『奇なる姓に妙なる名』その人は『四天王寺ロダン』。
彼はのっぽ背にちじれ毛のアフロヘアを掻きまわしながら、小さな劇団の一員として、日々懸命に舞台芸を磨いている。しかし、そんな彼には不思議とどこからか『謎』めいた話がふわりふわりと浮かんで
、彼自身ですら知らない内に『謎』へと走り出してしまう。
そんな彼がある事件で失恋をしてしまった。
その彼が原付バイクで目指したのは、山口県の彦島。そしてそこで彼はある事件を解決するが、その足を佐賀の唐津へと向かう。彼は失恋をいやすために放浪の旅に7でたのだが…、しかし、彼の行くところに、何かしらの事件が舞い込んでくる。
それは彼の個性故か、それとも優しさ故か。
四天王寺ロダンは彷徨い、放浪する。
本作はそんな四天王寺ロダンが旅先で出会った事件をまとめた短編集です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 22:05:02
42728文字
会話率:30%
流行りのキャンプに出掛けたい女子高生、山川空(やまかわそら)は免許を取得し、必死にバイトをして貯めたお金で原付バイクとキャンプ道具を手に入れて、高校二年の夏休みに念願のソロキャンプへと出発する。
ところが、運悪く異世界転移してしまったので、
なんとか夏休み中に元の世界へ戻れるように原付バイクに乗って異世界中を旅することに。
思わぬ異世界ツーリングを、思いのほか楽しめちゃう山川空は、エルフと釣りをして、ドワーフと焚火して、ゴブリンとテントを張って、ドラゴンの背に乗らずに原チャで異世界を走り回る。
砂漠の城で一泊したり、雨しか降らない国は寄らずに避けたり、10年間喪に服している訳あり王女を遠くから眺めたりしながら、異世界を巡った先で止める気なく戦争を止めた翌日、悪気なく戦争の火種を作る。
そんなことお構いなしに、山川空は今日も面倒くさい玄人用テントを張る。
そんな山川空が異世界全体を揺るがす絶望の魔王の復活を阻止した瞬間、現世にぴょこんと戻ってしまう。
喜んだのもつかの間、必死にバイトして買った相棒の原付が異世界の駐車場に置き忘れていたことが判明し、冬休みに異世界へどうにかして戻ることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 00:52:24
41371文字
会話率:52%
僕は昔から車酔いが酷くて車など大嫌いだったんだ。でも、サーフィンの為の移動手段のつもりで原付に乗るようになると、暫く夢中になった時代が有った。
自分の青春期の一ページを飾ってくれた原付で疾走した一時代の思い出をまとめてみた。
最終更新:2021-08-31 17:23:21
5427文字
会話率:4%
流 玲樹(ナガレ レイキ)はゲーム好きの高校生。
ある夜のこと、玲樹は原付バイクで帰宅中に異世界転移に巻き込まれた魔王様を轢き殺してしまう。玲樹は魔王を倒したことで、異世界の力である称号を継承して、魔術を自由に使うことができるようになった。
時を同じくして異世界から押し寄せてきた魔物の群れに地球は大混乱に陥る。文明社会を破壊された日本で、弱肉強食の強制サバイバル生活がスタートする。
魔物が溢れる世界を生き抜くために魔王の力をフル活用、時々、通りすがりの神様に改造されてピンチをチート能力で生き延びる。
高校生魔王の異世界転移冒険譚、はじまります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-07 10:19:27
477221文字
会話率:27%
ごくごく普通の家族と、それを見守る原付バイクの話
最終更新:2017-12-07 04:08:26
1641文字
会話率:0%
ニート生活をしていた立岡孝(タカシ)は母 J( 'ー`)し との会話から大好きだった父親を思い出す。
そしてふと、コンビニに買いに出た時原付バイクに轢かれる。
目覚めると病院で幸い身体に異常は無かった。
しかし駆けつけた母からの言葉に驚く。
「あなたのお父さんはヒーローだったの」
何を言っているんだお? カーチャン。
母は数年前の父の死の真相を話した。あの日の父の死には魔人の襲来が関係していたと言うのだ。
そして明かされる俺氏の能力。
「タカシ……お前にはあの人と同じ能力、マッスルマッスラーがあるのよ」
カーチャン、全然意味が分からないんだお。
そしてタカシの世界に忍び寄る魔人の魔の手。
タカシは世界を救えるか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-03 02:50:18
7602文字
会話率:40%
田舎の異世界で、秋名カイルは残機が減らなくなった。その過程はいったって呆気なく田舎町に新聞配達のアルバイトとして日々を過ごしていたカイルが早朝のバイトへ向かうためにバイクに乗ったいざ出発――しかし突如現れたクマによって呆気なく死亡。そして転
生したのはまた田舎の様だが、その村の美少女に聞けば異世界である事に間違いは無いそうだ。その世界を訪れたことで、カイルに与えられた能力は残機∞、つまり死にはするが何度でも蘇るという能力だ。かと言って強いわけでもない能力にカイルは頭を悩まされる、そしてある願望を抱く――――シニテ。カイルは一緒に転生されてきた相棒の原付バイク、タビと共に残機を減らす方法を探していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-02 20:42:01
7679文字
会話率:42%
沖縄行きフェリーの出航まで、あと2時間を残していた。しぶる弟から借り出した原付バイクに、テントと着替えを詰め込んだバッグを積んでの一人旅。いざ乗船と思いきや、腕時計の留め金が壊れた。左手首にだらしなくぶら下がったこの時計は、祖父が中学への
進級祝いに買ってくれたもの。急いで原付のわき腹を蹴ってエンジンを掛け、市街地へと戻った。あった。扉には「時計店」と漢字で張り出されているので、目的の店で間違いないだろう……ある時計店の親爺さんとの思い出をつづります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-13 08:27:47
7834文字
会話率:21%
高校2年生の酒井美鈴と社会人樹林花蓮。二人はお互いになんの面識もない。が、ある日二人は最悪な形で出会ってしまう。その日を境に酒井美鈴と樹林花蓮の人生が大きく歪みだした。
この小説は交通事故を題材にしたお話です。本文の中には不適切な表現が
かなり含まれていく予定です。交通事故による被害者の親族、遺族又現在それらで介護をされている方々は読まない事をお勧めします。
万が一この小説を読まれ不快に思われても一切対応しません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-10 00:13:21
6054文字
会話率:29%