――世界最大サンドボックスに閉じ込められた俺、核と神話とクソ仕様で詰みました。
【このゲームで死んだら、現実のあなたも死にます】
そう、ログイン時に告げられた謎のメッセージ。
一瞬の読み違いが、俺の人生を「地球最終戦争」へと変えた――
。
文明クラフト×人生シミュ×戦争ストラテジーが融合した世界最大の神ゲー『マイピ』。
アドオン検証中にログインした俺は、チュートリアルもなく核攻撃を食らい、古代時代で霧の牢獄に閉じ込められた。
しかも「KIWAMI(極)」モード。
チート無効、ログアウト不能、モンスター無限湧き、NPC全員イエスマン。
情報ゼロ。味方ゼロ。癒しゼロ。
ただし、俺には“あるもの”がある。
――ソロプレイランキング3冠、VTuber登録100万、
自作の国家運営用チートマップ『ミルマップ』と『圧縮建築理論ミルフィーユ農村』だ。
この世界で、一人のプレイヤーが文明を築き、神話を覆し、天使と悪魔を焼き尽くす。
「創造」か「崩壊」か。選ぶのは、お前じゃない。俺だ。
これは、ひとりぼっちの王が
絶望のゲーム世界で、『神話超えの御技』を手に入れる物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:00:00
12881文字
会話率:13%
地球人類が宇宙に進出して、千数年が過ぎた。様々な惑星の民達との交流あるいは対立しながらも、共に歩んでおた。地球とよく似ている惑星ルーン。気弱な少年ホゥリールは、父親の仕事の関係で移り住んでいた。交流のある惑星の中でも特に親交のある星。地球人
とよく似た姿に文化。長年の間に、地球人とのハーフも生まれている。そんな惑星。だけど、ホゥリールは馴染めずにいた。現宇宙には、古代時代は不明で用途も解らない遺跡が幾つかある。ホゥリールの父親は、その遺跡の管理をしていた。また研究者でもあり、同志のネペンテス人のラグドフィと共に遺跡について語りあっていた。平穏だった。その遺跡が何であるかが解るまでは。その遺跡は外宇宙或いは全ての宇宙誕生と共に存在していたモノ、その存在を封じる為の遺跡であった。その存在を復活させようとする秘密結社との闘いに巻きこまれて、父親は命を落とす。謎めいた少女ラムーは全てを恨んでいて復讐を望んでいたのを秘密結社に利用される。
ホゥリールとラムーは一度、父親の管理していた遺跡で出会っていた。ホォリールは父の敵を討つ為、父親の友人ラグドフィに引き取られて、秘密結社を討つため、また滅びをもたらすモノを再び封じる為に星の海へと旅立つ。そして、一時は敵対関係にあったラムーと和解し手を組んで秘密結社に挑む事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 14:00:00
62800文字
会話率:47%
五大陸の北側に位置するセプテントゥリオーネス大陸。
その国で最初に大陸を統一した人物は3000年を経た今も数多の武人たちから羨望の念を向けられている稀代の英雄だった。
確かに古代時代を生きた彼が編み出した戦術等は今も通用するのだが・・・
・多くの者達が口を揃えて断言する。
「ああも憐れな晩節を送ったのは、彼が英雄だからである」
この言葉が何を意味しているのか?
それを書き記した手記があるので読み解くとしてみよう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-15 18:25:47
18622文字
会話率:31%
今から三千年前、古代文明が崩壊する直前の時代。とある大富豪が巨大な研究施設を造った。それは浮上・潜水を繰り返す四つの島。そこには、古代のテクノロジーと富豪が全財産を投入してまで欲した宝が眠っている……と云う御伽噺。
「それがどうしたって?
」
近年の研究で、ガズンドオルス神話が古代時代の史実であるかもしれない、と云う説が濃厚になっていた。
「もしかしたらと思って、神話を調べてみたんだけどね、あったんだよ!」
「何が?」
ガズンドオルス神話・百六十二章十二編十五節。
「その男は四つの島に住み、全てを賭けて宝を欲した」
神話と御伽噺を頼りに島の場所を探し当てたジャンは、ファンを巻き添えに人造島へと足を踏み入れる。
島に潜入したファンとジャンを待ち受けていたのは、誰も居ないはずの無人の島で暗躍している謎の組織だった。
その島で捕らわれていた少女、エウレカと共に、ファンとジャンの冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-25 00:00:00
3372文字
会話率:50%