「これからよろしくお願いします……兄さん」
幼き頃の面影を無意識に求める内に、いつしか人助けにのめり込む様になった少年・穂村総護。
彼はある日、己の従妹と名乗る見知らぬ少女・水無月葵と一つ屋根の下で暮らす事になる。
突然現れた記憶に無いは
ずの従妹。けれど彼女との他愛無い日々は、少年が失くしたものを徐々に彼方から呼び起こす。
お節介な少年と、それを支えたいクールな少女。これはそんな二人の時に緩くて、時に騒がしい日常の一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
172082文字
会話率:55%
――遠くまで来た。それでもまだ、歩き続ける。
一人の失った男の物語。
ある男が眼覚めると見知らぬ場所にいた。
そこでは眼に映る全てが男の居た世界には存在しないものだった。
知らぬ間に異世界に迷い込んだ男は、この世界で異形の化け物や異世界の
住人と出会う。
そうして男は旅に出る。自らが帰るべき場所、失くしたものを取り戻す為に。
出会いと別れを繰り返し、大きな流れに飲まれながら選び取る――
いつか、かえるところを。
※R15ついてます。
少し過激な描写があり少し暗い雰囲気の話です。
元ネタは主に北欧神話ですが他の神話や物語も参考にしています。
分かる人は分かる要素があります。
更新が遅いのでのんびり待っていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 01:18:18
52515文字
会話率:23%
10年前の夏、突如と姿を消した幼馴染のフーマ。
オトはフーマがどこかへ行ってしまったと勘違いをして、もしかしたら兵士になったら会えるのではないか。、と淡い期待を抱き兵士になった3年前。
丁度今年配属場所を決める試験が行われる日、とうと
う事件が起こった。
「 っなんでいんの …… 」
そう、目の前に探しているはずのフーマが現れたのだから。
それから仲間が増えオトが失くしたもの、皆の失くしたものを、探す旅に出るのであった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-29 07:30:00
5355文字
会話率:50%
七月七日、小学六年生の流川清彦(るかわきよひこ)と園田伊織(そのだいおり)は、お泊り遠足の帰り道を一緒に歩いていた。
他愛のない話で盛り上がっていた二人だったが、先を行く伊織から清彦はあるお願い事をされる。
時は流れ七月七日。大学四
年になった清彦は漠然とした意識の中、突然伊織からの久々の電話に驚く。
彼女からの要件は、「かつて失くしたものを見つけてほしい」といったものだった。
詳しく聞くと、祖父の遺品の中に、「伊織の失くしたものはきっと取り戻せる」というメッセージと共にいくつかのキーワードが記されていたらしい。
そのキーワードが示す場所に行って写真を撮ってきてほしい。
それが彼女の依頼だった。
初めは怪訝に思う清彦だったが、渋々月末に生まれ故郷の鎌田町に戻り、「失くしたもの探し」を始める。
やがて、かつての旧友、尾崎京介(おざききょうすけ)や田中由依香(たなかゆいか)と再会し、「失くしたもの探し」のメンバーに加わることになるが、気軽に始めた「失くしたもの探し」の旅はやがて予想外の結末を迎えることになる。
果たして、伊織の真意は? そして、清彦たちは無事に目的を達成できるのか?
