売国を目論む偽物姫×強者を演じる人外陛下。秘密を抱えた2人の切ない系異世界恋愛ファンタジー。
新規連載はじめました! よろしくお願いします♪
⭐︎あらすじ
クローゼア王国第二王女、リィル・カルーテ・ロンドラインは双子であることを理由
に忌み子とされ、蔑まれて生きてきた。
自分がもう長くないことを知った彼女は、敗戦した帝国にクローゼアを売国するために姉の替え玉として乗り込むことに。
交渉相手は先帝ときょうだいを全て根絶やしにしたという冷酷無慈悲な極悪皇帝……のはずなのだけど、彼には彼で事情がありそうで?
『絶対、偽物だとバレるわけにはいかないのに、叶うなら死ぬまでに一度だけでいい。彼に本当の名前を呼ばれてみたい』
これはそんな矛盾を抱えながらも、第二王女としての役を全うし、最期まで生きようともがく、偽物姫の人生全てを賭けた物語である。
他サイトでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 18:39:32
126557文字
会話率:33%
灰色の瞳に灰色の髪ーー。
周りと違う容姿を理由に、孤児の少女リタは幼い頃から虐げられてきた。
ある日突然、料理店をクビにされた彼女に持ち掛けられたのは、「隣国最強の魔術師、ラーク・ミュセル」を監視する仕事だった。
冷酷無慈悲で悪魔の異名
をも持つ魔術師は、なぜかリタのことを気ににかけ、守ろうとしてくる。
違和感を感じながらも、ラークと向き合おうとする矢先、2人は国家を巻き込む大きな陰謀に巻き込まれていく。
果たして、リタはラークに隠された真実を解き明かし、彼を救うことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 23:49:28
165167文字
会話率:46%
【──その聖女は、大罪を犯した】
少女が目を醒ましたのは、氷帝と呼ばれている冷酷無慈悲な男・ヴィルジールが治める帝国だった。
全てを失った少女に、皇帝は問いかける。
「──お前が国を滅ぼした聖女か?」
帝国で保護された“難民”たちは、少女を
“聖女”と呼び、恨み、罵り、石を投げつけた。
(わたしはとても大切なものを、護れなかった。それだけは憶えているのです)
──果たして少女の正体は、大罪を犯した聖女なのか。
「──名を、くれてやる」
全てを失った少女 × 心を閉ざした皇帝の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 20:43:45
169421文字
会話率:40%
謀反が起きて皇帝である父は皇妃と共に処刑された。
皇帝の側室であった私の母は、皇帝と皇妃が処刑された同日に毒杯を賜り毒殺。
皇帝と皇妃の子であった皇子が、新たな皇帝として即位した。
御年十才での即位であった。
そこからは数々の武勲や功績を
積み、周辺諸国を属国として支配下においた。
歴代最高の莫大な魔力を持ち、武の神に愛された皇帝の二つ名は…
「勉強ばっかしてないで、たまにはコレで息抜きしてみて面白いから!」
仲の良い友人にポンっと渡されたのは、所謂乙女ゲーム。
『too much love ~溺愛されて~』
というド直球なタイトルの乙女ゲーム。
タイトルに通りに溺愛されたい女子の思いに応えたゲームだった。
声優の美声じゃなきゃ電源落としてるな…と思う程にクサイ台詞満載の乙女ゲーム。
プレイしてしまったからにはと、意地でもクリアしてやると頑張った。
気付けばコンプリートするくらいに遊んだ。
そんな私が・・・
何の因果かプレイしていた乙女ゲームの世界に転生する。
それに気付いた時、驚き過ぎて高い熱を出し寝込んだ。
乙女ゲームに転生とか、訳がわからない。
おまけに何か役割があって転生したという訳でもないようで・・・
そんな私は悪役令嬢でもなく、ヒロインでもなく……ただのモブ。
高難度のシークレットキャラ“隣国の皇帝シュヴァリエ”の妹に転生する。
強大な大国であり、幼くして皇帝に即位した男が兄…。
残虐で冷酷無慈悲から呼ばれるようになった、二つ名。
“魔王”または“血塗れの皇帝”と呼ばれている。
――――とんでもない立場に転生したもんだわ…。
父だった皇帝も側室だった私の母も殺された。
次は私の番――――?
