた。
不意を衝くように、彼女の頭を彼は撫ぜた。寝癖も気にせず、ただ彼になされるがままになる。彼は彼女が抵抗しようともしないことをいい事に、そのまま彼女の頭を胸に抱き寄せた。
「ねえ」唐突に彼女が言った。「あの空の向こうまで行けるかな?」
虚ろな表情を一切変えず言葉をこぼすその様は、まるで人形を思わせた。
そんな彼女に彼は言葉では返さず、抱きしめる力を強めて応える。彼女は彼に言葉を再び投げかける。
「もし私が空の向こうに行ってしまうことになったら、その時は貴方も一緒にいてくれる?」
「勿論さ。どこまでも一緒にいる。天どころか、地獄の果てでも一緒にいる。当たり前だ」
そこで初めて彼女は虚ろだったものから表情を崩した。彼女は不安だったのだ。そして彼の言葉でその不安が払拭された。
「私、学校の人や色んな人から『怖がり』『ビビり』って言われてたけどね。貴方と一緒なら、何処へだって、何だって、何も怖いものなんてないんだよ」
そう言って明るく笑い、抱きしめている彼に抱きしめ返した。
彼女のそばにいる彼は現実の存在ではない。言うなれば、統合失調症による彼女の妄想だ。妄想に浸れば浸るほど彼女の心は救われ、そして不愉快な現実と切り離されていく。煩わしくも楽しい人間関係など、そこには無い。
客観視するならば、彼女は紛れもなく孤独な存在と言えた。だが、本当に孤独にさせたのは誰か。
彼女は妄想にしか拠りどころを見いだせず、妄想にすがるしかなかったのだ。そこまで追い込んだのは誰か。彼女の精一杯の努力を一蹴したのは誰か。
怒りにもならない理不尽なこの境遇に、誰が同情するというのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-08-24 18:59:49
815文字
会話率:29%
諸君! 今から私は一つの神話を語る。だが本当のことだと思う必要はない。これは全て嘘っぱちの神話だ。少なくともそう思ってくれていい。問題はそれが本当だとしたら自分たちがどうすればいいか、という想像の部分にあるからだ。この中に出てくる神とか鬼神
とか巨人とか天使とか小人とか人間とかは、どうしようもない妄想だ。それは認める。ただ考えてほしいということだ。人間の知性とはそういうものだ。想像し、その感覚を知性によって受容することだからだ。……それでは観客の諸君、神話を語ろう。精神と異形と、そして人間についての神話を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-08 10:48:49
7963文字
会話率:0%
「ある日 異世界」の設定集(仮)です。
容姿設定とイラスト祭のまとめを掲載しています。
主に、お絵描きをしてくださる方がルールを確認したい時、または私が容姿設定を忘れた時、そしてイラスト祭の時にしか使用していません。
ここにあるのは容姿の
設定だけです。本編だけを楽しむ方には特に意味がないものです。
【お絵描きしてくださる方は『はじめに』が必読です(2020.05改定)】
ネタバレと妄想を、含む場合もあります。
苦手な方は、回避願います。
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警告タグは、本編「ある日 異世界」に準じています。
これ、そのものは無害(予定)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-18 05:00:52
21208文字
会話率:6%