一人暮らしの高校生・相羽深月(あいばみづき)は、家出と仕送りをループする情けない日々を送っていた。
そんなある日、隣に「天使みたいに可愛い少女」が引っ越してくる。
だがその正体は――マジで天使。しかも、信じられないほどボケカスなダメ天使だ
った!?
ゴミ屋敷から始まる奇妙な隣人生活。理不尽な命令、意味不明な信仰心の強要。
「私様は天使。あなたは従者。はい、決定」
現実逃避系男子 vs 天界最凶トラブルメーカー。
平穏な日常が終わる音がした――。
※本作は『お隣の天使様』をモチーフとしたパロディ風味の作品ですが、内容・登場人物・設定はすべてオリジナルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 05:10:00
17330文字
会話率:28%
トラックに轢かれたら異世界でした!
生きがいなしのアラフォーのオッサン、アサヒ。死んだと思ったら、のじゃロリの神様が「妾の信仰心を集める手助けをしてもらいたいのじゃ」だって!?訳もわからず振り回されるアサヒ。若い体に生まれ変わったり、美少女
を助けたり、チートで魔物を倒したり。いやいや……これ、ラノベでよく見る展開だからッ!!
ベタなことばかり起こるこの異世界転生で、アサヒはやっていけるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 01:00:00
13753文字
会話率:42%
「――私はここにいるのに、どうして前の私がここにいるの!」
アレッシアには神の後継になることを拒んだら殺された記憶がある。もしや転生した?にしてはいきなり少女スタートでややキツい。なぜならそこは様々な神が人間を支配する世界。信仰心と知識が
足りないアレッシアは落ちこぼれに落第した。
ある日『運命の女神』の神殿からお呼びがかかると、その他大勢でしかなかったアレッシアが再び後継の一人に選ばれてしまう。孤児院の友達に外の世界を見せるため、後継争いへの参加を了承するが、与えられたのは狼の頭を持つ戦士と、彼女へ忠実に尽くす不思議な男、そして新しい家族と住処だった。
主人公は成長しながら『運命』がもたらす役割の意味を知り、神々に翻弄されながらも時に出し抜き、大切な人達の心を救っていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 12:17:10
304431文字
会話率:49%
ブラック企業に勤めていた青年・相馬ユウト(27)は、ある日通勤中に事故で命を落とす。気づけばそこは剣と魔法の異世界。しかし彼の転生理由は“徳”でも“使命”でもなく──
「君の“愛”のエネルギー、規格外なんだよ」
目の前に現れた女神は言っ
た。ユウトは現世で10年以上、アイドルの「結月ほのか」のガチファンとして、誰よりも“推し”に情熱と時間、金、魂を注いできた。その“推し活エネルギー”が、異世界の神々の力の源「信仰心」と極めて近く、しかも尋常ではない濃度だったという。
つまり、
「推しへの愛が強すぎて、神の領域に踏み込んでた」のだ。
その結果、ユウトは転生と同時に超規格外の能力を得る。だがそれは“剣技”でも“魔法”でも“武力”でもない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 08:48:25
13003文字
会話率:34%
かつてありとあらゆる自然災害は、総じて人ならず妖しく恐ろしきものが引き起こしたと信じられ、人間はその恐ろしさを言葉に落とし込むことで認識し捉え、乗り越えようとしてきた。そうして人々は妖しく恐ろしきものは奇怪な風貌をとる恐ろしいものと伝聞し
、妖しく怪奇なもの、妖怪あるいは単純に妖などと恐れるようになった。
人間とは愚かなことに奇怪な岩など不自然なもの理解できないものを目にすれば総じて妖怪の仕業と畏怖するようになる。そしてこれこそが妖怪達の力となり存在そのものを明確にしていった。
時は西暦2000年、近代化に続くデジタル化という大きな世の変化は妖怪たちに想像のつかない影響をもたらした。
「えっ⁉身長が縮んだ…あれ何やこの膨らみは⁉」
「耳が4つあって気持ち悪い…」
「おれの自慢の○玉袋がぁ⁉」
そして妖怪達は気づく…自らの存在が愚かと蔑んでいたいた人間のこじれた念に、いや信仰心によって維持されていたことに。
そんな妖怪たちが現代のデジタル社会で過ごす日常の記録である。果たして妖怪達に明日はあるのだろうか…?
