未来の戦場、無人機械兵器「ゾルダ」との壮絶な戦争が続く世界。主人公・カイ・ヴァレスは、唯一、異能力を持つ一族の末裔として、「エンヴィル」と呼ばれる巨大な多脚機甲兵器を操る兵士だ。カイの異能――卓越した反射神経、動体視力、洞察力、そして圧倒的
な操縦技術――は、戦場での冷徹な指揮と戦闘での優位をもたらす。
彼の部隊は数々の戦闘を経て生き残り、仲間たちとの絆を深めてきた。しかし、戦争の厳しさは彼を試し続ける。次々と仲間を失い、冷徹な戦闘の中でその死を背負って戦い続けるカイ。彼が戦う理由は、ただひとつ――戦争の終結を目指して。
だが、戦場の恐怖は無限に広がり、敵のゾルダはますます凶暴に、そして巧妙に進化していく。カイはその手にかけた数多の命の重さに悩みながらも、仲間たちと共に立ち向かう。その中で、彼の異能に隠された秘密が明かされ、彼自身がどんな運命を背負っているのかが徐々に明らかになる。
終わらない戦争、消えゆく仲間たち、そして自らの運命を受け入れながら、カイは最後の戦いに挑んでいく。戦争の中で、彼はどんな成長を遂げ、何を守るのか。壮絶な戦闘と切ない絆が交錯する、シリアスな戦争譚が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 14:22:09
23615文字
会話率:35%
砂に覆われた地、ゼル・セトラス。そこで生きる一人の少年がいた。
容赦のない酷暑に耐え、天敵に怯えながら、砂海より旧文明期の名残を探し出して売る。それが彼の生きる糧を得る手段だった。
ある日のこと、少年は知り合いより地下遺構に潜った同業
者が帰らぬ事を聞かされる。時を同じくして、遥か遠方の地より、ゼル・セトラスに到来する船があった。
これは文明が崩壊した後の、黎明の時代を舞台とした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 07:00:00
1565091文字
会話率:45%
地平線まで埋め尽くす砂の世界。そこには様々な武装を施した砂の上を走る船、陸戦艇が存在した。彼らの目的は食料となる魔物と燃料になる魔石だった。
砂の海には高値で売買されるレアモンスターや、魔物に壊された陸戦艇があったりと、いたるところに一
攫千金の宝が埋もれていた。
朽ち果てた陸戦艇はダンジョンと化し、砂海ではドラゴンが空を飛び、ゴブリンキングが雄叫びを上げる。
ここは魔法と科学が融合している世界。
魔法に加えて銃砲が存在し、デミヒューマンも陸戦艇を操る。
装甲多脚機が砂海を走り抜け、魔法で呪符された砲弾が砂上を飛び交う。
そして今日も素人童貞おっさんは砂海に出撃する。
ようこそ砂の海へ!
それでは存分にお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-21 12:10:18
644029文字
会話率:36%
大地に蔓延る機械の蟲。
土煙を立て疾走する多脚機械。
いつ終わるとも知れぬ生存競争。
知恵持つ獣の砦階層都市。
見も知らぬ世界に放り出され、命を預けたのは巨腕の機械。
ーー還るため、還すため、少年は戦う。
※ 2017/10/7 ジャ
ンル別日刊ランキング 4位となりました(SF/空想科学)。
応援してくださる皆様、ありがとうございます。
※ 非転移・転生作品です。
※ 鬱展開あり。お嫌いな方はご注意を。
※ ネタバレは感想欄にお願いします。
※ 第二章完結に合わせ、あらすじ変更しました。
※ 設定資料集は目次下より。
※ カクヨムにて、同一内容で連載開始。
※ ガチバトルは七話くらいから。
※ 作中の物理法則その他科学知識は、諸々の文献を拾い読みした上での創作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-28 22:51:39
328390文字
会話率:45%
多脚機動兵器を描いたオムニバス短編集です。
自動兵器だったり、人が乗っていたり。
人殺し専門だったり、人命救助に活躍したり、と色々と種類がありますが、のーんびりとネタが浮かんだら書き込んで行こうと思います。
なので、基本的に永遠の連載です
(笑)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-15 13:09:44
1989文字
会話率:12%