かつて繁栄した科学文明では空を自由に飛び交い、星に手を伸ばすことも夢ではなかったそうだ。
科学の力で未来を切り拓いていた時代。
しかしその栄光は一瞬の光り輝く「閃光」によって終わりを告げた。
突如として勃発した人類の全面核戦争。地
球は放射能に侵され、荒廃した。
大地を創造した神は人類の「傲慢」に怒り、地球を見捨てた。
そして、人類が天に近付くことは「天罰」によって禁じられた。
飛行技術を失った人類は、放射線に侵された大地に縛られ、かつての栄光を忘れ去らざるを得なかった。
この新たな世界では、科学より迷信が人々の心を支配していた。
そんな世界を懸命に生き残る二人の少年、そして一人の天使の物語。
〜〜〜〜〜
遅筆のため毎週木曜と金曜の週二話投稿になります。
全くもって流行りに乗っていませんが、自分の表現したいことを粛々と書いていきます。
活字欲を満たせるような文章を目指しております。モチベーションになるので応援お願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 01:16:32
10606文字
会話率:15%
西暦二〇三〇年。東ヨーロッパ・バルカン半島にて核弾頭が炸裂。日本国防陸軍は、国連の要請に基づき該当地域へPKF部隊を派遣する。それは失われた世界唯一の被爆国というブランドを取り戻す為の、政治的判断による派遣。その数、僅かに六〇〇余名。
現地で日本隊に保護された少女。名はアナベル・ミハエロブナ・サハリン十四歳。少女は故郷を焼き払い両親を殺し、弟さえも殺した大人たちを憎み殺しつくす為に、自ら進んで狙撃専門のチャイルドソルジャーとなった加害者であり、戦争被害者。
だが、少女は『蛇』に取り付かれていた。取り付いた蛇を独自の見解からサタンと認識した大天使(ガブリエル)は、その事を伏せたまま合衆国大統領に対し、全人類の抹殺を宣言。
天使の介入を受けた戦場は混乱の一途を辿り、余りの理不尽さに兵士達は神に助けをこうた。その呼び掛けに、日本の九十九神が戦場に舞い降りる。
大天使は戦場での蛇の覚醒を受け、腹心の天使に少女の抹殺を指示。その際、人間側に生き残るチャンスを与えるが、それに気が付ける人間はもういなかった。
落胆した大天使は人間に語り掛け、事実上少女を殺せと命令。
恐怖の中、正常な判断力を失った大人達は、守る者、殺す者に別れ無意味な戦闘を続ける。
九十九神は米ソ全面核戦争を回避する為に、全ての力を使い果たし消滅。
自身を助けてくれた大人たちの死を目に、少女は自力で蛇を押さえ込む事に成功。それを見届けた大天使は少女と誓いを交わす。
降りしきる雨は薬莢だった。
空気は硝煙で満たされ、歩を進める毎に肌を焦がす。
先の見えぬ混乱の中、我々は進む。ただその先に、平和が有ると信じ。
守る側に回った薙雲達は、大天使より「永遠に生きる少女を守れ」と指示された。
日本が得たものは一人の少女の命、ただそれだけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 21:43:14
10844文字
会話率:18%
21世紀後半。
全面核戦争により世界人口は1億7千万人となった。
地上は「死の冷却」と放射能性降下物の嵐で壊滅し、
人々は地下へと収容された。
愛する人を失った少女は、マインドアップロード亡き母のロボットと暮らしていたが……。
最終更新:2021-01-23 02:38:45
7075文字
会話率:11%
21世紀後半。
全面核戦争により世界人口は1億7千万人となった。
地上は「死の冷却」と放射能性降下物の嵐で壊滅し、
人々は地下へと収容された。
巨大な地下都市を開発するのに人材が不足し、
科学者は故人の意識をヒューマノイドロボットにマイン
ドアップロードし、労働力とした。
しかし、「戦争の傷」はその記憶を惨たらしく蝕んでいたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 02:28:31
2464文字
会話率:12%
※本作は5月1日〜5月10日まで、00:00頃に毎日更新されます。
1962年のキューバ危機に端を発する、全面核戦争が起きてしまった世界。その動乱に巻き込まれた日本は放射能に汚染される中で、かつてのような軍国主義へと逆行してしまう。
やがて昭和、兵成、零和という歴史を経て。この国は、政府の手先である生物兵器が絶えず跋扈する、暗黒の時代を迎えてしまった。
