あたしが六歳で出会ったその女の子は、とても空虚な表情の女の子だった……あたしこと蔓紫が六歳の時に、母親に連れられてやってきた後宮。そこで出会ったのは、ひとりぼっちの女の子、桜子だった。母親を亡くして不憫だという理由で父親の帝から表面的に愛さ
れていたその子は、あたしが守らなくちゃと思う位に、空っぽの心の女の子だった。乳母の身分がとっても低くて、その乳母に六歳まで育てられていたあたしという、後宮でお姫様の遊び相手をするにはあまりにもがさつな子が来ても、女の子のおつきの人達は、誰も気にする様子がなかったくらいだ。だからあたしは、その子を自分の妹のように大事にして、そして守り通すことを決めたのだ……!!
内面が無い場違いに幼いと言われがちな、源氏物語の女三の宮と、語られることの無かった彼女の乳母子をメインとしたお話です! 話の都合上、名前を勝手につけていたりしますがご了承ください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 18:00:00
22362文字
会話率:42%
目覚めたら、赤ん坊になっちゃた。しかも、源氏物語の世界。
そこで僕はマザコンでシスコンでロリコンの稀代のスケコマシ野郎になってた!
こうなったらフラグを折りまくって幸せをつかんで見せる。
一に桐壺更衣を死なせない(藤壺女御が入内しない、不倫
も不義の子も起きない)
二に朱雀帝の兄に気に入られる(でも女三の宮はいりません)
三に弘徽殿女御に媚びを売る(島流し回避)
四に葵の上と結婚しない(死なせない)
以上。
これだけで、僕は楽な人生が待ってる!
でも、何かがおかしくて???
桐壺更衣が病回復したせいで桐壺帝が仕事をしなくなっちゃた!
何でか藤壺女御が入内してきた!
しかも懐妊している!? 誰の子なの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 18:00:00
7454文字
会話率:6%
紫式部『源氏物語』を基に、年老いた光源氏を描いた作品です。若い頃は万事が思いのままになった光源氏だったが、年をとるとそうでもなくなった。女にもモテなくなった。若い女三の宮を正室に迎えた事をきっかけにして、物事の歯車がどんどん狂い始め、やがて
失意の中、光源氏は孤独に寂しく死んでゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 21:28:04
65534文字
会話率:57%
突然亡くなった生き神の代わりに帝の娘である女三の宮が新たな生き神として南総下総国に送られた。
女三の宮は生き神『奏日女命カナデヒメノミコト』となり
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字を浮かび上がらせる八つ玉が彼女を護る八人の武士を
選ぶ。
前生き神の死の真相は?
魔王から日ノ本を守れ!
中世日本ぽいけど日本ではありません。
神道あり陰陽師あり武士ありのファンタジー。
架空世界のお話であり、登場人物、団体など全てフィクションです。
一部残酷な描写があるためR15指定
BLはメインではないまでもいつかでてきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 08:00:00
14156文字
会話率:13%
光源氏の兄、朱雀院の娘の女三の宮は、あどけない容姿に不似合いな知性と祖母に似た豪胆な気性を持っていた。彼女は真実の姿を隠したまま源氏に嫁ぐ。彼を苦しめるために。
「女三の宮の旦那ぁ、最近源氏の野郎がいい気になりすぎてんで、ちょっくらやっち
ゃってくだせえよ」「おう、合点承知の助でえ。だがな、ばれるとやっかいだ。こちとら裏からちまちま行くぜ」的な進行ですがギャグは欠片もありません。ラストは源氏との直接対決。あんなことやこんなことも言っちゃいます。
謎はありますがその謎を見つけた時点であなたの勝ちです。お化けが少々出ますが推理の妨げにはなりません。
原典のイメージを崩す可能性がありますので自己責任でお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-27 07:40:21
147906文字
会話率:28%
源氏物語に出てきた女三の宮さんに触発された詩
最終更新:2017-09-13 19:02:42
275文字
会話率:0%