なお、記録にあたって基本的な情報を共有すべく、近代における妖業界における特筆すべき出来事を簡易年表として記す。
1872年 第一次近代化危機
文明開会に伴う天狗や鬼の山への疎開。その他の妖怪たちは神仏への隷属。丁稚働きを始める。
1945年 第二次近代化危機
神仏の現世からの撤退あるいは利率の良い国への転居開始。天狗や鬼の絶滅。妖怪が人間社会で労働に勤しむようなる。
2000年 ミレニアムショック
別名、裏2000年問題勃発。奇怪な形態の人化をする猫耳妖怪の出現を皮切りに、老若男女問わず獣耳少女にしか変化出来ない妖が現れる。これにより各職場でオネェ宣言や整形宣言をし職場を追われる妖が続出。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 20:20:00
15328文字
会話率:60%
『貴方様に星を壊す程の愛を』
世界創世の頃から生きているような化物の婿などやっていられるか。東の大国扶桑の元英雄『ヨージ・衣笠』は、偏執的で執拗で嫌がらせのように強大な力を持つ原初の龍『女皇陛下』の魔の手から逃げた先で、早速躓いた。
躓いた
結果死に瀕したヨージを救ったのは、産まれたての女神『シュプリーア』と、世間知らずの少女神官『エオ』であった。
恩義に報いねば、としてヨージは神シュプリーアを主神とした活動を展開し、その女神の奇跡『癒し』の力で彼女達に金の稼ぎ方、世の渡り方を覚えさせる為宗教団体を立ち上げるものの、最初に訪れた村は、一般的な村とはどうにも様子が違う。
村人の手伝いに右往左往し、村の実権を握る者へ工作をし、信仰を争うライバル女神を適当にあしらいと苦心するが、梨の礫だ。やがて、この村が、何かしらの理由で信仰心を抱かぬようになったのではないか、という疑念を抱く。
そんな中に現れたのは超自然の具現、人類を害する神の成りそこない『森の残滓』であった。
戦う事などもう懲り懲りだと思いつつも、降りかかる火の粉を払わない訳にはいかない。何もかもを捨てて逃げて来たその先で、ヨージ・衣笠はまた魔法を紡ぎ、刀を手に取ることになる。
殺害不可能といわれた男を殺して『英雄』と謳われ、『動く災害』とまで疎まれた男が、また生きる決意をし、新たな女神と手を結んだ先にあるものは、一つの村では収まらない、大きな世界の濁流であった。
創世の大樹達が見下ろし、"リュウ"が支配し、大宗教が人類を治めるこの世界を、新生弱小宗教『治癒神友の会』が征く冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 21:18:38
2386534文字
会話率:60%
満月の日にしか目覚めることができない主人公は、父の言いなりのお人形として生きていた。
父が作った『月夜の会』という集会で語られる、『月光姫』という神に選ばれた貴族出身のお姫様のこと。そのお姫様に会うための知識。
それらの嘘を教え込まれた支
持者(ファン)が、『月光姫』である主人公を、崇め讃える。
しかし、本当は、『月光姫』は崇められるような人間ではなかった。その集会の裏で行われる、父の残虐な人殺しに、付き合わされていたのだ。
早くこの苦しみから解放されたいと願いながら日々を生きることに疲れてきた頃、街を歩いていた時に、街案内をしてくれるという男性に出会った。
このことがきっかけで、自分自身について考えさせられる主人公。
一方その男性も、彼女と出会う中で考えることがあるようで・・・・。
二人の人生が交わったことで明らかになる、残虐な真実と、その結末とは!?
