千の魔術を操ると称される伝説の魔道師シンドウ・カズトラは、魔王マリア・マクスウェルを自らと共に封印。人間と魔族の間でおきた戦争を終結に導いた。
五百年後の未来で目覚めたシンドウが目にしたのは、平和になった世界と魔術を用いた格闘技『マギシ
ングサークル』であった。マギシングサークルは、シンドウよりも百年早く封印から目覚めた魔王マリアが作った世界的に大人気のスポーツである。
人殺しの技術であった魔術が今では興行色の強いスポーツに用いられていることに戸惑うシンドウは、落ちこぼれのマギシングサークル選手の少女ナルカミ・イズナと出会う。
イズナは、祖父が残したマギシングジムを守るために奮闘していたが、マギシング協会の理事を務めるマリアからジムの廃業を宣言される。
しかしマリアは、シンドウがジムの会長を務めること。マリアの弟子のユーリ・ストラトスに勝つことを条件に廃業を取り消すと言う。
シンドウはイズナのトレーナーを引き受け、修業をつけることとなる。
落ちこぼれと揶揄されているイズナだったが、シンドウは彼女に秘められた天賦の才に気付き、その才能を開花させていく。
しかしシンドウとイズナの出会いは、魔王マリアによる策略の始まりでもあった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 20:41:52
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会話率:41%
魔術師の家系に生まれながらも、魔法がうまく使えこなせない少年がいた。その少年は自分の魔術のできなさに飽き飽きし願った「もっと魔法が遅れた世界に行けたらな」と願った。すると謎の声の導きによって異世界へと旅立つ。
その世界では原典魔法が使われて
おり、その世界では彼女は生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-21 19:00:00
137842文字
会話率:39%