二つの七夕「七月七日」と「八月七日」の間に起こる、少し不思議な少年少女らの冒険譚です。
☆ 7/7~8/7までの約一か月間、毎日夜8時半に更新します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 20:30:00
66207文字
会話率:20%
長崎県の梅島に住む『怖がり屋さん』の千沙は、島の高校が廃校になり、止む無く長崎市内の高校へ進学、叔母である樹里の美容室2階に下宿する。初めて会う樹里は美容師以外に、失くしたものを探す『失せもの探偵』なる副業を持っていた。助手として樹里にいい
ように使われる千沙だったが、その過程で様々な人に出会い、巻き込まれ、そして自らの大きな『失せもの』に近づいて行く。様々な人生の喜怒哀楽が坂の街に交錯する探偵物語。
「おっちょこ」「しんみり」「冒険」「ほっこり」のアソートをお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 08:10:00
114724文字
会話率:61%
森の奥で行き倒れたその少女は、すべての記憶を失っていた。王子はそれを歓迎し、貴族はひどく嘆き悲しんだ。
記憶を取り戻させたくない一国の王子と、記憶を蘇らせたい貴族の青年。その二人に見守られながら、少女は失くしたものに想いを馳せる。ただ一つだ
け胸に残った、復讐の炎に身を焦がしながら。
この物語は、王子と貴族、第三者視点の三視点で進みます。
多少の残酷描写があるかもしれません。
更新は不定期、かつ間が空く可能性が大です。
「カクヨム」の方でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 00:00:00
6743文字
会話率:51%
あなたの手は何のためにありますか?
主人公のラウダは、幼き日に失くした親友の墓参りに向かった先で、大地震に巻き込まれる。
そして気が付くと……そこはなんと見知らぬ異世界だった!
しかも勇者の証に選ばれてしまったラウダは、幼馴染でボクっ娘の
ローヴと共に、傭兵のノーウィン、セルファに引き連れられ、世界を救う旅に出ることに。
だけどそんなラウダには人には言えない秘密があって――
ただの楽しいファンタジーじゃ終わらない。
これはそれぞれが失くしたものを探す物語。
※平日に更新予定です。
※この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16816927860614129671)」にも掲載しています。
※この作品は過去に投稿していた同名作品の改稿版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 22:50:10
120675文字
会話率:31%
記憶に残る憧れの父の味を求めてグルメ記者になった山茶花椿姫と、美味しいを見失い、失くしたものを探し続ける春日井透。2人が出会ったとき、探し求めたものを見つけたとき、彼と彼女はお互いの一番大切な記憶へと手を伸ばす。
彼女は、ただひたすらに前を
向き-後ろを見るのが怖いから-、彼はただひたすらに守り続け-大切なものを失ってしまったから-、お互いが無くしてしまった『美味しい』を探し求める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 18:53:04
12983文字
会話率:53%
二〇三五年六月。ワケアリな高校二年生のアキは教室でこの日常が壊れることを望んだ。その年の秋、アキは深夜に人面フクロウに出会う。そして始まる空の旅。そこに散りばめられた真実。最後にぶっこまれるBL要素。おもしろいよきっと。
最終更新:2023-08-14 05:01:29
7281文字
会話率:56%
ある噂があった。とある魔道具屋に依頼すれば、失くしたものは見つけてもらえるし、探し人も見つかるらしい、と。
その魔道具屋には二人の魔術師がいた。一人は白金色の髪の男性で、もう一人は赤髪の女性だった。
二人が探し物や探し人の依頼を受ける
のには、ある目的があった。
白金色の髪の男性は、とある組織を、赤髪の女性は、とある人を探し続けている。
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全三話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 20:00:00
23464文字
会話率:46%
現代社会にダンジョンが現れ始めてはや四半世紀。ダンジョンを管理する公的機関・異跡管理局に勤務する阿沙加ヘリヤは、探索者の彼氏のために金策に腐心する日々。ある日、管理局の保管庫にダンジョンの穴が空き、局内のお宝がみんなダンジョンに転がり込ん
でしまった。
失くしたものを取り戻す、職務遂行と私欲の金策に突き動かされて、ヘリヤはダンジョンに足を踏み入れる。
