夜道を歩く男は吹雪きにあう。狐が出る並木林に照は火の玉蒼い玉。はてさて男の命運はいかに?
最終更新:2020-09-23 21:22:57
865文字
会話率:0%
この世には不思議なことがある。
しかしこの世には不思議なことの絶対的なルールもある。
それは起こった過去を変えてはいけない。事実をねじ曲げてはいけない。
それはこの世を全てを侮辱する行為だからだ。
桜木奏(さくらぎそう)は27歳の普通の社
会人だ。
奏は今までのまだ27年間という短い人生の中にきっとこれからも後悔し続ける出来事があった。
それは10年ほど前の季節は冬。しかし冬と言っても春の陽気に変わり始めたそんな冬の終わりの頃の話。
奏は初めての最低で最悪な美しさを知ってしまう。
「君が吹雪くんだったら俺が散ろう」
「君が散るんだったら私が吹雪こう」
もう二度と出会うはずもない2人が再び出会い、あるはずもなかったハッピーエンドに向かって走り出す。
果たして、2人が向かう先はバットエンドかハッピーエンドか……
出会ってはいけない2人が来るはずもない2度目の春を待ちわびる。
※この作品はカクヨム様でも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 17:26:16
14588文字
会話率:30%
登山者の男は、カレーを食べた。それだけの話。
狐カレー企画です。
最終更新:2018-01-14 01:07:29
4149文字
会話率:4%
アメリカ合衆国やEUで可決したその“ある”恐ろしい法案は、
ここまで来るのも遅いくらいだが、日本は真似するように与党のゴリ押しというもので賛成多数で可決した。
その日は雪が全国的に氷点下を下回り、
吹雪き、ニュースはその二つだけでどこの局
もやっていないといった感じだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-26 23:28:56
7070文字
会話率:20%