ルシエル・プシューケー伯爵令嬢は殿下からの婚約破棄を潔く受け入れた。
全てはこの世界(貴族界)から逃げ出すために。
娼婦の母から生まれた非嫡出子として伯爵家に引き取られるものの、背中に鞭を打ち付けられる日々が苦痛だった。この痛みから解放
されるには、婚約破棄と身分返上が必要だ。
父親に何とか王に進言して側室になれと言われたけれど、もう耐えられません。
そう思うものの、なぜか最恐と名高いアフレイド・ケルベロス公爵様と婚約することに。
そしてあることに気づいていく。
公爵様はなぜか、私の前だけでよく髪が燃え上がる。
比喩などではなく、その赤金色の髪が魔力の暴走によって本当に炎になり、燃え上がるのだ。
「公爵様、髪が燃えています」
「笑わないでくれ。恐れられるのには慣れているが、笑われるのは…」
残酷な描写あり、は念のためです。基本ほのぼの日常系になる予定。
男のほうが少し受けで、女のほうが少し攻めなのが平気な人向け。
更新不定期折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 01:54:30
205548文字
会話率:37%
メイネス王国第三王女ボジェナは、実力でレヴィ王国国立大学の入学試験に合格をした。父からは国王の側室になれと言われたものの、彼女は学業を修めることしか興味がない。一方、彼女の世話役を頼まれたフリードリヒは、自分の立場を守る為に彼女の行動を注
視する。
側室になりたくない王女と、側室が要らないレヴィ王国側の、意見が一致しているのに噛み合わない話。そして学業に集中したいのに、恋愛感情に振り回される話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 18:21:25
182557文字
会話率:65%
フロディシア・アルバイン公爵令嬢はそれはもう美しい令嬢だった。
そんなフロディシアはとある日、王立学園でレイノール皇太子殿下から昼食を誘われるが…
彼は隣国の姫君と婚約をしている身でありながら、フロディシアに付きまとう皇太子だった。
側室
にはなりたくない。フロディシアは隣国へ留学を決めるのだが…そこへレイノール皇太子がやってきて。どうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 13:06:05
3849文字
会話率:33%
異世界に転生した仕事人間だった女が仕事をするため頑張る話。
前世で仕事に生きてきたから今生でも仕事がしたいです。私が悪役令嬢なのは知っているけどゲームのことよく知らないし、仕事がしたいから将来王妃様のような賢妃になって公務をしたい。ヒロイン
?側室になればいいじゃない。私は正妃で仕事するから。婚約破棄って言われたけど結婚します。
恋愛要素やっと少し入りました。ざまぁ後も少しですが書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-28 16:50:24
171919文字
会話率:26%