幸せな猫生を終えた猫がいた。
後悔はなく旅立ったはずの猫が1匹…だが、その猫は思い出した。
自分がかつて、最強と謳われた「猫八部衆」の1匹、無双のサムライ猫であった事を。
毎週土曜日12:00 (2話づつ)投稿開始!!短い文章量でサク
サク読めるよう構成。
〈登場猫〉
・クウ君 主人公 チンチラシルバーの子猫である。
・ミー先輩 同居猫(ミーくん)アルビノの白猫。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 12:00:41
95478文字
会話率:30%
子供の頃から不思議な力を持っていた日野崇。隣に住み、自分にとって一番の相棒である瀬尾野めぐみとともに、少々平凡とは言いがたいが、それでも変わり映えのない毎日を送っていたが、ある日、二人は帰途の途中にある殺人事件に遭遇する。
大型獣の仕業
だと言われるその殺人事件は、だが、二人にとっては従来の獣の仕業ではなく、何か別の、獣ではない何かの存在を如実に突きつけるが、それを表立って言うことも出来ずその事件を見守ることとなった。
獣ではないと大声を上げることも出来ないその事件は、やがて徐々に街中へと広がっていく。
そんな日常を送る中、崇は校内に入り込んだ野犬に襲われる一人の女生徒、井上歩を助ける。初対面のはずの井上だが、何故か崇の姿を見るや不思議な言葉を残し、まるで逃げるようにその場を後にする。
そしてめぐみにも変化は訪れる。集団下校に参加しなかっためぐみの学園に崇が訪れた日。人気の無い校舎に戻らなくならなければならなくなっためぐみは、今や町中を縦横無尽に殺戮を行うそれに襲われた。辛くもそれを退けためぐみだが、代わりに一つの事実を突きつける。
獣とといわれていたそれは、人間にしかあり得ない柔らかさを持っていたのだ。
事件の中心へと確実に導かれた崇とめぐみは、それでも自分達が出来る範囲内で情報を集めていく。かき集めた情報から、二人はこの事件の被害者の仲間から話しを聞くべく出かけるが、そこで再び事件に遭遇してしまった。
驚く二人の前に現れたのは、死体を目撃した井上の姿と、自分達が情報を聞き出すべく向かっていた相手の死体だった。井上の様子に怪訝なものを感じつつも、あえてそれをめぐみは口にはせずに崇とともに井上を見送る。
その数日後。崇はめぐみからおかしな忠告を受ける。井上には気をつけろ。そう告げためぐみは、その理由を告げず、ただその言葉だけを崇に突きつけると、その場から走り去った。
煮詰まらない思いを抱きながら、崇はめぐみの忠告を無視するように井上を訪ねるが、それを制するかのように、めぐみは井上を呼び出し、帰途についていた。
慌ててそれを追いかける崇。全ての事件の全貌は、無情な姿で二人の前に現れる。受け入れがたい事実を前に、二人はなすすべもなく事件を起こしていたものと対峙することとなる。
この作品はpixivに掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 20:39:38
59497文字
会話率:40%
この所、自分の周りがおかしいと感じ始めた少女、瀬尾野めぐみは、幼馴染みの日野崇が何かを隠しているのではと疑っていた。
だが、それに対して崇はめぐみを煙まくばかりでは無く、いつの間にか友人になったという高橋勇一達と行動を共にしているのだ。
彼等が何者であるのかは知らないめぐみだが、失われた記憶を思い出そうと必死になる姿を見つつも、崇は何も言おうとはしない。
それもそのはずだ。彼等は天界から邪神と呼ばれている天龍八部衆の転生であり、崇もまた不動明王の転生した姿なのだから。
めぐみの安全を第一優先とした崇達だが、天界から新たな刺客が現れ、彼等の周りで不穏な空気が流れ始めていた。
これは、人界において覚醒した闘神八部衆達の物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 16:52:08
56406文字
会話率:33%
前世では沙羯羅龍王として修羅界の闘神であり、現代に転生した高橋勇一。
彼の眼の前に現れた少年、日野崇との試合の中で、勇一は全力を出さざる得ない状況に陥る。その神力の前で、日野崇は勇一と同等の力を出したのだ。
はたして彼は味方なのか敵な
のか。
そして、勇一達を狙う摩利支天がひしひしと彼等の生命を狙い、ゆっくりと、だが確実に迫っている。
その中で、勇一達はどうなってしまうのか。
崇の存在は、彼等にどう影響を及ぼすのか。
これは、闘神八部衆が人界へと転生した物語。
この作品は、カクヨムに掲載されています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 00:15:38
66722文字
会話率:36%
「昨日のテレビ見た?あのコンビ超面白くねぇ?」
夏休み間近の登校中、幼馴染とそんな何でもない事を話す猿石文人は、芯愛高校に通うスポーツ万能でお調子者のごく普通の高校生。しかし、或る満月の夜に廃工場で化け物達に襲われた際「クッソ~、これからサ
