靴を履くのと同じように、傘を持つことが当たり前になるこの季節。
僕は放課後の図書室でひとり、雨空を眺めている。
そんな孤独な僕の世界に現れた彼女は、まるで真夏の太陽のようで。
その背を追いかけたくても、まだ雨が恋しい自分もいる。
日常の断片
を描くシリーズ、十七作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 12:00:00
2055文字
会話率:24%
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乙女ゲームが好きな高校生、東雲 白兎。BLが好きな腐男子、七瀬 海璃。ふたりは幼稚園からの幼馴染だ。
ある日、白兎は乙女ゲーム好きが集まるサイトで、『渚』という人物と仲良くなり、それ以来、お互いに好きな乙女ゲームについてチャ
ットで語り合うようになる。そんな中、渚が関わって作ったという、配信前のフリー乙女ゲーム、「白戀華~運命の恋~」のテストプレイをして欲しいとのお誘いが!
すべてのルートをプレイ後に感想メールを送ると、後日返信が届いた。そこには渚が感想の御礼と共に、本来作りたかったルートである、「隠しルート」のファイルが添付されており、そのゲームへの強い想いも一緒に綴られていた。
いざ! とパソコンでプレイしようとした矢先、幼馴染から電話がかかってくる。ゲーム画面を閉じて待ち合わせ場所である駅前のカフェへと急ぐ。
しかし、カフェの窓越しに見てしまった光景に、白兎は思わず目を疑った。窓際のカウンターに仲良く並んでいるふたり。それは、片思いの相手である海璃と、可愛らしい年上の女性の姿。目が合った瞬間、気付いたらダッシュでその場から逃げ出してしまった。
夏の太陽の下、白兎は体力の限界を感じて足を止める。油断したのも束の間、まさか海璃が自分を追いかけて来ているとは夢にも思わなかった。しかもあの年上の女性も遅れてやって来て、なにか勘違いをしてない? とふたりに問いかける。
そんな中、三人の方に暴走車が突っ込んできて····。
気付いたら三人は、乙女ゲーム「白戀華~運命の恋~」の中に転生していた!
しかし、事はそれだけでは終わらない。
白兎は目の前に現れた選択肢を選んだことで、隠しルートに突入してしまう。三人はお互いに転生していることを知らないまま、それぞれの役をこなしてイベントをクリアしていく。
また転生直後から、自分だけに見える緑色の透明な画面と、機械音声の個性的なナビゲーターたちの声が聞こえるように。
頼れる相棒たち(機械音声)と共に改変された物語を攻略していく、愛と笑いの中華BLファンタジー。
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※この物語はBL要素があります。苦手な方は注意して下さい。
※2/21よりムーンライトノベルズさん、アルファポリスさん、ネオページさんにて【完全版】を公開しております。fujossyさんでも順次公開予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 07:00:00
227073文字
会話率:35%
百鬼行列の夜、猫は忽然と姿を消した。秋風の吹く、満月の夜だった。幼馴染の手を固く握って、行列の中をひたすらに走っていた。手のひらから伝わる体温が熱い。彼女は真夏の太陽のよう。鬼たちの間をするする駆ける、かわいい背中を追いかける。提灯や屋台
から漏れる薄ら明かりが、その輪郭をだんだんと曖昧にした。暁に似ていた。そういう夢を見ていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 21:52:16
39494文字
会話率:55%
僕は走る。知らない彼女の背中を追いかけて。
最終更新:2024-09-16 19:00:00
2778文字
会話率:46%
夏の太陽の下に晒された氷のように、一瞬で溶けていった日々。
でも、確かに存在していたあの日。
これは人間である主人公と、幽霊である少女の物語。
※R15は保険です。
最終更新:2024-09-15 18:54:41
13746文字
会話率:39%
なんか急に、まっしろいシャツになって、夏の太陽の下に干されたいな~って思って。
最終更新:2024-08-28 20:08:16
286文字
会話率:0%
8月中旬、お盆の季節。蒼太は、ある男の墓参りに来ていた。墓で眠る男の名前は、小笠原昊希。7年前の中学3年生の時に他界した。蒼太の幼馴染であり親友であり、最初で最後の想い人だった。
踏み面へ腰を掛け、生前昊希が大好きだったラムネを片手に感傷に
浸る蒼太。夏の太陽が照りつける中、蒼太は昊希が死んだあの夏の記憶に想いを巡らせる───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 22:00:20
20992文字
会話率:35%
放課後の教室で飛び交う色恋沙汰の話。その空気感にどうしても馴染めない私がいた。
もちろん私にだって好きな人はいるけれど、とあることが理由で最近は避け気味。それでも何かに期待をして髪型を変えてみたりする自分がいる。
真夏の太陽の下を駆
け抜けたことをきっかけに進み始める恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 14:00:00
6646文字
会話率:28%
ジリジリと照りつける夏の太陽の下、恋焦がれる缶コーヒーが行き着く先はーー。
最終更新:2022-12-31 14:00:17
485文字
会話率:13%
「これ、君のだろ?」
ーー19××初夏、繁華街。
後ろから声をかけてきたのは、小麦色に焼けた肌をした、初夏の太陽に負けないくらい爽やかな笑顔を浮かべた君だった。
ーーこの物語は、君と私の、色褪せることない、夏の想い出。
最終更新:2022-08-18 20:40:55
1379文字
会話率:20%
感受性、応答セヨ!!!!!
