カレン・ハートベルは、ピンクブロンドの髪の男爵令嬢。
王立学園への進学が決まり、登校する事になった1ヶ月前、彼女は頭を強く打ってしまった。
そこで彼女は『前世の記憶』を……思い出さない!
そんな彼女は、頭を強く打った後であるものが見えるよ
うになっていた。
半透明の、装飾された黒い板が目の前に浮かび、そこに文字が書かれている。
【スキル名:フラグ・クラッシャー】と。
「……何だろう、これ?」
カレンは、その言葉の意味が分からないまま、特に何事もなく生活を続けた。
ありのままの、ただの男爵令嬢、カレン・ハートベルは、普通に学園で過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 18:00:00
32741文字
会話率:42%
元庶民の男爵令嬢、アイリーン・ハートネットは悩んでいた。
王太子から「ぼくの精神的な支えとなってくれないか? ぼくにはきみが必要なんだ(=愛妾になれ)」と言われたからだ。
アイリーンのよき相談相手である庭師のピートは心配するが、王太子の執着
は強くなるばかりで……。
※割とヘビーな内容かもしれません。パワハラ・暴力表現が出てきます。苦手な方はご遠慮ください。
※短編『幼馴染みが悪役令息だった』のスピンオフですが、読まなくても問題ありません。『幼馴染みが悪役令息だった』の登場人物は本作には登場しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 07:10:22
8563文字
会話率:39%