『罪の区別なく、凡ての罪人を死刑に処す』
時は、一九三八年。
燦国は、国境封鎖下の独裁国家として、国民の生活を脅かしていた。
建国当初からの絶対の法律により、子どもを含む多くの国民が捕えられ、日々、公開処刑が行われている。
処刑人の名は『
死の媛』。いつしか人々は、彼女をそう呼ぶようになった。
黒いドレスに身を包み、ヴェールで隠されたその素顔は。
彼女を知る、或いは知った人々により、死の媛の救出が模索されてゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 11:29:28
174375文字
会話率:33%
2020年、アフリカのナビアホバ隕石をアメリカ軍が持ち帰ろうとして、2つに切り分けようとしたとき、世界の終わりが始まった。
その隕石は空洞だったのだ。そしてその中に入っていたウィルスと呼ぶべき何かが世界中に舞っていった。
世界中で突然狂暴化
する人間が多数目撃されるようになり、哺乳類に感染するそのおぞましい病気はまさしく人をゾンビと化すものだった。
世界は終わったのだ。
日本でも例外にもれず、厳重な国境封鎖をしても関係なく、人は感染していった。
その世界を合理的に、しかし臆病な主人公が安全を求めて旅する物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 20:36:34
328文字
会話率:54%
平和な日常に一瞬緊張を感じた。子供の頃の思い出話です。そういえば、あの頃もオリンピックや万国博覧会があって、いろいろな賑わいを楽しみました。
楽しかった思い出のなかの一瞬の緊張感です。
最終更新:2021-07-21 15:57:14
1336文字
会話率:0%