江戸のある蕎麦屋に最近、一人の男が出入りしている。
いつも決まった時間に来ては盛り蕎麦を十枚、ぺろりと平らげて帰っていく。
それを見ていた常連客達は、盛り蕎麦二十枚に一分金(今の価格で約二万円)の賭けを持ち掛ける。
無理でございますと言いな
がらもその男は二十枚平らげて一分金を獲得して帰った。
収まらないのは常連客、今度は盛り蕎麦三十枚で二分金(約四万円)の賭けを挑むがそれも敗北。
口惜しがる常連客に金公という男が、その蕎麦っ食いの男の正体を教える。
そばの清兵衛、通称そば清と呼ばれ、最高記録四十枚という猛者だと知り、今までの借りを返すべく、常連客たちは五十枚で一両という賭けを挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 23:13:44
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会話率:1%
13年以上前に自費出版した『妻は宇宙人』を、四万円以内の経費でkindleから電子書籍化した話。
*このショートショートは、山中幸盛のブログ『妻は宇宙人』と同一です。
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最終更新:2021-11-30 22:58:30
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会話率:10%
小説家になろう四万作品掲載おめでとう!
最終更新:2009-03-19 14:37:28
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会話率:46%