割引シールが貼られた商品を買う後ろめたさ、そして救いの言葉。
救われる、とは、救われたと自分が思えること。
最終更新:2024-04-26 12:10:00
1503文字
会話率:22%
自らの立ち位置を理解しない者に、社会は寛容さを失う。
そのことに嘆くうち、いつしか自分も他者を見下す。
街中の喧騒と夏の夜の暑さから隔離されたショッピングモールの中で、一人、彼は思う。
割引シールの貼られた惣菜は、自分自身か。はたまた、そ
んなことも知らない無知な周りか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 17:00:00
3842文字
会話率:20%
スーパーの割引シール
最終更新:2021-10-10 14:25:04
1056文字
会話率:24%
狛江琴音(こまえことね)とは、お金を払えばそういったことが出来る、といった噂はこの学校では有名らしい。まあ、俺は知らなかったんだけど――
ある日の放課後、忘れた課題を教室に取りに来た片倉樹(かたくらいつき)は、何人かの男子に囲まれ襲わ
れそうになっている狛江琴音を助けた。
彼女はなんと隣の部屋に住んでいて、助けてくれたお礼に、と割引シールが貼られた総菜がエネルギー源の生活力皆無な樹の世話を焼こうとしだす。断り切れず、仕方なく受け入れただけだったのにいつの間にか近づいていく二人の距離感。
噂の彼女と日陰の彼の半同棲ラブ・コメディここに開幕。
※この作品は小説投稿サイト「カクヨム」様にて『中古と噂の狛江さんが俺の世話を甲斐甲斐しく焼いてくる件』というタイトルで連載させていただいている作品です。カクヨム版との違いとして「小説家になろう」限定のオリジナルエピソードがございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 17:00:00
65542文字
会話率:54%
【私は赤く染まった自らの足先を見る。ある程度乾きつつあるその塗料は一部が皮膚に付着している。指の腹で軽くこすってやると、まるで割引シールが剥がれ落ちるみたいに若干の掠れを残しながら赤色が指先に移動した。】
様々な不愉快な出来事に対し見てみな
いふりをして、馬鹿な女を演じ続ける元優等生の女性の話です。
(別名義で書いていた小説の再アップであり、この作品はnote、カクヨム、エブリスタ、Tumblrにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 18:47:02
2959文字
会話率:43%
夜のスーパーは苦手だ。
割引シールが貼られたお惣菜の鯛が、私をじっと見つめてくる。
最終更新:2021-03-14 01:18:01
1480文字
会話率:0%