☆ベルア・シアン(ベルティーア)
シアン男爵家の令嬢。
月光姫として多くの貴族に崇め讃えられる。
満月の日にしか目覚めることが出来ない。
☆リオセスリ・テスロ
テスロ公爵家の子息であり、街で出会ったベルアに惚れる。行方不明になってしまった父を探している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 13:00:00
26336文字
会話率:45%
豊かな自然に囲まれた、地方の小さな神社「水杜(みもり)神社」。その神社の跡取り娘で、女子高生巫女の**宮森 詩乃(みやもり しの)**は、真面目で責任感が強いしっかり者…のはずが、少しおっちょこちょいなのが玉に瑕。彼女は、神社に祀られている
土地神様の世話という、ちょっと変わった役目を担っていた。 その土地神様・ナギは、人々の信仰心が薄れたせいで力が弱まり、気まぐれで食いしん坊な、見た目だけは可愛い少女の姿で現れる。普段はぐーたらしているナギだが、実は数百年を生きる存在で、深い知識や、忘れられた存在ゆえの寂しさを抱えていた。ナギの姿は、基本的に詩乃にしか見えない。 ナギの気まぐれ(「甘いものが食べたい」「退屈だから面白いことをしろ」)に振り回されながらも、詩乃は巫女として、そして友人として、一生懸命に神様の世話を焼く。時には、ナギの残り少ない神通力(と詩乃の知恵と体力)で、街で起こる小さな異変――力の弱いナゴリや、いたずら好きなあやかしが原因のトラブル――を解決することも。 人間と神様、世話焼き女子高生とぐーたら少女神。共に過ごす賑やかで温かい日々の中で、二人の間にはいつしか特別な絆が芽生え、淡い恋心が育っていく。ほのぼの時々ちょっと切ない、人外お世話系・年の差(?)ほっこり百合ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 20:30:00
17003文字
会話率:40%
友人の結婚式の日に遭遇した狐のコスプレイヤーのハクと仕事で再会した琴音は、不思議な体験と後輩の隠された秘密に巻き込まれてしまう。
短編1話完結。信仰と愛の絆を描いたファンタジックな物語。
最終更新:2025-06-11 21:31:55
6429文字
会話率:43%
神は運次第で決まる・・・この世界では信仰心による祈りを捧げ、神が出るかどうかがランダムの「ガチャ」を引ける。
一方で、信仰は努力に勝てないのではという事が近年発覚し、信仰するか努力するかで揺れ動く子供達・・・その中で、努力を信じる少女と、親
に捨てられ神に救われ生きながらえた少年の話が今始まる・・・。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-11 07:00:00
56966文字
会話率:36%
異世界に転生して神様業を引き継ぐことになったカイト。転生前に好きだったゲームといったご褒美につられて、初心者ながら神様業を開始。
神樹という、この宇宙の根本となる仕組みを支えつつ、相棒のオオアルマジロに助けられながら、加護するヒュム
族の人々の生活を豊かにするため、様々な問題解決を進める毎日。
ダンジョンをつくったり、ダンジョンのアイテムや仕組みをつくったり、いろんなジョブをつくったり。ヒュムの人々を育て、かれらの生活をより豊かにしようとする。
他種族との争いや、他の種族の神々とのトラブル等、ご近所問題の解決も引き受けながら、神様として成長を遂げていくカイト。
ついうっかり失敗して、世界の理を変えて大問題になったりもするけど、信仰心を集め、神樹を育てることで自らの成長(神威格上げ)を果たしながら、様々な能力(神権)を使って問題解決を進めた転生者の神様業をまとめた創世の神話。
===
メインストーリーは完結しました。
現在、そこでは書ききれなかったエピソードを、ぼちぼち更新しております。
番外編にまとめております。
===
現在、マッチポンプのその後の物語を別タイトルで更新しています。
「やがて神となる少年は恋愛に夢を見すぎている」
引き続き、カイトたちの様子をご覧いただけましたらありがたいです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 17:00:00
1384098文字
会話率:47%
生まれ変わると、貴族令嬢に生まれていたエレシア。
二度目の人生を謳歌するんだ!と生き込んでいたが、前世でミッションスクールに通い日々祈りを捧げていたのが運の月で、伝承にある“聖女の祈り”を言ってしまい、聖女としての力を発揮してしまう。
「
神とか信じてないし。信仰心も何もないし。聖女止めたい、ほんとに無理……」
そう日々愚痴を零していたエレシア。
そんな彼女の前に、「自分こそが真の聖女である!」と名乗り出た令嬢が現れた。
「お前は偽物だったんだろう!僕を助けてくれた彼女こそが本物の聖女だったんだ!だから僕はお前ではなく、真の聖女である彼女と結婚する!」
王子と、王子の傍で涙を流す令嬢。
(神様、ありがとうございます!)