最終更新:2022-02-25 06:47:10
3123文字
会話率:0%
彼女は、夏の太陽みたいな力強さを持った人。
ある日突然出会った、ちょっと変わった彼女と私の物語。
こちらの作品は、
当ブログ、
『拝啓、空の彼方のあなたへ』
https://www.emiblog8.com/
にも掲載しております。
最終更新:2021-10-31 21:00:00
15664文字
会話率:13%
夏の太陽が降り注ぐ街道を、ふらふらになりながら、男は歩いていた。
旅慣れぬうえに暑気にやられ、挙句の果てに、突然の雨に降られてしまう。
ちょうど差し掛かった峠道の先に見つけた、小さな店に逃げ込むと、そこは若い女がひとりで切り盛りする茶屋だっ
た。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 17:15:17
5000文字
会話率:24%
夏の盛り、真夏の太陽、僕らの夏だ。
最終更新:2020-05-05 03:02:33
905文字
会話率:8%
轟く爆発音と衝撃に優雅な朝食は邪魔をされ、藍染坂旭(あいぜんざか あさひ)の少し退屈で平和な日常は一変する。
突然、屋根裏部屋に現れた小さな侵略者。
「俺の名前はザジ。南の大陸にて“雄々しき太陽”の名で信仰を集める、大陸と大空の覇者たる
黄金の魔竜だ」
八重歯が覗く勝気な笑み。
燃える炎の様な真紅の瞳。
太陽を閉じ込めた輝きを持つ金色の長い髪。
健康そうに日焼けした張りの良い褐色の肌。
腕を組み、胸を張り、瓦礫の山に仁王立つ、夏の太陽の様な小柄な“全裸”の少女。
「何が信仰だ馬鹿野郎! 人様の家を壊した挙句に全裸とはいい度胸だ!!」
文字通り、突然降ってきた面倒ごとに旭の日常は崩壊する。
魔竜を名乗る少女に振り回される毎日。 日を追うごとに増える悩みのタネ。
「おい旭、あそこに魔王がいるぞ。世間は狭いなぁ」
「仕事に疲れ切った顔の魔王がいる世間とか、世も末を通り越して新世界だろうが」
旭とザジの凸凹コンビが紡ぐ笑いあり、涙あり、バトルありのハートフル“ご近所”コメディ。
「旭、そのうち勇者にも会うかも知れんぞ」
「勘弁しろよ。“そのうち”で会いたかねぇよ勇者に」
何事もなく一日を過ごすことが、こんなにも尊くて大切なことだとは気付かなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 06:00:00
75365文字
会話率:49%
真夏の太陽照りつけるなか、「あの人」に出会ってしまった、ボク、は好奇にかられ、、、
最終更新:2019-09-01 23:48:52
4905文字
会話率:61%
モノクロの記憶、カラーの未来。
キーワード:
最終更新:2019-07-31 11:28:21
863文字
会話率:19%
真夏の太陽が私を狂わせる…!
最終更新:2019-07-05 07:38:06
526文字
会話率:0%
何処にでもいる普通の中学三年生、真司は最後の夏休みを満喫していた。
空から降り注ぐ真夏の太陽で肌を焼きながら、滴り落ちる汗で服に模様を描く真司は帰り際に運命の出会いを果たすのだった。
最終更新:2019-03-25 01:57:34
5060文字
会話率:28%
ユキとサク。私達はうまくやっている。そう、ユキは信じていた。
だけど、合わない歯車のずれに少しずつユキはどうしたら良いのか分からなくなって行く。
健康である振りをして薬を飲むのをやめ、私はもう大人だからだいじょうぶだと、様々な面において自分
にユキは言い聞かせるように思っていた。
掴めない雲、持ち手のいない風船のようなサクにユキは徐々に不安になり、苛立ちを覚える。
夏の太陽がユキの焦燥を余計に焦がすように空で輝いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-21 11:33:46
16459文字
会話率:56%