中原を支配する大国・昊国。その首都にある警察機関・耀天府の捕吏である黎宇晨(リー・ユーチェン)は、優秀ながら堅物として知られている。
ある日、首の無い男の遺体が見つかり、宇晨は身元を調べるために訪れた妓楼で、美しく謎めいた貴公子・白孤星(バ
イ・グーシン)に出会う。自称『仙人』の怪しい彼を捕えるも、再び首の無い遺体が発見されて……。
首の無い遺体、人が消える道観、宮殿に現れる将軍の霊……。都で起こる怪奇事件を、堅物な青年捕吏と謎の仙人が解き明かす、中華幻想ミステリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 21:00:00
131906文字
会話率:38%
悲劇が起きた、大爆発の真相とは? 陰謀×愛×アクションファンタジー!
かつてアスガード都市では『真昼の悲劇』と呼ばれる原因不明の大爆発が起き、多くの人の命を奪った。
その後、学者の卵テレーズは研究の先生と再会し、爆発の真相を探るために都市
を訪れる。そこで男や魔物に襲われるが、警備団の青年マチアスの助けを借りて窮地を脱することができた。
真相を調べるうちに浮かび上がる、都市を支える組織と奇跡の石の存在。
すべてが繋がるとき、都市の鐘の音は鳴り響く―― 都市の転換点を導く物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 18:01:21
149944文字
会話率:35%
ミクダ領と呼ばれる領地に、一人の青年が住んでいた。
青年の名は、ラース。農民の息子でありながらも騎士として剣を握る青年であった。
しかし、貴族出身の騎士による数々の差別、身分の差に苦しんでいた。
腐ることなく自らを磨き続けるラースであったが
、どんなに努力しても身分の差は決して覆ることはない。
いくら実力を付けても、それを貴族出身の騎士にぶつけることなどもってのほか。勝てる相手にも、身分が違うと八百長を強要されるのが当たり前。逆らえば家族まで巻き込まれると、ラースは理不尽に耐えるばかりであった。
そんなとき、親友のフランクから国王陛下が視察にくることを知らされ、更には謎の老人とその孫娘に出会い、その運命は大きく変わることとなるのだった。
これは愚直で真面目、堅物な青年が横柄な貴族騎士に立ち向かい、未来を変える物語である。
全四話+エピローグで完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 21:16:33
37124文字
会話率:43%