そして。国防軍の頂点に立ち、独裁の限りを尽くす不動猛征首相は――諸外国から取り入れた生体兵器を従えて、とある目的のために圧政を敷いていく。苦しむ人々の声に、決して耳を傾けることなく。
そんな彼に抗するは、反乱軍の切り札たる3人の男達。正義をも穿つ一閃の大義を掲げ、国防軍に叛旗を翻す「閃隊」であった。
これは――私達が暮らしている「核戦争が起きなかった世界」から遠く離れた、「起きてしまった異世界」での物語である。
(本作はカクヨム、ハーメルン、暁、エブリスタでも掲載する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 00:04:08
55573文字
会話率:44%
2xxx年...全面核戦争により残存する人類が僅かな中、サバイバー達の物語が幕を開ける。
最終更新:2019-01-12 04:06:11
1778文字
会話率:51%
子供から大人まで幅広く知られている童話『マッチ売りの少女』
もし彼女の取り扱う商品が『核兵器』だったら…
少女は誰に核を売り・誰が核を買うのか。
自らが売るモノの危険性を理解せずにただひたすら無邪気に『核』を売り続ける少女の行く末と
は?
「核はいりませんか?核兵器を買ってください!どなたか…」
「私が買おう、お嬢さん」
彼女は『核売りの少女』。自らの幸せを求めて核を売るものである
※この物語はフィクションです。実在する如何なる企業・団体・人物・国家などとは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-24 23:50:18
10115文字
会話率:53%
全面核戦争によって文明を失った人類のその後です。
最終更新:2018-03-15 12:08:06
324文字
会話率:25%
201X年、地球はその姿を大きく変えた。
北の将軍様が始めようとした世界同時全面核戦争。しかしそれは失敗し、半島周辺地域を大量の放射線で汚染するとともに、地球規模での地殻変動、自然環境のさらなる悪化を招いたのである。
その50年後、各
国は核兵器ではなく多足歩行ロボットの開発に全勢力を傾けた。最早各国に戦争をするだけの余力はないものの軍事転用ができ、しかも頻発する巨大地震等による大規模自然災害救助にも絶大な力を発揮する多足歩行ロボットの必要性が高まったからである。
大洋州連合の日系移民三世ジュン・サカキバラは最新2足歩行型のテスト・パイロットであったがテスト中地下へと転落した、はずだった。
だがジュンの行き着いた先は異世界の日本でしかも内戦状態にあった。ジュンは開発途上の2足歩行の機体RX-175とともに、この知らない「日本」で生きることを余儀なくされる。
異世界転移ロボット物ですがバトル・シーンはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-22 14:54:19
114273文字
会話率:58%
今からおよそ1000年後の未来。世界各国で全面核戦争が起こったのち、荒れ果てた地球となってしまった。人々は絶望の中で、中には異能力を覚醒する者もいた。これは原因としては、大気に散った核物質である、と唱える者もいるが、真相は依然謎のままである
。また、異能力を持った者が、持たぬ者を迫害したり、圧政を敷いている事態も多発している。
かくして、そういう惨い状態の地球であるが、この惨い状態の地球でのあらゆる紛争の一番の争点は、「資源」や「食糧」の問題である。国家というものは存続しているものの、政治家や国民の自浄能力がなく、国内で暴動や殺人ばかり起こるケースが多く、法やそれを管理する国家も形骸化しているのが現状だ。そのような状況では、互いに協力しあって「資源」や「食糧」を発見や生産することもなく、個人の私物化、略奪のし合いが益々続くばかりである。そんながんじがらめの状況の「地球」なのである。
そんながんじがらめの「地球」の中で、ただ明日を信じて生きるとある異能持ちの少年と少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 02:59:53
20620文字
会話率:70%
全面核戦争で人類は滅亡。唯一生き延びたのは、地上への出入り口を破壊された地下核ミサイルサイトにたった二人だけ取り残された将軍とハロルド隊員だった。その彼らを救出してくれた宇宙人は、人類復活の妙案をハロルド隊員にした。
※本作は文章も画像化し
た(スマート本)形式の挿絵を使用しているので、小説家になろうで表記される文字数とは全く一致しません。
