アルミナ王国とディクトシス帝国の間では、たびたび戦争が起こる。
前回の戦争ではオリーブオイルの栽培地を欲した帝国がアルミナ王国へと戦争を仕掛けた。
一時はアルミナ王国の一部地域を掌握した帝国であったが、王国側のなりふり構わぬ反撃により戦線は
膠着し、一部国境線未確定地域を残して停戦した。
そして20年あまりの時が過ぎた今、皇帝マーダ・マトモアの崩御による帝国の皇位継承権争いから、手柄を欲した時の第二皇子イビリ・ターオス・ディクトシスは軍勢を率いてアルミナ王国への宣戦布告を行った。
砂糖戦争と後に呼ばれるこの戦争において、両国に恐怖を植え付けた一人の令嬢がいる。
彼女の名はミリア・タリム
子爵令嬢である彼女に戦後ついた異名は「狙撃令嬢」
542人の帝国将校をあの世へ送った狙撃の天才
そして戦中は、帝国からは死神と恐れられた存在。
このお話は、ミリア・タリムとそのお付きのメイド、ルーナの戦いの記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 07:00:00
93626文字
会話率:36%
何らかの勢力が、海外から故意に・・
最終更新:2019-08-03 21:14:34
373文字
会話率:0%
二十六世紀。人類はp‐typeという人間と植物の融合体によって支配されていた。p‐typeは二十一世紀に若き科学者によって発明された新生物であり、人類を培地にして繁殖する能力を持っている。
時空移動に強い耐性のある少年、出雲響(いずもひ
びき)。彼は地上を取り戻す為、二十一世紀に時空移動し、p‐typeを発明した科学者、麻生聖(あそうひじり)を抹殺する任務を受けた。
しかし、時空移動後に出会った麻生聖は凶悪な科学者などではなく可愛らしい少女だった。
二人の距離が近づくにつれ、暗黒の未来になった出来事が明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 00:00:00
63243文字
会話率:40%