✂----------------------------
アルファポリス様、カクヨム様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 08:00:00
369910文字
会話率:16%
容姿端麗、常にクールで他人に笑顔を見せない氷の騎士団長シリウス。
部下に対して容赦がないことで有名な彼の部隊へ配属されることは、騎士達にとって地獄行きのようなものだった。
そんなシリウスの鍛錬についていくほどの実力を持つクールな副団長、女騎
士モリナ。
彼女は史上初の女騎士団長になることを目標としているのだが、シリウスがモリナに人一倍厳しすぎることに周囲は同情の目を向けていた。
しかし実は、二人は裏で密かに交際中で……?
人前では冷酷無慈悲な氷の騎士団長シリウスが、モリナの前では甘々デレデレな〝甘えん坊彼ピ〟に!?
ギャップ萌えクーデレ騎士団長×生真面目クーデレ女騎士。
表向きは上司と部下。秘密の熱愛を隠し通そうとするクールでストイックな騎士二人の、アツアツ恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 18:00:00
15000文字
会話率:62%
少女が嫁がされたのは『鬼』と恐れられた冷酷な男だった―。
「―東方の国に、『鬼』あり」
群雄割拠の戦乱の世に『総(そう)』と呼ばれ、またの名を『鬼』と恐れられる君主が統治する東方の国―【桜奏(おうそう)】があった。
鬼の名に相応しく君
主自ら戦場に赴き、部下の忍の者達と共に修羅の如き力で敵をねじ伏せ、容赦なき力で斬り捨てる。敵である者は何人たりとも容赦せず、刀を振るうことに一変の躊躇いも無し。冷酷無慈悲な彼を人々は恐れ、やがて彼を『東方の鬼』と呼んだ。
そんな危険な国に、隣国の姫『陽の君(ひのきみ)』―その名を閃という女性が嫁ぐことになった。『東方の鬼』へ取り入ろうと、その国の君主が自らの娘を差し出したのだが、彼女は非常に聡明な女だった。しかし、閃は母が病気で亡くなった後、継母や継母と父の間に生まれた兄から使用人同然の扱いを受けていた。
そして、『東方の鬼』へ嫁がせることを提案したのも継母達であり、目障りな『妾の子』である閃を排除する為であった。だが、その出会いは二人の運命を揺るがす大きな出来事となっていく―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 11:53:12
4322文字
会話率:30%
美貌の持ち主で冷酷で怖い炎帝フリードは実は甘党お子ちゃま舌だったのです
【私、覇王の料理番になっちゃった!?】
まさか私が、巷で噂の異世界召喚をさせられちゃっただなんて!!
私は、弥生。歳は16歳。
いたって普っ通のどこにでもいる
女子高生です。
どっかの魔法使いがなんかの儀式をしていた異世界のごたごたに巻き込まれ転移することに!
怖ろしい魔物がうじゃうじゃいる森で大ピンチの私を救ってくれたのは、冷酷無慈悲の鬼の覇王と怖れられるフリード皇帝だったの。
彼には実は誰にも言えない秘密がある。
皆に怖がられてるフリード様は、実はお子ちゃま舌で辛いものや苦すぎるものを使った大人な料理は苦手だったのだ〜!
プププッ、まじかっ!?
私が作ったおばあちゃん仕込みのご飯をすっかり気に入ってしまったフリード様が、魔法も剣も使えない、ただの人間の私を専属の料理番に雇うと言い出しちゃった!
はてさて、どうしよう〜!?
美貌の持ち主で冷酷で怖い炎帝フリード様。
かっこいいけど、私の前ではどこか抜けてて可愛くて、ときめいちゃうな♡
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 20:00:00
90528文字
会話率:46%
母亡きあとにやってきた義母とその義母の娘である双子の姉妹に虐げられ、
すっかりネガティブな性格に育ってしまったアレス国の第三王女、クラリス・フォートレット。
そんな折、隣国にある軍事国家ルプス帝国との戦争が決まる。
義母達
の策略によって、和平を結ぶためルプス帝国に嫁ぐことになったクラリス。
婚姻という名目ではあるが、いつ殺されてもおかしくないとクラリスだけでなく、誰しもが思っていた。
母国を追い出されたクラリスは、死を覚悟してルプス帝国へとやってくるが、
想像だにしない大歓迎ムードにクラリスは戸惑って……。
しかも冷酷無慈悲と噂の軍事部隊隊長にして第一王子であるレオナルドからは、甘く求婚されて…?
