怖い話ってね、沢山あつめると、怖いことが起きるんだって。
それも、ただの怖い話じゃない。
アナタの近く、アナタの身の回り、そして……アナタ自身に起きたこと。
そういう怖い話を、四十四あつめると……とても怖いことが、起きるんだって。
……
そう。アナタは、それを望んでいるのね。
それならば、たくさんあつめてみて。
四十四の怪談。
それをあつめた時、きっとアナタの望みは、叶うから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 22:04:32
91478文字
会話率:11%
人通りの少ない坂道にぽつんとある自販機。品揃えが変わっていて、見る者の好奇心をそそるその自販機には、ある秘密があった。
「お釣、いただきますね」
そんな女声の声を聞いたなら、貴方はどうする?
これはお釣を求める不思議な「ア
クジキジハンキ」の物語。
ちなみに、キャラクターは去年の夏ホラー作品「四十四物語」から起用しています。興味のある方はそちらもどうぞ。
夏のホラー2018参加作品(ガラケーのため非公式)
余談
この話を作るとき、タイトルの「アクジキジハンキ」で検索したところヒットしたのが0件で、「アクジキジハンキ」という検索項目初出ということでちょっと喜んでます。(本当に余談だな)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 12:00:00
139793文字
会話率:35%
夏休み、家が寺のクラスメイトのうちで納涼と称して百物語を開催することとなった小学五年の四十余人。
問題を抱えるクラスであったが、百物語という怪談への好奇心と冒険心で楽しく愉しく過ごしていた。
けれど終わり際、ある児童が言った。
「さて
、僕は誰でしょう?」
その言葉が波紋を呼び、百物語を──否、四十四物語(しとしのものがたり)を更にタノシクしていく。
楽しい愉しい四十四の物語。
もしくは彼の、復讐劇。
もしくは彼を──
さァ、きミもタノシんデ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 12:00:00
143308文字
会話率:40%