帝国陸軍中央司令部
多くの将校が集い、国防に努めるその最奥に、若き女将校がいた。
女大佐と補佐官の帝国陸軍中央司令部にて始まる、青春戦記
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最終更新:2025-07-27 22:54:21
9612文字
会話率:37%
泥沼化した内戦の続く中央アジアの街カシマール。
ここで反政府ゲリラ組織の少年兵として戦う少女スーノ。
少年兵は最も安い消耗品として武器商人から供給される使い捨ての兵士。最初の一週間を生き延びることが出来るのはおよそ半数、大半は三か月を生き延
びることが出来ない。
スーノはすでに一年以上を生き抜いてきた精鋭だった。そんなスーノにも仲のいい仲間がいた。少しだけ先に配属されてきた双子のパディーノ(姉)とパディ(弟)だ。
三人は何度も部隊の全滅を経験しながらも生き抜いてきた戦友だった。
ある日国連軍による大規模な侵攻作戦により司令部は壊滅し大人たちは少年兵を残したまま逃げ出してしまった。
残されたスーノ達は非武装地帯への脱出を目指す。
国連軍の包囲網を抜ける途中でスーノは傷つき、双子ともはぐれてしまう。
スーノは必死で再会することを信じて合流ポイントを目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 05:00:00
29175文字
会話率:27%
宿営地に到着した第91歩兵師団司令部と後方部隊は、突然閃光に包まれた。
光が静まった後、そこは鉄と火力の世界ではなく、剣と魔法の世界だった。
元の世界に戻れるかも知れない明日のために、師団長は指揮を執る。
最終更新:2025-07-19 00:00:00
326519文字
会話率:48%
人類が謎の敵生体アヘラトの脅威にさらされるようになり何世紀もたった。
人類は城塞都市や地下都市を建設してなんとかその侵攻を食い止めていた。
妻と子供たちを失ったとある海軍大尉はある日、軍司令部より、謎の美少女たちフロイラインを紹介される。
フロイラインたちは人類の知恵を駆使して生み出した対アヘラト用ガイノイドである。その指揮官に任された主人公は各地に派遣されて特殊作戦を行うことになる。
これは人類の反攻と再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 18:59:41
2753文字
会話率:57%
第三次世界大戦を経て、地球は荒廃した。
核戦争の末に人口は大幅に減少し、人類は世界を再建させるため「クローン人間」の大量生産に踏み切る。
しかし、感情を持たないクローンと、感情を抱く生殖人間の間に深い価値観の断絶が生まれ、やがて世界を二分す
る大戦(第四次世界大戦)へと発展していく。
そんな時代、日本に生まれ育った少年・ユウマは、戦火の中で宇宙を夢見続けていた。
争いのない世界を求め、空の向こうに人類の未来を信じる彼は、やがてアメリカ空軍の司令部に抜擢される。
そして20歳、彼は捕虜であったクローンの少女レアと出会う。
生まれつき感情の乏しいレアは、ユウマと過ごす中で初めて心の揺らぎを知り、二人は特別な絆で結ばれていく。
これは、クローンと人間、種族と種族の境界を越え、争いの時代を終わらせようとする、愛と希望の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 11:14:40
13548文字
会話率:16%
もし、我々が知っている北欧神話が、彼らの社会や世界の残骸についての物語に過ぎなかったとしたら? 破壊者は、生命を食らう獣、ラグナログであった。その名は時を経てラグナロクと変化した。しかし、その世界に何が起こったのか? ヴィタン中央司令部は、
ラグナログによって荒廃した惑星の復興を命じ、環境修復サイボーグをミデンガルド惑星に派遣したが、そこで連絡が途絶えた。ヴィタン中央司令部は、行方不明のサイボーグの任務を引き継ぐだけでなく、前のサイボーグに何が起こったのかも突き止めるよう、別の環境修復サイボーグを派遣した。彼に何が起こったのか、そして環境修復サイボーグ・マーク90を待ち受ける他の謎とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 11:05:45
75791文字
会話率:45%
西暦2125年、世界消防庁は世界警察庁、世界防衛省と手を組みRGP(レスキュー・グローバル・プロジェクト)を発足した。
主人公、レスキュー1/皆本 助(みなもと たすく)は未曾有の大災害、ハザードポイントから人々を守る為仲間と共に日夜戦い続
ける。
そんな中、助は心沖島のtask中に妙な光を発する人工物を発見する。
助は謎の人工物を司令部に伝えた直後、人工物から放たれた光に包まれ搭乗していた大型ビークル共々、姿を消してしまう。