超ネガティブ令嬢が、王子どころか国中から愛される?目指せポジティブライフストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 15:01:22
20095文字
会話率:32%
十年にも及ぶ厳しい訓練を乗り越え、晴れてアデライト帝国の暗部所属となったレイシー・キャンベルだったが、育て親にして暗部を統括するベルナール・モフスから言い渡された初任務はまさかの『皇帝陛下の偽妃』というとんでもないものだった。
傾きか
けた帝国を血の粛清によって建て直し、国内外から『冷酷無慈悲の魔王』と恐れられる陛下とのイチャイチャ演技を狸ジジイ達の前でしろなんてそれなんて拷問?
表では慣れないイチャイチャ演技に四苦八苦し、裏では皇帝陛下や妃を排除しようとする国内外の勢力から放たれた刺客を返り討ちにするというハードな日常の幕が上がる。
「我が妃は本当に可愛いな」
「陛下、今は演技する必要はないですよ」
「あ、それ毒が入ってますよ」
「……毒入りを何故普通に食べている?」
これはレイシー・キャンベルという一人の優秀過ぎる暗部の少女が偽妃として真面目に(?)任務をこなしていく傍らで皇帝陛下に本気で溺愛されてしまったり、敵対派閥を壊滅させてしまったり、敵国をめちゃくちゃに引っ掻き回す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 00:00:00
110182文字
会話率:49%
★カクヨム様にて先行公開中です。
ある日突然、乙女ゲーム『聖なる花乙女の祝福を』に登場する伯爵令嬢アンリエッタ・リージャスに転生してしまった私。
暫定・花乙女と揶揄されるアンリエッタはゲームの序盤も超序盤、チュートリアルで魔力を暴走させて
死んでしまう令嬢である。
だけどせっかく転生したならと、意気込んで推しキャラのもとに向かってみるけど――私のせいで魔法薬の調合に失敗してしまったエルヴィス(推し)は、ゲーム通りの天使ではなく悪魔に豹変!?
「私のエルヴィス様を返せ~!」
「そもそもオレ、お前のじゃねぇし」
こうなったら絶対に魔法薬を完成させて、推しに会ってみせる! そのためならチュートリアルでもなんでも生き残ってやるから!
寝ている間にキスしようとしてくるお色気校医や、冷酷無慈悲な義兄、抱きつき癖のある従者、喧嘩腰の王太子、悪魔と化した意地悪なクラスメイトなどなど、顔面凶器な攻略対象たちに翻弄されつつも必死に授業や特訓に励んでいると、私を見る周囲の目が次第に変わってきて……?
え? 『魔力量が尋常じゃない』? 『あなたこそ花乙女に相応しい』ですって?
いやいや、私、もうすぐ死ぬ予定の暫定・花乙女ですから。花乙女に選ばれるのは、異世界から召喚されてくるヒロインですからね。
チュートリアル開始まで残り1か月。崖っぷち令嬢の奮闘劇、始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:21:21
148588文字
会話率:36%
魔王討伐を果たした聖女レイチェル。しかし、彼女にはとある"秘密"があった。辺境の小さな街で穏やかな日々を過ごしていたはずが、ひょんなことから冷酷無慈悲と噂される辺境伯ウォーレスと酒場で飲み仲間に。
他愛もないやり取りを交
わしながら、心地よい夜を重ねていく二人。しかし、ある出来事をきっかけに彼の態度が変わりはじめ……?
「――もう逃がしませんよ、レイ」
冷徹なはずの辺境伯は、いつの間にか彼女にだけ甘くなっていて――?
酒場の飲み仲間だったはずの関係が、いつの間にか予想外の方向へ転がっていく!これは、とある秘密を抱えた聖女と、噂とは違う辺境伯が織りなす、不器用で甘い恋の物語。
この作品はカクヨムやアルファポリス等でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 18:36:04
8585文字
会話率:49%
物心つく頃から女にモテモテの類は、アイドルも真っ青の美貌のイケメン女子高生。
ある日、突然目の前に現れた死神に「あなたは三日後に死ぬので、少し早いですが天上界へ連れて行きます」と言われる。死を回避するために、そのまま一緒に天上界へ。
行き先は天上界の支配者、雷帝の後宮だった。
後宮で下働きをしていると、周囲の女たちは騒ぎだす。後宮でもモテモテの類は、噂を聞きつけた雷帝の側室たちと対面することに。
雷帝に天上界の門を開けてもらい、元の世界へ帰ることが目的の類だが、なかなか達成することが出来ないまま、雷帝を取り巻く厄介な出来事に巻き込まれていく。
北欧神話の神々をモデルにしたファンタジー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 15:18:39
461103文字
会話率:36%
無実の罪をあえて被り、処刑されたイザベル。目を開けると産まれたての赤子になっていた。
どうやら処刑された後、同じ国の伯爵家にテレーゼと名付けられて生まれたらしい。
(よく分からないけれど、こうなったら前世の心残りを解消しましょう!)
