「僕のことは忘れてほしい」
そう頭を下げられて、王女シャルロッテは困惑した。確かにあなたは初恋の相手ですけど……それはまだ、十にもならない頃の話。今は何とも思ってない、というのに振られたことになったシャルロッテ。
しかも、この話を広められて
、ありがたくもない「失恋王女」の称号を手に入れてしまう。
――私にはいま、他に好きな人がいるっていうのに!
こうして「失恋王女」シャルロッテと、その護衛騎士が、いろいろすったもんだするラブコメディ。
※カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-16 07:00:00
104305文字
会話率:42%
大陸一大きな国の王女であるアルテッサは気がついてしまった。自分の婚約者が自分以外の女の子を好きなことを。何とか自分のもとに繋ぎ止めようとももうダメだ。こうなったら潔く婚約破棄を叩きつけるしかない!
物分りが良い王女様が婚約破棄する話。そして
それを見ていたウサギの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 08:53:22
38230文字
会話率:26%