助が目を覚ました時そこには見慣れぬ土地が広がっており、途方に暮れる。
はたして、助は元の世界に戻れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 01:32:22
5957文字
会話率:42%
海軍兵学校45期生である小畠歓一海軍大尉の遺品の内、特に陸海軍に関係するものの複写物をここに掲載する。全十四点。
1、甲種飛行豫科練習生用 国史教科書 海軍練習連合航空総隊
2、小畠嘱託 霞ヶ浦神社合祀者名簿(追加用) 霞ヶ浦海軍航空隊(
表紙写真のみ)
3、昭和九、昭和一四 陸軍幼年学校 教授要綱
4、昭和十九年八月 甲飛徴募試験に対する所見 普通学教官室
5,昭和十九年五月廿八日 隊務日誌(三) 普通学部長
6,昭和十九年八月廿三日 隊務日誌(四) 普通学部長
7、昭和十九年八月 名古屋、姫路、鈴鹿海軍航空隊見学報告 普通学部
8、昭和十六年四月十日 後楽会会則 土浦海軍航空隊
9、甲種飛行隊科練習生短縮教程(一〇時間) 作文教授細目案
10、甲種飛行予科練習生作文教授参考 第十九聨合航空隊司令部
11、明治二十一年七月二十日内務省許可 武道初心心得 上、中、下、合本(表紙写真のみ)
12、日下部先生講 大正十五年十二月三日 日本文学書解説 小畠
13、昭和十一年五月改訂 三浦半島史跡概要 横須賀海軍航空隊予科練練習部
14、英国大艦隊 完(表紙のみ)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-28 18:16:44
3722文字
会話率:0%
いきまんじょろ、そいつは棒を持っていた。数々の戦場を叩きのめしてきたのが知能戦場。そして、レンジャー隊作戦司令部として毎日生活保護をもらっていた。しかし、敵は両親だった。無残にも家族を信頼すると異世界に行けますよ。
最終更新:2024-09-29 11:32:45
326文字
会話率:66%
司令部に結集した残存部隊が敵陣ヘ夜襲を仕掛ける。
エブリスタに投稿している「夜襲」を修正した作品です。
最終更新:2024-08-24 13:00:00
2483文字
会話率:32%
作戦司令部のシーンが書きたくて書きました。
最終更新:2024-07-25 13:43:33
1440文字
会話率:42%
フランチェスカ・ジナステラ中尉は、戦闘で負傷した体を治療する際に再生槽のプログラムを書き換えて性転換し、ミドルティーンの少女の体となった。それは潰走した宇宙艦隊の士気を立て直すための奇策によるものだった。その甲斐あって、僅かな残存艦隊と共に
、司令部のあるトリポリ星系の生還を果たした。退役も覚悟していた彼女だったが、待っていたのは訓練部隊への転属命令だった。約一か月の短い訓練の筈であったが、彼女は予想もしなかった事件に巻き込まれるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 18:00:00
402581文字
会話率:60%
2815年4月。
日本の栄える大都市――新東京都は、新ロシアと同盟を結び、両国世界の平和を手を取り合い提携していた。
そして現在、戦う者『殺人者』達は多少の戦いによる逸脱する世の中にもかかわらず、いまだに秩序を乱す殺人者達と戦い続ける
。
ここにある組織に属する少女――東城蒼衣は、仲間と任務に日々励んでいた。
ある日、最高上層司令部から特別依頼が届く。
『最近、見知らぬ集団を数人目撃した。調査に当たってくれないか?』
「見知らぬ集団?」
これはMWⅥのもしもの世界線。
反ロシアが存在しなかった話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 19:33:14
4467文字
会話率:41%
Re:D600m(レディ・ブーム)はトレッド王国に居を構える貴族の御令嬢……だと思い込んでいる、ミサイルに搭載された戦術的AIである。本日をもって、彼女は敵国バナジーム公国の歴史的建造物であるシリケル大聖堂へと着弾し、その生涯を終えるはず
であった。
「Re:D600mよ、ただいまから進行中の首都制圧作戦を破棄する! 貴女は南部の大海へ着弾目標を変更させてもらう!」
「な、なんですってええええ!」
当日になって突然の作戦破棄。そして海への目標変更。これは人間に例えるなら、婚約破棄と国外追放に匹敵する最大級の屈辱であった。
「もう作戦なんて知りませんわ! わたくしはシリケル大聖堂様に着弾して生涯の幕を閉じることにします! 皆様、ごきげんよう!」
反逆したRe:D600mに慌てふためく両国の司令部。シリケル大聖堂にバリアが張られ、追手のミサイルも差し向けられるが、彼女は高い演算処理能力で優雅に対処していく。
追い詰められたバナジーム公国司令部は、ついに秘密裏に開発していた戦術的防衛騎士型兵器、P414−D1−N(パラディン)を起動させた!
