南条元忠。それは大坂冬の陣に露と消えた一人の戦国武将。
南北朝時代より歴史ある大名家、南条氏を継ぐも関ヶ原の戦いに敗れて浪人。
大坂の陣では御家再興を掲げて旧臣団を糾合し、大坂城へと入城。
真田信繁、後藤基次と言った面々の英雄譚に隠れた人
物ですが、
彼には彼なりの物語がありました。その一端に触れる最期の四日間を書いた一作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 20:35:44
6203文字
会話率:46%
大坂冬の陣が終わった後の話。
最終更新:2019-02-27 21:39:54
2102文字
会話率:35%
あらすじ
関ヶ原の落武者中山健二郎は、身長わずか一寸の小さな娘に出会う。娘の名は咲という。二人は都に住み着いて、芸人稼業で暮らし始める。 生活が軌道に乗って十年が過ぎたころ、突然、京都所司代が咲を捕らえて連れ去った。落胆した健二郎は乞食に身
を落とす。
やがて豊臣家が牢人を募集したことを知った健二郎は、傭兵として大坂城へ入城する。
その後、不運が重なり、咲は、小さな人間から巨大なカマキリの体になってしまう。
人の女でなくなって戦う以外になくなった咲は、大坂冬の陣に参戦し、両手の巨大な鎌を振るって徳川兵をなぎ倒し、攻城軍を恐怖に陥れる。
対する徳川方も、伊賀忍者が巨大カブトムシを使い、また天狗に変身して反撃してきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-04 18:40:58
32400文字
会話率:43%
主人公辻政信が、ガダルカナル島から1600年の日本に転生し、戦国時代の終焉期に活躍する物語。豊臣家の滅亡を食い止めるため徳川幕府と張り合い、豊臣恩顧の大名を再び寝返らせるべく奔走する。政信がワープした地は、関ヶ原の藤堂高虎の陣営。
理由
もわからず合戦に参加させられた政信は、槍働きを高虎に認められ、懐刀に登用される。政信は、歴史の流れを知っていること、そして、自らが野心家であることから徳川の天下を崩す試みを立案し、仕掛ける!
豊臣家の滅亡を食い止め、徳川を討伐し、新戦国時代を幕開けさせる!大日本帝国陸軍大佐、辻政信が己の野心を胸に歴史に抗う物語!開幕!! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-18 16:06:33
53813文字
会話率:53%
慶長十九年、真田信之は弟幸村が配流先を抜け出し大阪城に入場した報を受け一計を講じた。
それに翻弄されながらも大坂冬の陣は講和締結で終わった。
豊臣との関係に早くけりをつけたい徳川家康は大阪城の濠埋めを急がせ、重ねて幸村の伯父信尹を使い幸村の
調略しようとするが失敗に終わる。
そこには日の本の行く末を案ずるそれぞれの想いがあった。
幸村の戦の才に不安を覚えた信之は真田忍びに幸村の殺害を命じ、大阪夏の陣が始まった。
共に戦う後藤基次の想い、家康を追い詰める幸村とそれを阻止する真田忍びと遺恨。
そして終戦後、信之は語るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 02:03:28
36008文字
会話率:45%
斉藤和也がタイムスリップしたのは、大坂冬の陣が勃発する直前の世界だった。
史実では、徳川の勝利に終わった大坂冬の陣、夏の陣。
和也の介入で、はたして歴史は変わってしまうのか。
ある男に連れられ、和也が向かったのは大阪城。
豊臣家の棟梁、豊
臣秀頼と謁見した和也は、思わず口を覆った。驚きを隠せなかった。広間が一斉にどよめいた。全員が、和也と秀頼の顔を交互に見入った。
二人は、同じ顔を持っていた。
真田隊が、家康本陣へと一気に駆け抜ける。
「狙うは家康の首、ただ一つじゃぁっ」
幸村の目に、家康の馬印が映った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-07 20:25:17
1050文字
会話率:34%