我々の団体、『令和紙飛行機研究所』は発足したばかりの団体であるが、地道な布教活動が実を結び、第一回目の競技会を盛況で迎えることができた。
「私たちはより遠くまで飛ぶ紙飛行機の研究をしておりますが、まず第一なのは、その時々の空気の流れを読
むことなのです」
そう挨拶をして、記念すべき第一投を行った先崎(せんざき)所長。
しかし、紙飛行機が所長の手を離れた後、予期せぬ突風が会場を通り抜けて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 15:35:40
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深夜のスーパー銭湯に出かけた俺は、奇妙な団体客に遭遇する。
最終更新:2017-10-15 03:24:22
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