貧乏伯爵家の四女であるルクシーダは、ある日親に嫁入り先の決定を告げられる。だがそれはなんと、王国の二大公爵家の一つ、傍系王族であるゼークセルン家への嫁入りだったのだ。え? 貧乏伯爵家の四女が公爵夫人になるなんて無理じゃ無い? と驚くルクシー
ダだったが、そのお相手であるエルイード公子は、どうやら曰くのある人物のようで幾多のご令嬢にお見合いを断り続けられているらしいのだ。一体どんな人物なのか。ルクシーダの運命は。結婚生活の行方は? 結婚から始まる異世界恋愛とルクシーダの活躍を描くストーリー。カクヨムにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 10:41:35
51497文字
会話率:27%
アンナ・ヴァンフィオーレは王族である。王族の証である濃い金色の髪を持った彼女はとても美しく、学園での成績も優秀だった。けれど、アンナはあくまで傍系王族。王位継承権を持たない王族だ。アンナはフィオーレ王国法第三章『王族の掟』に従って、日々慎ま
しい生活を送ってきた。そんな立場のせいで、成人後の進路もほぼ決まっているようなもの……だなんて、アンナは決して諦めない!自分の好きなように生きて、自分の好きな人と結ばれる。そんな当たり前の人生を手にするために。卒業を間近に控えた十五歳の冬、国をも巻き込んだアンナの奮闘劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 18:00:00
66786文字
会話率:44%
日本人の男だった記憶しかない状況で、なぜかゲームでも漫画でも小説でもない異世界に悪役令嬢として転生させられました。
転生先は貧乏臭い子爵家。騎士団の要職をほぼ親戚で独占している傍系王族格の軍閥なのですが、領地は脳筋の家祖が無理やり開拓した山
の中。
男だったのがばれないようになんちゃってお嬢様をしながらじたばたもがいたら、思ってたのとはちょっと違う方向で上手くいって、文武両道に秀でた美少女との評判が都にも届くようになりました。
十二歳でお母様と同じ法薬師を目指して王都の魔導学園に入学したら、同級生に王族を辞めた第二王子の娘と孤児院からの特待生が居るのです。そして士官学校からは第一王子の息子の公子が。
破滅などするものですか。ファミリアの頭突きウサギビスケと共に、運命など打ち砕いてやりますわ。
この物語はフィクションです。実在する地名、流派などとは一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-10 18:02:46
119346文字
会話率:28%