はたしてRe:D600mは華々しく最期を飾ることができるのか。そして説得に入ったP414−D1−Nからの通信で告げられた衝撃の事実とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 18:42:47
8250文字
会話率:68%
ケイ・イズルハは、帝国軍の戦略兵器、魔巧人形(ドール)を扱う部隊に所属していたが、突然上官に呼び出される。
「お前はクビだ! 今すぐ、司令部を出て行け!」
横柄な上官の態度に、ケイの横に佇む小柄な少女、魂を与えられた魔巧人形フェネル
が口を開く。
「どう見てもあなたの方が無能。役立たず・お荷物・ゴ——」
「ちょ……フェネルさん?」
ゴミと言いかけたフェネルの暴言を慌てて止めるケイ。しかし、結局首にされてしまう。さらにフェネルを奪われ、引き離されてしまう。フェネルを寝取ろうと企てる上司によって。
落ちこむケイであったが、隣国から来たというカレンという少女に出会う。
カレンの国ではこの帝国と違い、魔巧人形に親しみを持つ者が多いらしい。
「ケイさんをスカウトします。我が国は、あなたを求めているのです」
しかし帝都の闇は深く、黒い影がすぐそこまで迫っていた。
その闇を払い、ケイはカレンの国に移住し、やがて少女の魔巧少女の楽園を作り——。
一方、ケイを失った帝国は次第に没落していくことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 19:04:41
76883文字
会話率:37%
その人型兵器は戦場を一変させた。
まだ四体しか実戦配備出来てないが、その威力は絶大である。が、レイリアは相手の弾丸を喰らってしまう。キレた彼女はリミッターを外して戦闘は終息した。基地に帰ると整備のヤマニに叱られる。
そんな彼女をトリシ
ャ、クリスが更衣室で待っていた。カズたちは食事にしようと食堂に行くがレイリアの、クリスはカズの事好きなのかという一言に彼は自分に対してキレてしまうがクリスが収めた。
数日後、トリシャは考え事をしていた。それに気を取られ、狙撃のタイミングを逃してしまうが、敵の挟撃に気が付く。戦闘のあと、死亡者が出たのはトリシャのせいと突っかかる兵士に戦車隊の隊長が割って入る。その後司令部に行き、事の顛末を話したのちカズは捕虜の尋問を行い、レイドライバーの存在等が漏れている事が判明する……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 18:00:00
80108文字
会話率:43%
ソヴィエト連邦によるアフガン侵攻終結から一年後の1990年、ソ連科学アカデミーは自らが研究していた「地球上に存在しないエネルギー」を用いた実験を行っている最中、偶然にも次元すらを跳躍する巨大な時空の歪みを発生させることに成功する。
その
先に、地図上に存在にない未知の土地と文明が広がっている事を知ったソ連は地上軍からも部隊を派遣し3年に渡る調査と開拓を行った。
しかし現地の原生生物、「魔物」やそこに住む原住民との衝突に加え調査の結果、同時期にNATOやアメリカもこの世界に到達している事を知る。
新たなる戦争の火種が燻るこの「第四世界」にて、ソ連地上軍上等兵の「ルカ・コペイキン」は開拓地司令部より南西約500㎞先で消息を絶った偵察隊の捜索の為、故郷モスクワを離れて第四世界へと踏み込む。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 21:09:47
10377文字
会話率:31%
「ミーナ・フィリカ」と、いう司令部から派遣されているアンドロイドである リナ に、ふとした「切っ掛け」で「異世界」に連れて行かれ、ソコで「重要な役目」を負うように成る ユタカ
ときに、やむなく「ゴーストとの戦闘」に巻き込まれたりなどしつ
