十年近く音信不通だった友人からの、突然の連絡。『六重館』と呼ばれる辺鄙な土地にある建物に招待された主人公らは、その友人から「面白いものがある」と言われ館内を案内される。六重館は、上の階になるほど家具の数と重さが増していく奇妙な家で――
この
館に隠された秘密。あなたは見抜けますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 00:30:31
14677文字
会話率:41%
恋に色めくバレンタインデー、鯉踏学園の鳴子一郎は、ひょんなことからチョコレートをゲットすることに成功するも、かじってみれば中には一枚のドル硬貨が混入していた。しかしそのドル硬貨、くれた女子とは全然関係ない、一郎の隣の席の女子の持ち物で──?
バークリ大先生の名作に土下座して謝れと非難されても仕方がない、毒入りならぬドル入りチョコレート事件。集まった六人が繰り広げる、元ネタからすればしょうもなさすぎる多重推理の行方はどこに。なんか色々とごめんなさい。パロディですけど原作には1ミリも言及してないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-06 14:31:18
33339文字
会話率:56%
ある村を治める名家。そこで働く女中たちが、茶の席で饅頭を食べると同時に死亡。屋敷は一瞬にして死体に溢れる。生き残った女中・野沢と小梅の証言により、小梅が饅頭を手作りしたことが判明。小梅に毒を入れた容疑が掛かる。しかし、彼女は奇妙な証言をした
。「確かに饅頭に毒は入れました。しかし、私が毒を入れたのは饅頭二十個のうちたった一つだけ。これほど死ぬなどありえない――」……この毒殺事件の解決を忘れてしまったという少女の依頼を受け、探偵小説愛好会の四人がそれぞれ推理を披露する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-30 21:51:11
48937文字
会話率:59%