祖父の死をきっかけに、平凡な高校二年生・陽彦の日常は静かに崩れ始めた。
神社で出会った謎の青年「神薙」、心に傷を抱えた友人と不可思議な妖異幻怪の数々。
そして突然現れた“不思議な小瓶”と“感謝を集める使命”。
すれ違い、孤独、不安――。
けれど誰かの想いを受け止め、優しさを集めるたび、
街に灯る“冥灯”は少しずつ力を取り戻していく。
初めての執筆作品です。
誤字脱字、設定の矛盾があったらすみません。
本作は完全フィクションです。登場する人物・団体・地名はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
誹謗中傷はご遠慮いただき、温かい目で読んでいただけたら嬉しいです!
出来る限り色んな物語を書きたいと思っています。
宜しくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:25:03
6463文字
会話率:38%
「おじいちゃん、聴こえる? ねえねえ」
「ふふふっ、聴こえてるよ。きっとね……」
「疲れてるみたいだ。もう休ませてやろう」
「あたしたち、明日また来るからね!」
「そうね、また明日来ようね……」
「そうだな……じゃあね、父さん……」
ああ、また明日……。そう声に出せないおれは、届いてくれと願いながら心の中でそう念じた。孫の元気いっぱいな声と息子夫婦の優しい話し声が遠ざかっていく。
やがて、「ご臨終です」「お疲れさまでした」と、そう聴こえた気がした。
瞼の向こうに感じていた病室の蛍光灯の光が徐々に暗くなり、そして完全な暗闇になると、過去の自分が映像となって浮かび上がった。それは、物心ついた辺りから始まり、青年期、成人期、壮年期、老年期、そして最後、【fin】の文字が浮かび上がると、再び目の前は明るくなり……。
「お疲れさまでした」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-27 11:00:00
2185文字
会話率:54%
他の女性ばかり見ないで! 私を見てよ!!!
同じ大学で彼と知り合う。
彼の方から私をナンパしてきたところから、私が彼に心惹かれてしまった。
彼の爽やかな笑顔に、優しい話し方が私の心にグサッと刺さった!
その後、、、どうなっていくのか、、
、!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 03:00:00
1919文字
会話率:49%
カネを怨む少年が、新天地でスラムの仲間を家族にして、カネの支配する世界と戦う、カネの無い世界を優しい世界を目指す、優しい話し。
スラムの人々、奴隷解放やゴブリン達を仲間にしてファミリアというカネのいらない町を作り、世界と向き合う、きっと人
はカネなんて無い方が一生懸命になれる、カネの為でなく大切な人達のために、そんな皆家族の様な町を作る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-10 14:54:43
28192文字
会話率:69%