その光景を前に、エレシアはかつてないほど、神への感謝の言葉を述べた。
・
脱・聖女希望のエレシア。
短く、ざまぁとロマンスを楽しみたい方にオススメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 05:11:30
10886文字
会話率:38%
――最高のイヤミスができてしまったかもしれない。健康状態が悪いときには読むべからず。最悪の、胸糞悪い結末にあなたは耐えられるか?――
白い壁、ステンドグラス、悲しげなオルガンの音。祭壇の奥には白い棺。幼馴染のマリアの母親はもういない。でも、
彼女は教えを守り、清らかで安らかな最期を迎えたはずだ。葬儀でのマリアは、悲しみながらも強く生きていく覚悟が見えた。小学五年生の僕はマリアのそばにいて、守ってあげようと思った。
だけど、太陽がジリジリとアスファルトを焼く、真夏の暑い日に、僕は変わり果てたマリアの姿を見つけてしまった。警察は自殺で調べているみたいだけど、信仰心の篤いマリアが自殺なんてするわけがない。僕は、マリアの兄のヨウスケさんと、知り合いの警察の立花さんと一緒に、必ず犯人を見つけると誓ったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 00:15:26
25682文字
会話率:39%
2085年、突如として現れた異型の怪物『キマイラ』によって、人類は存亡の危機に直面した。
絶望の中、救いの手を差し伸べたのは、テンプル聖教会という宗教組織だった。
彼らはお伽噺に登場する騎士のように、キマイラを打ち倒し、人々に希望をもた
らした。教会は人類守護機構『聖郭騎士団』を設立し、信者たちは教会の庇護の下、平和な日々を享受することとなった。
2098年、聖郭騎士団はユーラシア大陸全土を守る巨大組織へと成長し、旧日本の極東エリアに設置された教会でシスターとして仕えるアーシャリアは、平穏な日々を送っていた。
彼女は幼少期から教会で育てられ、信仰心が強く、他者を助けることに喜びを感じていた。しかし、彼女は時折見る悪夢に悩まされていた。その夢の中で、彼女は自らの内に眠る怪物とその葛藤を感じ取っていた。
ある日、些細な出来事がきっかけで、アーシャリアの平穏は崩れ去る。
アーシャリアの体を借りた彼女は心の内に語りかける。
「私はエクリティア。かつて神を信奉し、裏切られ、そして神に弓引いた怪物だ。」
エクリティアの記憶の断片から教会の裏を知ることになったアーシャリアは、教会との決別を決定させる。
アーシャリアは、残酷な真実と自信が人ではなくなることへの葛藤を抱えながら、それでも真実を求めて進む。
彼女の選択が、平和な世界を脅かす新たな危機を招くのか、それとも人類の希望となるのか。
※ この作品はカクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 23:36:16
60734文字
会話率:15%
万葉の里、古の都 奈良県。
信仰心を忘れたこの時代に春日大社より修行に降り立った神鹿の子供「ムジカ」と
仏の罪により鹿に姿を変えられた「おっちゃん」のコンビが巻き起こす
ちょっと不思議で面白く、暖かな物語
最終更新:2025-04-30 15:01:19
16931文字
会話率:52%
世の中にはわからないことがたくさんある。
この情報にあふれた世界で正しい情報を選択することも難しい。
仏教では、悟りの果てに解脱しニルヴァーナ(涅槃)を目指す。
キリスト教では、信仰心があるものは天国へ行き、悪行をしたものは地獄へ行く。
こ
の地球という3次元時空間とは何なのか。
量子力学での2重スリット実験での素粒子の動きは何を意味するのか…
