僕は病室で目を覚ますと、そこには泣き腫らした目をした女ヤンキー……こと、鴫原が僕の手を握っていた。
どうも僕は、学校の階段ですっ転んでしまった影響で、記憶を失ってしまったらしい。
僕の友人を自称する鴫原は、失ってしまった記憶を取り戻す手伝い
をしてくれるみたいだ。
その代わりに「勉強を教えろ」と、高圧的な態度ですごんでくるが……僕、利用されてる訳じゃないよね?
「あ……の、さ」
「うん?」
「あたしたち、その……本当は友人関係とかじゃなくてな? なんつーか……ええと……」
「? 歯切れが悪いの、珍しいね」
「るせぇな。くそ……柄でもないことは、するもんじゃねぇな……」
そんなちょっぴり口の悪いカノジョと、僕の少し不思議なお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 20:00:00
1629文字
会話率:32%
キミはまた僕のところに戻ってきた!?
キミは、僕の手を握ってこう言った、、、。
『・・・ずっと、貴方のこの手に触れていたい!』
病院の小さな個室の部屋で、、、。
僕の手を握って、キミは静かに目を瞑り眠るように亡くなってしまった..
.。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-06 03:00:00
2340文字
会話率:27%
僕の手を握って絶対に離さないと言ったような感じで僕にケーキを食べさせてくれる女の子。そして僕の膝の上に座って甘えてくる幼子。さらに後ろから抱き付いてくる面倒見の良い子。最後は僕の願いを叶えてくれるという袴姿の幼女。こいつらが僕の頭痛の種だ
った。――いや、一番の頭痛の種は僕に寄生しようとしている妹だな。
女の子の姿をした化物達に寄生された少年の悲喜劇をご堪能ください。
題名を寄生から変えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 11:48:50
18483文字
会話率:36%
廃屋で肝試し。彼女はしっかりと僕の手を握っている。
最終更新:2010-10-08 16:58:56
200文字
会話率:9%