スマホ画面形式の挿絵は1画巣(がそう)、最大250字表示します。今回は14画巣使用しているので概算で3500字となりますが、挿絵の分も文字ブロックとして計算しているので読了時間は小説家になろう表示の半分以下だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-01 09:34:20
238文字
会話率:0%
あらすじ
1 ISSの復旧中に、地球上で核爆発が起こっているのをクルー全員が見る。
2 核爆発により世界各国に死の灰が降り注ぎ、人類は絶滅の危機になる。
3 ニュージーランドでは衛星放送、国外の電話、インターネットが不通になる。
4 主役ジョニーの登場。ISSから必死の脱出を試みたジェリーが、地球に無事帰還するが、カプセルから出られなくなる。
5 ジョニーは何かに急き立てられ、何故か父親のお墓参りに出発する。
6 この核戦争の原因は一人の欲深い男の仕業だった。アフガニスタンで起こった核爆発が原因で、各国は間違った判断を下して全面核戦争になって行く。
そして、意外な結末が待っています。
1 The International Space Station ISS causes a sudden
power failure.
All the nuclear weapons on the earth are launched
simultaneously, and without permission explode.
2 All the nuclear power plants also explode.
3 Radioactive fallout falls in every country in the
world by nuclear explosion.
And human beings become a crisis of extinction.
4 The shield of a mystery is expanded in the sky in New
Zealand.
And only this country is protected from a radioactive
fallout.
The airplane in New Zealand collides and explodes to a
shield.
And This story is waiting the unexpected end.
Thank you.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-27 22:00:46
201974文字
会話率:30%
人類の文明は全面核戦争により人類自らの手で、一度退廃した。しかし、人類は滅亡しなかった。多くの犠牲と、多くの経験と、多くの時間。人類は退廃した文明を取り戻し始める。
――月日は流れ平和交流学園が設立された。
文明は滅び、自然は繁茂した
。地球上には核戦争後の影響で生態が変化した生物……モンスター達が横行闊歩する地上になった。
――平和交流学園には様々な人間がいる。モンスターを討伐する人間。超能力を扱う人間。機械をこよなく愛す人間などなど。
そんな中、燈色竜児は自分の持つ超能力【ワンオーダー】で何ができるか、何を成せるかを考えていくことになる。
この物語は、SFっぽい皮を被った超能力学園物のはずです。
この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-07 21:06:07
32082文字
会話率:57%
バランスは崩れた。世界は破滅へと転げ落ちていく。全面核戦争の火蓋が切って落とされた。
最終更新:2012-04-15 14:20:56
655文字
会話率:0%
傷ついた。しかし、それは『生きる』とゆうこと。
21世紀初頭のことである。世界を巻き込んだ世界大戦が勃発した。後(のち)に、世界二分戦争と呼ばれる大戦である。
全面核戦争は回避したものの世界は荒廃した。国家の消滅と秩序の消滅。残ったのは戦火
から逃げ延びた人と新人類――テスタメント、兵士、兵器。そして、瓦礫(がれき)。
この世界で少年少女たちは生きて行く。実験台にされて、記憶を失って、手足を失っても生きる事を選んで、戦うを選んだ少年少女たち。今だ消える戦火に少年少女たちは、身を投じる。この“未完成な世界”で・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-28 00:32:54
50651文字
会話率:49%