「運命とは呪いと同じ意味の言葉だよ」
運命とはつまり、そうなるように定められた道筋のことである。それはつまり、運命というものに見込まれたモノは、その道筋から逃げられないのだ。その道が善い道であれば、それを好意的に捉えることが出来るだろう
。しかしそれが破滅や絶望といった悪しき結果へつながる道であればそれは呪いなのである。
「初めから決められている結末があって、それを、そう決められていてよかったと思うのか、何故そんな風に決められてしまっているのかと思うか。それは、運命あるいは呪いに見込まれているモノにしかわからない」
彼の、いや「彼ら」もそんなモノに見込まれた存在だった。
光城翼はどこにでもいる普通の中学生だった。しかしある日、謎の怪物に襲われて死にかけて、そこで運命に手を伸ばした。
そして「彼ら」の物語が幕を開ける。
これは、二振りの剣に見込まれた「彼ら」の破滅の物語――。
※更新については下記を参照ください
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/380707/blogkey/2457725/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 22:00:00
427378文字
会話率:38%
これは自作『パラドクス』シリーズのキャラクター、設定・用語などをまとめた設定集です。
『パラドクス』シリーズは現在第一部『呪剣のパラドクス』を連載中です。キャラクターが出てくるたびに項目追加・追記していきます。
最終更新:2020-04-23 23:16:26
17273文字
会話率:8%