春一番という四股名が付けられた力士の物語。ノベプラ+春の5題小説マラソンにエントリー。
最終更新:2024-03-26 19:03:26
1472文字
会話率:11%
広島県呉市出身、笹呉という四股名の力士の物語。四股名の通りささくれてばかりの性格から、笹呉月(ささくれるな)という四股名に改名させられるも……
最終更新:2024-03-12 18:41:20
1478文字
会話率:22%
ある理由から伊井和気(いいわけ)という四股名を付けられた力士は、いつも大事な一番で勝てず大関昇進を逃してばかりで……
最終更新:2023-03-15 18:47:47
1829文字
会話率:24%
投稿済の小説「金の玉」の当初執筆オリジナルのパイロット版です。
最終更新:2022-05-04 12:40:18
6885文字
会話率:8%
大学時代に所属していた相撲同好会の思い出話です。
相撲部の稽古が終わったあと、土俵を使わせてもらっていました。廻しは稽古場にかかっていたものを使用。
文字通り
「他人の褌で相撲を取っていました」
最終更新:2018-12-23 09:56:10
3940文字
会話率:19%
理想の相撲、理想の力士。どういう状況の相撲界が理想的でドラマチックか。
そして今、私は、その理想についてどう考えるかについても記しております。
最終更新:2018-12-20 23:10:34
847文字
会話率:0%
遊牧民の少年、アルゲレリオン・ブルトチノはライバルのオユントゥルフールを追って日本の大相撲の世界に飛び込んだ。
しかし、入門早々ブルトチノは兄弟子の久山 力(ちから)と共に暴力事件を起こした。部屋の規律違反、くび確定だった。
時を同
じくして、赤瀬部屋の師匠・赤瀬 峰夫が死んだ。
ブルトチノと久山は自分達をかばってくれた幕内力士・漣が興した五味部屋に移籍した。
弱小部屋は金銭面などあらゆる面で不利だったが、おかみ・律子の手腕が部屋経営を助けた。
ブルトチノは「狼」の四股名をもらいデビューした。
たった二人の力士は相撲漬けの環境で実力をつけて行った。
しかし、二人に壁が立ちはだかる。
久山には十両の壁。
一人前に認められる十両力士。それまでとは待遇が一八〇度違う。給料は雲泥の差、手足となって世話をする付き人がつく。
久山は東幕下筆頭にまで登り詰めた。半枚上は天国。また、あとのない十両力士にとっては久山は地獄へと足を引っ張る存在。彼らは久山を全力で潰してきた。久山の体はぼろぼろ。何とか三勝三敗で最後の相撲にたどり着いた。相手は赤瀬部屋の赤烈風。赤烈風はアマチュアタイトルを総なめにして角界入り、入門二場所で十両力士・関取になった。
赤烈風との対戦。馬力は久山に分がある。捌きのうまさでは赤烈風。両者、自分の長所を生かし素晴らしい相撲になった。最後は稽古量がものを言う。久山が赤烈風を押し出した。
久山は関取になった。
久山を追うブルトチノの壁はバータル。対戦成績、四戦全敗。歯が立たなかった。
ブルトチノはもがいた。想像を絶した猛稽古。砂まみれ、どったが顔かわからない。そんな猛稽古でも自信が沸かない。見兼ねた師匠・五味、ブルトチノに胸を出した。相撲とは押すことである。
「押せば押せ引かば押せ押せ近場押して勝つのが相撲なりけり」
師匠はこの言葉をブルトチノの体に刻んだ。
押すとは何ぞや。それは力士のコア。押さなければ隙が生まれない。投げもいなしも意味を持たないのだ。相撲は少年の狼に牙を与えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 20:56:12
49907文字
会話率:56%