そ
う思い、想い人──ユリウスの情報を集め始めると、何やら耳を疑うような噂ばかり入ってくる。
(冷酷無慈悲、血に飢えた皇帝、皇位簒だ──父帝殺害!? えっ、あの優しかったユースが……?)
記憶と真反対の噂に戸惑いながら、17歳になったテレーゼは彼に会うため皇宮の侍女に志願した。
だが、そこにいた彼は17年前と変わらない美貌を除いて過去の面影が一切無くなっていて──?
「はっ戯言を述べるのはいい加減にしろ。……臣下は狂帝だと噂するのに」
「そんなことありません。誰が何を言おうと、わたしはユリウス陛下がお優しい方だと知っています」
徐々に何者なのか疑われているのを知らぬまま、テレーゼとなったイザベルは、過去に囚われ続け、止まってしまった針を動かしていく。
これは悲恋に終わったはずの恋がもう一度、結ばれるまでの話。
※アルファポリスにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 06:00:00
251304文字
会話率:41%
民衆から深窓の姫と呼ばれる、大国アルテンシオンの第四王女のシャルロッテ。
彼女の望みはただ一つ。
「溺愛系イケメンと結婚したい……!」
だが、そんな彼女は冷酷無慈悲と噂されるエルベルク帝国の皇太子、ユリウスとの結婚が決まる。
淡い期待と
不安を抱きながら、シャルロッテはユリウスとの結婚式を迎える。初夜を断られシャルロッテは不安を覚えるが、意外にもシャルロッテは愛される。
幸せに過ごすシャルロッテだったが、ある日ユリウスから向けられる愛情の秘密を知ってしまい──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 00:00:00
21437文字
会話率:35%
冷酷無慈悲で有名な若い殺し屋は少年を拾う。
この世界では武器との相性があり、合わないと魔力の消費が激しい。一般人の魔力は少なすぎてその存在にすら気づかない。そんな中、裏社会では魔力保持者たちの争いが続く。
最終更新:2024-12-16 17:10:28
1752文字
会話率:36%
異世界のニホンからやってきたセーラという少女に聖女の座を奪われたルーシェは、訳あって隣国の冷酷無慈悲と噂の王子に嫁がされる羽目になるが、ルーシェを待っていたのは彼女が想定していない事態だった。
(R15や残酷な描写ありは保険です)
最終更新:2024-12-10 22:50:37
6357文字
会話率:27%
婚約破棄をされて、持参金のあてがなくなり没落寸前(!)の貧乏伯爵令嬢のセシリアは、公爵家当主であり騎士団長のアルフォンスから『白い結婚』を持ちかけられる。
内容は、1年間婚姻を結ぶこと、報酬はウィンターズ伯爵家が持ち直すほどの大金。し
かも、アルフォンスは遠征で、契約期間中は家を空けるという。
(あまりに好条件すぎない……!?)
『白い結婚』を二つ返事で了承したセシリアは、遠征で旦那様不在の屋敷でゴロゴロと毎日を過ごし、彼と顔を合わせることもなく、結婚期間を終えると思っていた。
「それは何だ」
「……焼きたてのキッシュです」
「……腹が減った」
「えっ」
予定より早く遠征帰ってきた彼から、キッシュをねだられるまでは。
これは、田舎料理しか作れない貧乏伯爵令嬢セシリアと冷酷無慈悲だと噂されるアルフォンスの、白い結婚期間最後の1か月から始まる恋のお話。
※【中編版】『白い結婚』の旦那様と紡ぐ、最後の1か月の加筆・修正を加えた連載版です。
※世界観設定はゆるふわです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 18:12:20
116766文字
会話率:37%
婚約破棄をされて、持参金のあてがなくなった貧乏伯爵令嬢のセシリアは、公爵家当主であり騎士団長のアルフォンスから『白い結婚』を持ちかけられる。
内容は、一年間婚姻を結ぶこと、報酬はウィンターズ伯爵家が持ち直すほどの大金。しかも、アルフォ
ンスは遠征で、契約期間中は家を空けるという。
(あまりに好条件すぎない……!?)
