ルヴィルカリア王国には三人の王子がいた。
才知豊かなグレアム、武術に長けたローレンス、そして影の薄いエヴァン。
これは、そんな影の薄い第三王子が色んなテンプレに遭遇したりしなかったりするお話。
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「もしも婚約者の王子がま
ともだったら」から続く、「もしも婚約破棄の場面にまともな王子が居合わせたら」のシリーズ化作品です。
時系列バラバラなオムニバス方式なので、いつ頃の話かはサブタイに記しております。
あんなことこんなことを匂わせる表現もあるので、R-15は念のため。
更新はネタが思いつき次第気まぐれにやります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 22:46:08
49522文字
会話率:46%
ガリ勉丸眼鏡王子様とは図書館で出逢いました。
なんだかんだと一緒に勉強しているうちに、お互いが想い合う様になり…………婚約。
そして結婚式当日――――。
「…………誰!?」
「私だよ?」
「いや、誰っ!? 眩しっ! 目が潰れるっ!」
婚約破
棄したい! 物凄く、婚約破棄したい!
こんなにも眩しい人間と同じ空間にいるとか無理。
婚約破棄したい!
「んー、結婚式の途中じゃ、無理かな?」
「ですよね」
――――婚約破棄したいっ!
ガリ勉で瓶底眼鏡な地味王子殿下が、絶世の美男子だったなんて、聞いてなのですが!?
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閲覧ありがとうございます。
ブクマや評価等いただけますと、作者が喜び小躍りいたしますですヽ(=´▽`=)ノ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 12:18:40
3034文字
会話率:51%