土砂降りの雨の中、子猫を抱いて雨宿りしていると一人の美少女が
雨宿りのベンチに飛びこんできた。
岡島高校では誰でも知っている美少女ギャルの加茂井愛理(カモイアイリ)。
俺、麻宮亮太(アサミヤリョウタ)は子猫を抱いているが、家で飼う事も出
来ずに困っていると、加茂井愛理が子猫を飼ってくれるという。
ぐっしょりと濡れたブレザーとシャツ。
それを見た俺はタオルと傘を押し付けて、公園から飛び出した。
それが加茂井愛理との初めての会話だった。
中間考査テストが終わった5月の末に、4時間目が自習だった俺達のクラスでは、あまりの暇さにゲームが行われた。
罰ゲームは同じクラスの美少女ギャルである加茂井愛理に告白すること。
そして俺はゲームに負けて、告白をすることに。
女子の輪の中に入っていって、屋上に来てもらうように頼む。
「なんだー! 亮太も私に告白するの? 亮太からの告白だったら……付き合ってもいいよ」
愛理からとんでもない言葉が飛び出した。
そして俺と愛理は付き合うことに。
何の取り柄もない地味男の俺と、学校のアイドルギャル愛理との付き合い始まる。
今まで女子と付き合ったことのない俺は、どうやって愛理と付き合えばいいのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 17:24:40
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