ーフィンとか色々してぇのにふざけんじゃねぇ‼」と、叫んだ瞬間に浮かんだ呪印と力が彼のありふれた日常を大きく変えてしまった。
彼は其の場に居た謎の男、シエルから自分が十二支という遥か昔にこの世界を救った12人の戦士の1人の力を受け継ぎ力に目覚めた事、自分を襲ってきた化け物の事、かつて強すぎるが故に地獄の門に封印された十二支の宿敵の八部衆の事、そして其の八部衆が封印を解きこの世界に現れ、世界を破壊しようとしている事を知らされる。
文人は其れを防ぐ為に戦う事と残りの11人の仲間を探す事をシエルによって任命されてしまう。戸惑う彼だったが、渋々了承し戦いの日々を送りながらシエルを相棒とし、仲間探しを行っていくのだが・・。
「ああ、もしもこの先お前がハブられる事になっても俺達だけはお前を1人にしない、約束する」
(寂しかったあたしの手を取って一緒に回ってくれたから?其れとも優しい嘘に気付いちゃったから?いや、きっとあの時に何か気になる存在になった時からとっくに気付いていた事だったんだ)
「私の目的?目的というよりも行動理念ですね。私は人間が嫌いだ、醜く汚い。そんな人間を消す事が自分の正義であり、其れを貫く事を理念として行動しています」
「お前に途中で自分が何をしたいか分からなくなり、苦しみ葛藤し、其れでもずっと持っていた目的を果たす事だけが、自分が存在して良い理由だと信じて突き進んできた俺の気持ちが、分かるものかぁ!」
果たしてこの物語に関わる者達は友情、恋、正義、信念といった様々な想いを3ヶ月の中で交錯させた末にどのような結末を辿るのか⁉
『邪正一如・・・邪と正は別々のものではなく、1つの心より出た同一のもの也』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 11:27:51
142390文字
会話率:67%
突然、かかってきた翔からの連絡。敵から逃げ出してきたという翔を助けるため、奈美ら4人は行動を起こす。しかし、それは鬼龍八部衆のひとり、幽斎の罠であった。
幽斎が死人を使って支配する街に来た奈美たちは、幽斎そして牙堂の襲撃を受ける。幽斎たち
の罠から逃げる途中、奈美は同じ八部衆の樹魔によって拉致される。
辛うじて逃げ出した霧子は、拉致された奈美を奪還するために、オフィスワンに潜入。しかし、その中で仲間のマリアが捕まってしまう。
その頃、一人戻った麻里江は、蓮堂の野望に異を唱え、袂を分かつ。そして、剣持を通して霧子とまた行動を共にするため、魔法陣の秘密を探ろうとする。
霧子は、双子のカティナの力を借りて、マリアの居所を富士周辺と当たりをつける。麻里江も魔法陣の秘密を探り出し、その大本が富士周辺にあることに気付く。
二人の目指すところには、えにしの会の総本部がある。その中には捕らわれの奈美がおり、奈美は史郎からマリオネット計画の全貌を教えられ、驚愕する。
すべてが富士に集まり、様々な思惑や怨讐が交錯するなか、最大の災厄が起ころうとした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 21:48:35
224941文字
会話率:42%
ーーいつか全てを失うのかもしれない。けれど、あなたへの想いだけは手放したくない。
***
毘沙門天と吉祥天の娘・白蓮(ハクレン)は、生まれてすぐに不吉な託宣(たくせん)を受けていた。
「この子はやがて世界を滅ぼすだろう」と。
成長した白
蓮は、【八部の王】と呼ばれる力ある王たちの監視下に置かれた。
白蓮が世界に禍いをもたらす存在となれば、その命は彼らの手によって奪われることが決まっている。
過酷なさだめに生きる彼女を絶望から救ったのは、生まれて初めての恋だった。
運命の恋は、終焉へと向かう歯車を止めることができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 23:00:00
1322文字
会話率:14%
阿修羅が乗り移った光もようやく高校3年生になった。
また、光を取り囲む巫女も多国籍化、巫女同士の「お嫁さん争い」は激化する。
暗闇の神には決着がついたものの、異次元の呪術の悪神が出現。
阿修羅や、多国籍化、増加した巫女たち、金剛力士、八部衆
、四天王、地蔵菩薩他、様々な善の神霊と、異次元かつ凄まじい戦いになる。
※この小説はフィクションです。
実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-12 19:00:00
454152文字
会話率:52%
春爛漫、大型連休も近づいて来ましたね。行楽の行き先は魔王城へどうぞ。
サイアークの樹海でキャンプをして魔物狩り、その後は温泉で疲れを癒していただけます。名物ドラゴンステーキに舌鼓を打つもよし、もちろん狩った魔物をその場で捌いて召し上がること
もできます。魔物がドロップしたお宝は冒険者ギルドで買い取りしてもらえば思わぬ臨時収入!
