高校一年生、春、僕は、同級生の女子を庇って車に轢かれた。
車に跳ね飛ばされた体は勢いよく跳ね、そのまま頭からコンクリートの地面へと着地。
彼女の命を助けれた、その満足感に浸って僕はこの世とおさらばすることになった。つまりは、端的に言ってしま
えば、僕は....死んだ。
...と、思っていたし、そのはずだった。
暗転する視界、もんどりを打って僕の体が転がり出たのは、木漏れ日の指す明るい森だった。
訳も分からず周りを見回す僕の目の前に落ちていた一枚の紙片。
少しシワのついてしまっている紙、そこに書かれていたのは
『転生おめでとう!君はこの世界に選ばれたよ!頑張ってね!』
という文面と、端っこに書かれたレベル0、という数字。
「なんだこりゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
森にこだまする絶叫が、無責任な神による強制的な僕の冒険の始まりを告げていた。
(モチベと筆の速さの問題で一話あたり大体4000~7000時で小刻みに更新します。勢いで書いてるので題名は仮です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 23:00:00
96702文字
会話率:37%
この世界は『ステータス』が支配していて、俺はなぜかそのステータスを『編集』することができた。試しに職業を『真の勇者』、能力をすべてカンストさせたら村の人たちは俺を本当の勇者と勘違いしてしまった。でも俺はステータスを『編集』してもスライムす
ら倒せない雑魚のまま。勇者として送られてしまった俺は果たして無事に魔王を倒すことができるのか?!
「こちらに勇者様のハーレムを用意しました」「いやいらねえから!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 20:22:34
8828文字
会話率:33%
信仰心が薄れて、力を失った八百万の神々は――消えることを恐れず、むしろ現代技術と己の力を使って神生をエンジョイすることにした。
君筒神と笑笑神が立ち上げた神用動画サイト「godtube」は、激化する娯楽の要望に対して、異世界転生神とコラ
ボする。神界を利用して「異世界」を作り上げ、人々を「転生」させ、その様子を「生放送」として楽しむのだ。
転生者は「godtuber」として、神々のご寵愛もとい視聴数を競い合う。
これは、godtuberとして転生した、俺Yoeeeeeeな超お気楽者のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-15 23:36:05
8331文字
会話率:23%
ある日死んでしまった主人公は、女神によって異世界テスターに選ばれた。
テスターと言えば聞こえはいいが、実態は他の異世界転生する者達の為にその世界での必要スペックを調べるためのモルモットだ。
全耐性0、HP1、所持金0。
重力で死に、呼吸をし
ても死に、歩いても死ぬ。
与えられた能力は一身にヘイトを集めて優先的に敵から攻撃対象にされるヘイト・ギャザーのみ。
何度も転生の間と異世界を往復する史上最弱の転生譚がここに幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 20:00:00
40677文字
会話率:26%