身に宿したスキルは「異跡乙女」。北欧神話の戦乙女ヴァルキリーよろしく、過去に散った偉人たちの魂を召喚してともに戦うのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 18:00:00
64405文字
会話率:37%
不良少女の更生プログラムが鬼の部屋の清掃活動だった話。
高尾さんの部屋を掃除することになった少女、鏡。部屋を埋め尽くす大量のゴミの中で、ある人形を見つける。それは、彼女が昔に捨てたものだった。翌日からも、捨てたはずの物、失くしたものが次々
に見つかる。鏡は自分と向き合いながら、ゴミを捨て続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 16:05:55
13603文字
会話率:32%
「――私の失くしたものを探してくれないかな?」
高校三年の初冬、霊感体質で時計屋の息子の少年・時田雅高が出会ったのは、旧校舎の地縛霊・橘冬子。
成仏を手伝うことになったはいいが、心残りが失くしたなにかを探してほしいというもの。
失せ物すらわ
からない失せもの探しから始まる生者と死者の不可思議な物語。
時計屋の少年が幽霊の止まった時間を動かし始める。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-01-09 15:45:51
39229文字
会話率:47%
昔々、あるところにひねくれ魔女がいました。
ひねくれ魔女は王都に小さな「失せ物探し」の店を開いていました。
魔女の不思議な力で、失くしたものがどこにあるのか教えてくれるお店です。
魔女の名前はアンナベッラ。
だけど名前で呼ばれる
のは最初だけ。
そのうちにみんな、ひねくれ魔女と呼ぶようになりました。
なぜなら。
「魔女アンナベッラ! 邪魔するぞ! 今日こそ、父の形見の指輪を見つけたお礼、受け取ってもらう!」
「うわぁ、また来たカルロさん。店閉めときゃよかった!」
アンナベッラは絶対に対価を受け取らなかったからです。
「素直に受け取れば可愛いものを。このひねくれ者めが!」
そんなわけでひねくれ魔女は、お客さんのためになりながらも絶対に対価を受け取らないひねくれ生活を気ままに続けました。
これはそんなひねくれ魔女か、ヴァレーリ王国の王都ヴァーロで過ごした、つかの間の日々のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 11:30:26
9454文字
会話率:57%
失くしたものは、どこにいってしまったのだろう。この世に存在しているのかさえ、定かではない。でも探さずにはいられない。
最終更新:2022-10-16 21:31:30
2147文字
会話率:28%
国を家族を守るため 家族を抱くその腕で
同じ愛する人のいる 誰かを、敵と殺めゆく
戦は、誰が誰がために 始めたことかわからずに
恨むことさえ ままならず 帰らぬ時を悔やむだけ
最終更新:2022-01-01 13:00:00
455文字
会話率:0%
自信を失くした女子高生と、誇りを失くした元アイドルの物語。
勉強一筋だった澄川姫奈は高校受験に失敗し、第二志望校で憂鬱な春を迎えていた。落ち込んでいたある日、事故によりアイドル業を引退した女性、アキラと出会う。正体を知らない姫奈だがアキラに
憧れ、彼女の経営するカフェでアルバイトを始める。
小さなカフェを通じ、ふたりは失くしたものを取り戻していく。
(全25話ぐらいを予定しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 21:15:20
358793文字
会話率:35%
誰しもが持っている「失くしたもの」を、今はどうしていますか?
最終更新:2021-09-18 12:35:05
208文字
会話率:20%
そこは人と魔法、そして魔獣によって構築される世界。
記憶も、生命も、自らの持つ全てを失った少女は邪教の儀式によって甦り、瓦礫の山で目を覚ます。
傍らには物言わぬ異形の男の姿があった。
行商のリンに拾われ、ハイファという名を与えられた少女
は、襲いかかる邪教の信徒をその身に宿した強大な《龍の力》で退けながら、二度目の生命と共に与えられた力の謎と、自分が何者だったのかを知るために東の果ての地を目指して旅立つ。
その裏では、遥か遠い時代から続くひとりの女の宿願が果たされようとしていた。
これは、夢も希望もないけれど、揺るがない決意と仲間たちの想いと共に、失くしたものを取り戻していく物語。
この作品は「ノベルアッププラス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 07:11:01
332241文字
会話率:52%
失くしたものは戻らず、けれど探さなくてはいけない
最終更新:2021-07-23 12:18:47
1341文字
会話率:57%