死者は誰からも忘れ去られ、記憶柱(モノリス)にその名前だけが刻まれる世界。しかし、藍羽タクトは記憶柱(モノリス)に名前が刻まれているにも関わらず幼馴染みの記憶があった。何故自分だけが覚えているのか、幼馴染みは本当に死んでしまったのか。その謎
を解き明かす為にタクトは、己のパートナーとなる「神徒」を召喚する。しかし神徒を召喚するための【召喚の儀】でタクトは掟を破ってしまい、与えられたスキルは最底辺、神徒は神徒で大の男嫌いというハードモード。「いくら可愛いからって何でも許されると思うなよ!?」「はあ!?指揮官なんて神徒がいなきゃ何にもできないんだから大人しくアタシの言うこと聞いてればいいのよ!!」馬が合わない彼らは嫌々ながらも協力し、やがて世界の真相に迫っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 09:18:33
14611文字
会話率:31%
ハルメニア大陸第二の大国、ノスティラス皇国皇都ランダメリア。
新進気鋭の魔導士、16歳の少女ナユタ・フェレーインは、大陸最強の魔導士――大導師アリストルへの弟子入りを果たす。彼女はそこで、大導師の一番弟子ヘンリ=ドルマンと、彼の相棒たるケ
ルベロスの魔導生物ブラウハルトに出会う。
ブラウハルトの強さ気高さに憧れたナユタは程なく、自らの理想をつぎ込んだ魔導生物ランスロットを生み出す。徐々に心を通わせる彼女らの前に、大陸の気脈の要衝、アンドロマリウス連峰での危機を収めるクエストが師より下される。その冒険の行方は――?
完結作品「サタナエル・サガ」(https://ncode.syosetu.com/n6440eb/)の準主人公ナユタと仲間が織りなす、過去の激動の運命。ナユタがランスロットを生み出す契機となった、偉大なる魔導生物との物語を描く、外伝――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-04 22:42:24
186445文字
会話率:23%
「所詮僕らは、頑固アタマのいかれ野郎だよ」
掟に縛られ、生まれ故郷を離れられない宿命にある彩色一族の少年・群青。群青は一族の起源を探るため、人知れず故郷の弦莱を離れた。一年間の旅の末、群青はとある巻物を手にし、弦莱が生まれた理由を知る。〝遥
か昔、天子のごとき姫君と、忠実なる彩色の家臣あり…〟姫と家臣の霊魂が生前の過ちを引きずって、彩色一族を弦莱に縛り付けていた。呪縛を解き放つには姫君の霊魂が宿った人間を探し出し、弦莱に留まっている家臣の霊魂を許さねばならない。時を同じくして、故郷を追われ、血族に命を狙われる元皇子・月旦はとある夢に悩まされていた。それは美しい、天子のような姫君が舞う夢に…。
友情・絆・家族愛…仲間とは一体何なのか。海を山を古代都市を駆け巡り、いざ弦莱へ!登場人物は八割ますらお、空想東亜ファンタジー。※草食男子も女の子も混じっています…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-07 11:49:42
146590文字
会話率:53%