樹海で一泊していよいよ魔王城へ!各階には趣向を凝らしたアトラクションがお客様を待ち受けます。罠だらけのトラップルーム、砂漠、海などなど。階層ごとに仕様が違います。
火を吹く石像、動く鎧、リビングデッド、シーサーペントなどの魔物から、履いたが最後死ぬまで踊り続ける靴、進むごとに重くなる鎧、斬るたびに文句を言ってくる剣などの呪われたアイテムも満載!
そして最上階、魔王の間には勇者によって封印されし魔王が皆様をお出迎え!勇者の剣に刺し貫かれた魔王はまさに圧巻のひと言です!
地下闘技場(*)では各種魔物(*2)との力試しが体験できます。(* Eランク以上の冒険者のみ)(*2 ドロップはありません)
お土産にはどこに行っても必ず置いてある勇者の聖剣キーホルダーはいかがでしょう。これはここが発祥の地で、まさに元祖!八部衆まんじゅうや三鬼神コブレットも人気です!魔王の血潮ワインはここでしか購入できない限定品!
お子様やパーティのレベルアップに、闘技場での力試しに、もちろん温泉を楽しむだけでも!
ぜひ魔王城へお越しください!
(樹海都市フェードルフ観光ガイドより)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-07 07:00:00
14950文字
会話率:75%
この小説は 僕が好きな中華圏の小説家金庸の武俠小説の『天竜八部』 段誉が主人公の異世界ファンタジーにした2次作品です。
出来るだけ、原作通りに(漫画化や映像化の様に)忠実に書かせていだだきます。
物語は、地球の平行世界の中国大陸を舞台に、
雲南大理国の武芸嫌いながら数々の絶技を身につけてしまう王子段誉、契丹人でありながら漢人として育てられた悲劇の英雄蕭(喬)峯、心ならずも戒律を破ってしまう少林寺の僧虚竹、古の大燕国の末裔で、一族の悲願である王朝復興を夢見る貴公子慕容復の4人の若者を中心に、親の世代が残した確執に運命を翻弄される若者たちの生き様を描いた群像劇である。
話の展開は錯綜しており、上記の4人を巡る物語は時に独立して語られ、それが不思議な縁で結び合わされている。また、登場人物は善悪の観念では書き分けられていない。多面的で、それぞれが宿業を背負い、見えない因果の糸によって操られている。焦点も多重的で、舞台も雲南から江南、中原、北漠、西域へと目まぐるしく移ってゆく。運命流転の大河小説である。
なお、題は仏法を守る神々である天龍八部衆(天、龍、夜叉、乾闥婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩喉羅迦)に由来しており、物語自体も仏教的な思想に基づいて構築されている一面を持つ。
また 下記の作品から 主人公など4人の武術の補完や 残り4人の副主人公を登場させます。
書剣恩仇録(1955年)・碧血剣(1956年)・雪山飛狐(1957年)・射鵰英雄伝(1957年)・神鵰俠侶(1959年)・飛狐外伝(1960年)・倚天屠龍記(1961年)・鴛鴦刀(1961年)・白馬嘯西風(1964年)・連城訣(1963年)・天龍八部(1963年)・俠客行(1965年)・笑傲江湖(1967年)・鹿鼎記(1969年)・越女剣(1970年) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 16:00:00
1044文字
会話率:0%
通称、便利屋の摩訶不思議な店『El contrato con un cáliz inmortal』は、昼夜問わず客を受け入れる。相手の注文は何でも引き受け、不可能も可能にする。その注文に見合うだけの同等なる代金、もしくは何かと引き換えに…
…。幸か不幸かは貴方次第。≪※この作品は【創作五枚会企画作品】として、発表しております。毎回決められた禁則事項とテーマに沿った内容を、約二週間おき更新にて各話ごとに書いていきます。来年三月末まで連載予定≫折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-19 20:00:00
20936文字
会話率:32%