時は如月、北国の山南藩にも紅白の蕾が花開き始めていた。
この日、左衛門佐と大井玄蕃の前に二人の男がやってきた。一人は中老牧和泉守、もう一人は石井数馬である。
※「霜葉の如く」「霜葉と共に」の続編になります。
未読の方は、一度そちらにも目を通
していただけると幸いです。
※個人サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-16 21:12:37
9904文字
会話率:38%
大井玄蕃は勘定方に勤めている。
玄蕃はその容姿の悪さから相手にされず、まったく婚儀が調わない。
そんな玄蕃に名指しで縁談が舞い込んできた。
※個人サイトにも掲載しています。
最終更新:2014-12-28 11:08:57
11186文字
会話率:52%