生まれながらに家、そして領地に厄災を呼び寄せたとされ、家族にすら疎まれている少女、レベッカ
『疫病神』『最悪の象徴』『リーズ家の恥晒し』etc.etc.………数々の蔑称で呼ばれ、レベッカは蔑まれていた
虐げられ、反論すれば拳が飛んでくる。ご
飯は一日に3食出てくることなどなく、1食貰うことすら奇跡に等しかった。そんな環境下で、レベッカは一人無意味に耐え続けるしかないのか………と半ば絶望していた
誰もレベッカに手を差し伸べるはずがない………本来なら、レベッカもそう思い、現実の理不尽に耐えきれず自ら命を絶つ選択を考えたことだろう
だが、レベッカには信頼出来る、頼れる人がいた
レベッカの専属執事であるアイトは、物心つく前からレベッカの味方であった
唯一レベッカが心を許せる相手として、信頼し、そして惹かれていくのは必然だったのかもしれない………
「安心してください。僕は、ずっとお嬢様の味方ですから」
これは、絶望に打ちひしがれた少女の、成長の物語
※カクヨムにも投稿しています
※アルファポリスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 00:43:35
188497文字
会話率:42%
「私の願いは、ただ1つ【王子との婚約破棄】よ‼︎
世界とか平和とかどうでもいいわ‼︎」
「…お嬢様、体裁というものをご存知でしょうか?」
魔法が普通にある世界、ベルディナ=アーリエント大陸に魔法学校『カトレア学園』はある。そこ
に通う1人の女生徒、キーラにはある秘密があった。彼女は、自身の未来から過去に戻ってきた未来人だったのだ。過去に戻り彼女が願うのはただ1つ…【王子との婚約破棄】
そんな彼女を支えるのは、執事エリアス。ずば抜けた魔力と知識を持つスーパーマンだが、その正体は不明。明らかに怪しい人物ではあるが、キーラにとっては唯一の信頼できる味方。
そして、この後起きる大陸を襲う大事件ー……
二人は悲劇を起こさないため、ーーーーーーー……
「いいえッ‼︎私が過去に戻ってきたのは【婚約破棄】よ‼︎勝手に仕事を増やさないで頂戴。
バカ王子の住む国なんてどーなっても良いわよ、別に」
「…お嬢様。
このような場合では、世界を救うために戦うといったような事を言われるのがセオリーです。」
「私は正義の味方なんかじゃないわ。
世界を救いたいなら、あんた一人でやりなさいよ。エリアス。
私はもう行くわ。」
「お待ちくださいお嬢様。
失礼致しました…。
あらすじの続きを、代わりにさせていただきます。
…コホンッ。
果して主人公の少女は、世界を救い自身の願いを叶える事が出来るのか。
稚拙ではありますが、お楽しみいただければと思います」
この小説は、アルファポリス様に掲載させていただいております。
誤字報告、随時変更させていただいております。
ご指摘感謝致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 18:24:16
41993文字
会話率:26%