大都会で暮らす高校2年の千田恭平はいつも自分の居場所に違和感を感じながらも、毎日幼馴染の零花とのんびりした日常を楽しんでいた。ある時彼は自分の視界によく同じ扉が見えることに気づく。その扉に恭平が入ると、視界がまばゆい光に包まれて彼は意識を失
った。彼が目を醒ますと見知らぬ森に一人で倒れていた。彼が周辺を見ていると後ろから巨大な狼のような生物に襲われ、やられると思った瞬間にイケメンの騎士様に助けられて、彼から言われた一言は「大丈夫ですか?お嬢さん?」だった。異世界では少女、現世では少年の物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 18:10:18
9339文字
会話率:51%
五大陸の北側に位置するセプテントゥリオーネス大陸。
その国で最初に大陸を統一した人物は3000年を経た今も数多の武人たちから羨望の念を向けられている稀代の英雄だった。
確かに古代時代を生きた彼が編み出した戦術等は今も通用するのだが・・・
・多くの者達が口を揃えて断言する。
「ああも憐れな晩節を送ったのは、彼が英雄だからである」
この言葉が何を意味しているのか?
それを書き記した手記があるので読み解くとしてみよう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-15 18:25:47
18622文字
会話率:31%