実の家族に冷遇にされた挙句、手柄を横取りされて冤罪を被せられ、人間にほとほと愛想の尽きた名門貴族の次男は魔王軍に就職し、愚かな人間どもを駆逐しまくって四天王にまで上り詰めたが……
「地属性魔法の使い手って地味じゃね? キャラが立たないって
いうかさぁ」
「くくく……奴は四天王の中でも最弱よ」
「地属性か四天王一番手、このどっちかの要素があるだけで、そいつはもう不遇キャラだよねー」
地属性魔法の使い手は不遇。四天王一番手はかませ犬の踏み台。
そんな風潮が世間に流行り出した時の地属性魔法が得意な四天王一番手の様子。
「やべぇ……両方を備える俺は一体どうすればいいんだ……?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 13:53:30
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会話率:64%