「色即是空」
色是即ち空である、空即ち色である。
点と点が繋がり始める。
橘司は、統合失調症を発症し仕事を退職していた。統合失調症を発症し、警察に捕まりその後、精神病院に入院し様々な人と出会った。橘は、毎日考察していた。はたから見れば妄想と片づける人もいるだろう。しかし、橘が病気により経験したことは、とてもじゃないが、人知を超えた力が働いたような気がしてならなかった。
この世界には何か目に見えない力が働いている…
橘の考察をこの小説では紹介する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 12:32:44
8928文字
会話率:33%
異端審問局のシスター・エレノアは、吸血鬼討伐を生業とする才腕の持ち主。高潔な信仰心と冷静な判断力を併せ持つ彼女は、異端審問局では「猟犬」の二つ名を与えられていた。
一方、異端審問官ブラザー・ギャラハッドは、豪胆かつ真っ直ぐな性格ゆえに「猪突
猛進の猪審問官」と呼ばれる男。エレノアを信仰の道へと導いた張本人でもある彼は、まさか自分が彼女に恋をする日が来るとは思ってもいなかった。
「互いに聖職者なのだから、この想いは許されない」――そう心に決めた二人だったが、皮肉なことに彼らは“アンラッキースケベ”の宿命を背負っていた。まるで神の試練のごとく次々と色っぽい事故が発生。おまけに周囲の者たちは何かと誤解し、妙な後押しをしてくる始末。
果たして彼らは「信仰」と「恋心」の狭間で揺れる感情に折り合いをつけることができるのか? それとも、どこかの吸血鬼より先に己の理性が滅びるのか!? 神と己の理性を賭けた、笑いとドキドキ満載のラブコメ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 00:00:00
239224文字
会話率:29%
瘴気によって蹂躙される世界で、少女・クロリスは神に縋ることはなかった。自らも、姉も助けてくれない神に願うだけでは運命から抗えないと知っていたから。
最も信頼できるのは姉で、神ではない。
けれど、信仰心はなくとも頭を下げることに抵抗はな
かった。“力”があれば、姉を支えることができる。それが姉の手助けになるならそれでよかった。
それでも、二人だけで運命に抗うことはできない。生きるために傭兵団を設立して、力を蓄えて、過酷な世界を生き延びようと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 07:20:00
8954文字
会話率:27%
王国は140年前の内戦により権威を失い無数の諸侯や傭兵、犯罪組織によって混沌の戦国時代となった大陸。能力や信仰心が鍵となる修羅場を生き残れるのか?これは1人の少年が時代の転換点を駆け巡る王道ファンタジー。
最終更新:2025-04-19 23:35:54
26082文字
会話率:58%
スズカは知りたかった。
亜人と言うだけで、何故こんなにも、酷く悲しい思いをするのか。
何故こんなにも、惨めに暮らさなければならないのか。
ボロを纏い、残飯を漁りながらも何とか繋いで来たこの生命。
スズカは強くなりたかった。
母から貰った心
を支える信仰心と、名も知らぬ人から譲り受けた、身を守る術。
そして、自分を助けてくれる、たくさんの人たちとの友情とが歩ませる未来。
「あの青天の空を横切った、黒き彗星の意味を探しに……」
最強の竜人族が、一夜にして最弱の亜人に貶められた、あの日との決別。
竜人族の少女、スズカの挑戦が今始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 12:28:29
78382文字
会話率:30%