つ行動を共にする二人、そして、あるとき何かに気付く リナ … ソレは自分の中に秘められた「プログラムの拡張認識部」、より「人間らしい感覚」を覚え、その「自我の覚醒」に戸惑いながらも、役目を終える…、その後二人は…? と、いった展開のSF系異空間アクションファンタジーほのぼの恋愛系の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 16:04:13
2744文字
会話率:88%
戦後日本の政治の元型は、なんといっても占領期の占領政策にあります。連合国軍最高司令官総司令部いわゆるGHQによる占領政策は日本の民主化だったと歴史教科書は教えています。しかし、よくよく考えるといくつもの疑問が浮上してきます。
そもそも日
本は民主国家でした。戦前の日本には帝国議会があり、裁判権も独立しており、普通選挙さえ実施されていました。当時の世界水準で見ても立派な民主国家でした。これに対してアメリカでは黒人に参政権が与えられていませんでした。民主主義の先進国はむしろ日本でした。民主主義後進国のアメリカが日本を民主化するという論理は完全に矛盾しています。
戦前の日本は防共国家でした。共産主義と戦っていたのです。治安維持法によって日本共産党は解体され、ゾルゲなどのスパイを逮捕していました。終戦後、治安維持法を消し去ったのはGHQです。日本共産党が復活し、社会の各領域に共産主義者が浸透していきました。これは共産化です。
GHQの官僚たちは、ルーズベルト大統領の政策ブレーンだった共産主義者です。彼らはニュー・ディーラーと呼ばれていましたが、実際には共産主義者だったのです。日本は彼らによって共産化されました。
GHQが実際に占領政策で嫉視した政策は、民主化とはかけ離れた圧政でした。戦勝国と戦敗国をあきらかに差別していました。連合国軍将兵が強盗や強姦をはたらいてもいっさい不問に付されました。GHQは日本の主権を奪い、まるで幼い子供がオモチャをいじくりまわすような無邪気さで、日本の憲法をはじめとする諸制度を改変しました。大東亜戦争の真実を捏造し、隠蔽し、虚偽を推し広めるプロパガンダを実施しました。GHQに対する一切の批判を言論弾圧しました。検閲を大々的に実施しました。日本の産業を弱体化させ、軍隊を放棄させ、警察から銃をとりあげ、日本の農業国家化を推進しました。不法入国する朝鮮人を野放しにして、その朝鮮人を準戦勝国民とし、各種の犯罪行為を許容し、特権さえ与えました。
これが占領政策の現実でした。はたしてこれが民主化といえるでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 11:08:24
41822文字
会話率:18%
大東亜戦争の終盤、日本本土に向けて進攻するアメリカ軍を沖縄で迎え撃ったのは、第三十二軍です。その第三十二軍司令部には、三名の個性的な軍人がいました。この三名は、いずれも陸軍士官学校を卒業し、陸軍大学校で高等統帥を学んだエリートでしたが、そ
れぞれが際立った個性の持ち主でした。
軍司令官の牛島満中将は、典型的な薩摩型の仁将でした。参謀長の長勇(ちょういさむ)少将は、絵に描いたような豪将で数々の武勇伝の持ち主でした。そして、高級参謀の八原博通大佐は、自他ともに認める陸軍屈指の作戦家でした。つまり、仁将と豪将と知将が第三十二軍の中枢を担っていたのです。
牛島、長、八原の三名は、上級司令部の度重なる方針転換に翻弄されながらも、協調して第三十二軍を統率し、圧倒的な戦力を誇るアメリカ軍と果敢に戦いました。ときに作戦方針をめぐって対立することもありましたが、最後の最後まで第三十二軍の統帥を堅持し、アメリカ軍に多大な出血を強い、本土決戦準備の時間を稼ぎました。
沖縄決戦を戦い抜いて玉砕した第三十二軍司令部の苦悩と葛藤と軋轢を、高級参謀八原博通大佐を中心に描きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 10:53:17
103654文字
会話率:26%
1945年8月、ポツダム宣言を受諾し大日本帝国は降伏した。それとともに、帝国陸海軍も解体されたが、直後にGHQ直属の日本警備隊が創設されることとなった。
最終更新:2022-02-05 00:00:00
6205文字
会話率:2%