『白い結婚』を二つ返事で了承したセシリアは、遠征で主人不在の屋敷でゴロゴロと毎日を過ごし、彼と顔を合わせることもなく、結婚期間を終えると思っていた。
「それは何だ」
「……焼きたてのキッシュです」
「……腹が減った」
「えっ」
予定より早く遠征帰ってきた彼から、キッシュをねだられるまでは。
これは、田舎料理しか作れない貧乏伯爵令嬢セシリアと冷酷無慈悲だと噂されるアルフォンスの、白い結婚期間最後の一か月のお話。
※全7部で完結予定の短め中編ストーリーです。
※世界観設定はゆるふわです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 18:10:16
30285文字
会話率:35%
大国ベルリオールに嫁ぐことを父王に命じられた男まさりな王女エルオーシュ、その政略結婚の相手は冷酷無慈悲と敵国に恐れられる王弟だった。
心を通わせることも困難な結婚相手(しかも自分より美形)に、「何としてでも子供を産まねばならない。父上のため
に!」とエルオーシュは奮闘するのだった。(第一章)
【2008年に別サイトで投稿した小説の追加エピソードありの改稿版です。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 08:20:38
190369文字
会話率:28%
メレディア・フレッツェルはたくさんの音の中にいるのが苦手だった。
すぐに音酔いを起こして夜会でも気分を悪くしてしまう彼女は、【ゲロ令嬢】【鉄仮面令嬢】などと揶揄され、家族からは虐げられて生きてきた。
そんなメレディアは秘密があった。
前世
の記憶だ。
前世で耳が聞こえなかった彼女にとって、音のある今の世界こそが異質で、今の世界にとって彼女こそが異質だったのだ。
家族からも虐げられてきた彼女が厄介払いのように結婚させられたのは、人嫌いで冷酷無慈悲だと有名な若き強面公爵ロイド・ゲゼル。
極力ロイドに関わらないことなどを条件にした結婚は、ただ静かに暮らしたい彼女には好条件!!
そして最初は哀れな女だと遠巻きに見ていたロイドは、知らず知らずの間に使用人たちの心を掴み、無表情ながらもきちんと動く彼女の感情を知り──?
ただただ静かに暮らしたい嫌音令嬢と、なんだかんだと無意識に妻に振り回される実はうぶな人嫌い公爵が、お互いに惹かれ合い、本当の夫婦になるお話。
※恋愛ゆっくり進みますが無自覚溺愛されます(笑)
※ 音が嫌いな令嬢はただ静かに暮らしたい〜追い出されるように嫁いだ先で人嫌いな冷酷公爵様とまったり生きます〜の長編版です♪
※完結保証♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 18:08:06
103550文字
会話率:33%
七体の龍が守護する国・七龍国(しちりゅうこく)。
その内の一体である青龍の伴侶に選ばれた和華(わか)の身代わりとして、青龍の元に嫁ぐことになった海音(みおん)だったが、輿入れの道中に嫁入り道具を持ち逃げされた挙句、青龍が住まう山中に置き去り
にされてしまう。
日が暮れても輿入れ先に到着しない海音は山中に住まう獣たちの餌食になることを覚悟する。しかしそんな海音を心配して迎えに来てくれたのは、和華を伴侶の望んだ青龍にして、巷では「人嫌いな冷涼者」として有名な蛍流(ほたる)であった。
冷酷無慈悲の噂まである蛍流だったが、怪我を負っていた海音を心配すると、自ら背負って輿入れ先まで運んでくれる。
身代わりがバレないまま話は進んでいき、身代わりの花嫁として役目を達成するという時、喉元に突き付けられたのは海音と和華の入れ替わりを見破った蛍流の刃であった。
「和華ではないな。お前、何者だ?」
疑いの眼差しを向ける蛍流。そんな蛍流に海音は正直に身の内を打つ明けるのだった。
「信じてもらえないかもしれませんが、私は今から三日前、こことは違う世界――『日本』からやって来ました……」
現代日本から転移したという海音を信じる蛍流の誘いでしばらく身を寄せることになるが、生活を共にする中で知るのは、蛍流と先代青龍との師弟関係、蛍流と兄弟同然に育った兄の存在。
そして、蛍流自身の誰にも打ち明けられない秘められた過去と噂の真相。
その過去を知った海音は決意する。
たとえ伴侶になれなくても、蛍流の心を救いたいと。
蛍流が心から笑える日を迎えられるように――。
※アルファポリス、魔法のiらんどなどにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 18:20:00
228709文字
会話率:47%